筋膜性疼痛症候群(MPS)

患者さんから、「治療関係のお話を・・・」というリクエストがありましたので、筋、筋膜性疼痛症候群(MPS)の事を書きます。(以後筋筋膜性疼痛症候群→MPSで)
MPSは、おおにし整骨院のホームページからウィキペディアにリンクしています。

今の整形外科的診断では「説明できないこと」や、「論理的におかしな説明」が多いのです。
たとえば、腰痛の85%は原因不明だと言われます。(解剖学的見方に偏りすぎ?)
NHKの「ためしてガッテン」でもヘルニアは腰痛の原因ではないとの放送もありました。
ヘルニアがあってもなくても腰痛の原因とは考えられないのです。
MPSでは、ヘルニアはもちろん、脊柱菅狭窄症、腰椎滑り症、分離症(成長期の子供を除く)も腰痛の原因ではないと考えます。

また、レントゲンでは骨(MRIで半月板、靭帯,筋肉など)は見えますが、「痛みを見ることはできないのです
そもそも、それ(画像診断)に頼って「痛み」を診断しようとすることがおかしいのではないでしょうか?(生理学的視点が抜けがち?)

整形外科的なものに関して、痛みを感じる組織は、皮膚、骨膜(骨の表面)、筋肉、筋膜、腱、関節では靱帯、関節包、半月板の外側1ミリ、等。その他、血管、内臓、軟部組織などです。
対して、痛みを感じないのは、軟骨、骨組織そのもの、半月板、脊髄神経根です。
「あれ?」と思いませんか?
レントゲンで映る部分や軟骨、ヘルニアに関わる神経根は痛みを感じない?
それこそが問題なのです!

今、はやりのコンドロイチン、グルコサミンは軟骨を増やし痛みを軽くする?・・・これもあり得ません。(アミノ酸として吸収され、体が軟骨成分として再合成する確証はありません)
そもそも、軟骨や骨組織は痛みを感じないのです。軟骨を増やすことと、痛みを取ることとは別のはなし。!(骨の表面の膜は痛みを感じます・・・これが骨折の痛み)

ではなぜ腰や膝などを痛く感じるのでしょう?
答えは、痛みを感じる皮膚、骨膜(骨の表面)、筋肉、筋膜、腱、関節では靱帯、関節包、半月板の外側1ミリ、血管、内臓、軟部組織にあります(もっと言えば、痛覚神経や脳も)

「この患者さんはいったいどこで傷みを感じているのか?」そのことを実際に体を触って、お話を聞き、原因をさぐっていくのが治療の根幹だと思います。
(整骨院ではマッサージ云々よりも、体を触り痛みの原因を探ることが一番の仕事です。その次に、治療としての手技が活かされるわけで)
 
MPS
では筋肉や筋膜、腱が、もっとも多く痛みの原因を引き起こす場所であると考えます
つまり、腰痛の85%(実際にはそれ以上)の原因はストレスではなく、筋肉と筋肉を覆っている筋膜だと考えられるのです。 
・・・でもそれもすべてではなく、もう少し踏み込んだ研究も必要だと個人的には思っていますが。

もっともっとお話することがあります。痛みを感じる「脳」の話。痛みを伝える「神経」の話。
これが生理学的説明になるのですが・・・

皆さんこんな話のほうがいい?


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by s-onisi-seikotuin | 2012-06-26 23:27 | 治療 | Comments(0)  

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