筋膜性疼痛症候群(MPS) №2

この3週間くらい、ゴルフをすると、左肩が痛むのです。昨日も練習中にボールを打つインパクトからフォロースルーにかけてかなりの痛みが出たので、今日は自宅で自分を治療です!

自分の痛みは非常に勉強になります・・・年々増えてる?・・・歳、歳! 

自分でさわれる範囲で自分の肩の痛む所をさわっていきます。もちろん痛みの動作(インパクトからフォロースルー)で使う筋肉を頭に入れておいてですよ。

左肩の前と後ろに強い圧痛があります。ここは典型的な肩の痛む場所で、いわゆる関節包の中の軟骨や靱帯の問題ではありません。
肩の周囲にある筋肉の問題で筋、筋膜性疼痛症候群による痛みです。
では、どの筋肉が痛んでいるのでしょう?
表面に近いアウターマッスルなら軽くさわってもわかりますし、簡単な動きで痛むのです。しかし、私の肩の痛みは、自分でも場所がよく分からない痛みであることと、痛みの動作の推測からインナーマッスルのものだと考えられます。

触っていくと、棘下筋(きょくかきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)、広背筋(こうはいきん)、大円筋、菱形筋(りょうけいきん)、上腕三頭筋などに圧痛(押さえると傷む)が出ています。
これらの筋肉を、触れる所は手で、触れない所は、仰向けに寝て、肩の下に4㎏の鉄アレイを置いて自分の体重をかけることで圧迫していきます。(硬式テニスボールでもいいですよ)

指で圧迫するとけっこう痛いんです・・・何も知らない患者さんなら、不安で、触るとよけいに痛くなるんじゃないか?骨が痛んでるんじゃないか?と思われるかもしれませんね。
でも筋肉の痛みはそのくらい痛いんですよ。
これが、筋、筋膜性疼痛症候群の痛みです。
・・・ゆっくり時間をかけて・・・
トリガ-ポイントに関わるそのほかの筋肉も圧迫して痛みを取っていきます。
自宅でできる治療はこんなところですね。治療所に行けば、アキュスコープやハイチャージで、もっと効率よく痛みを取れるのですが、手技や、筋肉を圧迫することで血行をよくしたり、筋肉の持続的な緊張を取ることで、かなり症状は緩和されます

また、左肩をかばってゴルフの練習をしたために、右サイドを使ういつもと違う運動動作になり、昨夜から腰も痛かったのです。
思った通り、右の腸腰筋(ちょうようきん)に強い圧痛が・・・(腰の痛みに関わる筋肉)
ここも、自分でセルフ治療!

こんなふうに、1カ所に痛みがあると、別の場所に負担がかかり、さらに痛みの箇所が増えていくのが、筋、筋膜性疼痛症候群の特徴でもあります

治療中、痛みの場所以外にも関連する所を触っていきますが、そういう意味があるんです。

自分の痛みなら触ればすぐにわかりますが、患者さんの痛みは聞くしかない!
だから、治療しながら、痛みの原因を聞き出そうと・・・
どこが痛い? どんな感じで痛い? どんな動作をすると痛い? としつこく聞いていきます。実は、こうやって痛む場所を探しているんです!

MPS研究会へ
おおにし整骨院ホームページ(新) へ

by s-onisi-seikotuin | 2012-07-16 18:44 | 治療 | Comments(0)  

<< 日曜ポイント杯 №2 モーツアルト、ピアノ協奏曲20番 >>