スキャプラプレーン
2012年 08月 02日
マレー選手とフェデラー選手が戦っていたのですが、フェデラー選手の正確で強烈なフォアハンドストロークに感動しました!
まあ、むか~し私がやっていたテニスもどき(?)とは別次元のシロモノでございました。
一番感動したのが、どこで力を入れているのかわからない程しなやかなラケットさばきと、正確にスキャプラプレーン上でインパクトができているってことです。
超一流選手ほどインパクト(ボールとラケットが当たる瞬間)で効果的に力を伝えるので、力感がないのにすごく強いボールを打っています。
これは、卓球やゴルフ、野球でのホームランの瞬間、豪腕ピッチャー、バレーボールのスパイクにもいえることです。
インパクトやボールをリリースする一瞬は、体の下半身からのほとんどの力を伝えるため、
100の力が100の力で伝わる必要がある大切な瞬間!
ここで、すべての人に共通の動作基本として、「スキャプラプレーン」が重要になってきます。
「スキャプラプレーン」ってなに?
肩甲骨の前への傾きのことです。肩甲骨と両腕は背中に対して真横に生えているのではなく、
斜め30~40度くらい斜め前に向いているのです。
この傾きの面が「スキャプラプレーン」とよばれています。
「スキャプラプレーン」の上にテニスのフォアハンドであれば、インパクト時に上腕と前腕がそろっていれば、体幹からの力が最も伝わると同時に自分の思った通りにコントロールができるのです。
「スキャプラプレーン」はいわば「魔法のインパクトが可能になる位置」です。
オリンピックでもフェデラー選手が出場しています。
録画してコマ送りでインパクトの瞬間を「スキャプラプレーン」を意識して見てはいかが?
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by s-onisi-seikotuin | 2012-08-02 19:56 | スポーツ | Comments(0)