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4スタンス理論の考察  (改)

4スタンス理論は姿勢がカギ?
ゴルフ4スタンス理論という本(廣戸聡一先生著)も買いまして
・・・その考察を(わかる人にはよくわかる!)

人間の姿勢で体の動かしやすさは色々と変化します。
それを考えて4つのタイプに分けて説明していると思います。

人間の身体の動かし方にA1 A2 B1 B2という4つのタイプがあり、そのタイプ別にスイングを作り上げていくと上達が早いという説明です
何年も前から、知っていましたが、しっかりと考察するのは初めてです。
はたして私の考察が当たっているのかどうか・・・

AタイプとBタイプと1タイプ、2タイプは姿勢で分かれると考えられます。
Aタイプ骨盤の前傾し、胸の張った人(つま先体重
Bタイプ骨盤の後傾したちょっと猫背気味の人(かかと体重)です。
Aタイプの人は股関節の回旋と肩関節の後ろへの可動域(動きやすさ)が広く、前腕が回外し(手のひらが上を向く、写真では正面)小指、薬指に力が入りやすくなります。
Bタイプは股関節が動きにくい。肩関節の前への可動域(動きやすさ)が広く前腕が回内し(手のひらが下を向く、写真では後ろ)人差し指、親指に力が入りやすく指全体を握りやすいという特徴があります。

その上で、1タイプは足裏の内側で体重を支える人、2タイプは足裏の外側で体重を支える人と分かれます。
1タイプ・・・ 内側で支える人は内股、X脚
2タイプ
・・・外側で支える人は外股、O脚と考えられます。
下の写真で 上左2つがA1、上右2つがA2  下左2つがB1、下右2つがB2のモデルです。
特徴を非常に強調していますが・・・

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Aタイプのように、骨盤を前傾させると背筋が伸び、胸を張る姿勢になりつま先に体重がかかります(正座もこの姿勢)。いつもお話ししている通り、股関節が動きやすくなり、身体の回旋が股関節を中心に体を入れ替えるように動けます。また、胸を張ることで肩甲骨が動きやすくなります。ゴルフのアドレスでは前傾が深くなります。スキャプラプレーンが身体の回旋と連動しやすい位置に来るので、身体をひねる動作の多いスポーツではぜひ獲得したい姿勢だと思います。肩から腕はやや後ろ、手のひらが上を向き(前腕回外)小指薬指に力がはいりやすくなります。(日本人には少ない姿勢)

対してBタイプのように骨盤が後傾していると、残念ながら猫背になり、かかと側に体重がかかりやすくなります。出っ尻の姿勢で猫背にはしにくいでしょ?骨盤の後傾は股関節の動きを制限するため、身体を回旋させる時には足首から膝、腰、胸まで全体を使ってひねる必要が生じます。運動動作としては片方の足を軸にして体をひねると回旋しやすいと考えられます。猫背だと、腕は前にいき、手のひらが下を向き(前腕回内)親指人差し指に力がはいりやすくなります。ゴルフのアドレスでは前傾が浅くなります。(日本人に多い姿勢)


タイプ 1 と 2 については
外股、O脚は足裏の外側に体重が乗りやすく、内股、X脚は足裏の内側に体重が乗りやすくなります

これが、4スタンスの基本4パターンだと推測しますが、どうでしょうか?

ここから、パラレルタイプとクロスタイプについての新しい考察です。
パラレルタイプはA2,B1
クロスタイプはA1,B2    です。

Aタイプは骨盤の前傾し、胸の張った人
Bタイプは骨盤の後傾し、猫背の人
1タイプは内股、X脚
2タイプは外股、O脚

・・・です。
そこで、それぞれの姿勢をとって片足立ちをしてみると・・・
パラレルタイプのA2,B1は反対の足が片足立ちしている方の足と平行にしたときに安定します。
クロスタイプのA1,B2は反対の足がクロスしている時に安定します。

すなわち片足でバランスを取ったときに、反対の足がどの方向に向いていると安定するかでタイプ分けされるということです。
キック動作や身体のねじりやすさもこれで説明がつきます。    



この姿勢パターンの組み合わせを考えて動作を解析していると思いますが・・・(大変な研究だったと思います・・尊敬!)
実際に会っていない人のタイプ分けをするには画像で判断するしかないわけで、こういう見方で判断されているとしか思えないのですよね。


イチロー選手、石川遼選手がAタイプ、松井秀喜選手、池田勇太選手がBタイプだというのはわかりやすいですね。(ちなみにスクエアアドレスはAタイプです・・・私自身はB2タイプ)
しかし、タイガーウッズ選手と宮里藍選手が同じA2タイプだという説明がありますが、体の使い方は違うと思うのですが・・・みなさんはどう考えますか?
また、自分の姿勢を変えれば・・・という疑問も
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★タイムリーなことに 今日(11月13日)週刊ゴルフダイジェストに4スタンスが特集されていました。私の考察がかなり当たっているように思いますが・・・ (^_^)

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by s-onisi-seikotuin | 2012-11-11 22:04 | スクエアスイング | Comments(0)  

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