膝軟骨再生医療 続き

膝の軟骨が減ることで痛みが出ると言われる「変形性膝関節症」についてもう少しお話します。

何度もブログでお話していますが、軟骨や半月板それ自体には痛覚神経が存在しません
だから、たとえ、軟骨同士がこすれあったとしても、痛みを感じることはないのです。

以前、テレビで東京の整骨院の先生が、膝関節のスペシャリストとして取り上げられ、施術した後に痛みを感じなくなった患者さんが杖を忘れて帰る・・・なんて事が多いと放映されていました。
もしも、軟骨のせいであるなら、その施術中に軟骨が再生したから痛みが無くなったってことになりますね。
でもそんなことはあり得ません。

ゴッドハンド?・・・気功?・・・不思議な術?・・・だからでしょうか?

確かにすごい手技をお持ちだと思います。
でも同じ事が出来る整骨院の先生も沢山いると思います。
大した技量のない私ですら、患者さんを杖無しで帰っていただく事が多々あります。
少しの手技技術を習得すれば、同じ事が可能です。
軟骨を増やすことで痛みを取るわけではないのですから。

膝の軟骨が減ってしまうと、でこぼこになった軟骨同士のかみ合わせが悪くなることで、レントゲン上でも確認できないくらいの微細な「ズレ」=「ロッキング」が起こることがあります。

急な動きやちょっとした動作で膝をひねった(ねんざ)時や、正座崩しで持続的に膝がゆがめられた時などに「ズレ」る事があります。

立つことすら困難な痛みが急に起こります。
微細な「ズレ」ですが、ズレが自然に戻るか、施術者が整復して戻すまで強い痛みが続きます
膝関節が「ズレ」ることによる関節包のストレスが原因ではないかと思います。

こんな場合は、「ズレ」=「ロッキング」を戻してやるのが最も有効な治療になります。

鵞足炎や膝裏の痛みもこの「ズレ」が原因の場合が多く見られますので、当院で膝の状況を診る場合には「ズレ」のチェックは欠かせません。

「ズレ」を戻してやると嘘のように痛みが取れるのです。

もちろん、長時間の「ズレ」の後には、必ずひずみによる炎症が起こると考えられますので、アキュスコープによる治療も欠かせません。


また、こんな微細な関節の「ズレ」=「ロッキング」は膝以外にも起こります。

体重を支える「足」には沢山の小さな関節が存在しますが、ここにも同様の「ズレ」は多く発生します。
少しの矯正、整復だけで痛みは消えてしまいます。

よく言う仙腸関節や腰椎、胸椎、頸椎、時には肩関節にも起こります。
(もちろんレントゲンで見破れない程の微細な「ズレ」ですよ)

これらを見破り、手技で整復(元に戻す)することも、非常に有効な治療であることを多くの患者さんに知って頂きたいと思います。

また、来ていただいた患者さんには、一刻も早く痛みが取れる事を実感していただけるように全力で施術していくつもりです。

☆今年6月、米国整形外科学会では「変形性膝関節症」の治療に「ヒアルロン酸関節内注射」は推奨しないとされました。
この事の意味は非常に大きいですね。

東大阪 長田 おおにし整骨院







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by s-onisi-seikotuin | 2013-11-04 22:17 | 治療 | Comments(0)  

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