ジュニアのスポーツ傷害(ゴルフ編)その4

4)膝

比較的ゴルフでは傷害の少ない箇所ですが、以前のタイガーウッズ選手も膝を痛めたように、使い方によっては非常に負担のかかる場所です。

膝を曲げた状態で体重がかかり、内や外にねじられることで傷害がおこります。
特に膝の内側の関節の境目や鵞足(がそく)と呼ばれる脛骨の内側に強い痛みが出やすいでしょう。

テイクバックでの体重を右膝中心に受け止めたり、インパクト以降で左膝が流れて、左膝だけで体重やパワーを受け止めていると危険です。
股関節が機能しにくいアドレス(腰が丸まった姿勢)をしていると、テイクバックやスイングで膝が右や左に流れやすくなります
インパクト付近で右のかかとが速く上がりすぎて、左右の膝がねじれすぎてしまうスイングになるので注意してください。
股関節が使えずにバタバタと膝が動くスイングでは膝に負担が大きくなります。

これも股関節を使う姿勢でアドレスし、「骨格で支え、反射を使った運動動作」を覚えることで傷害を予防できます。
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5)首

人によっては、練習のしすぎで左の首から左肩にかけての傷みが発生しやすくなります。
アドレスが猫背の人、頭が下がっている人によく起こります

いわゆる「寝違い」と呼ばれる症状で、首を左右のどちらかに回旋させようとすると強い痛みがおこり、スイングができなくなります。
前日に力を入れて練習をしすぎてしまうと、翌日の試合で首を回せないようなことがおこるので注意しましょう。
いわゆる「寝違い」であれば1週間もすれば傷みはほぼなくなりますが、くせになりやすいので何度もなってしまう人は注意しましょう。

ジュニアには少ないですが、腕から肩、手先にもしびれや痛みを感じる人は、受診されたほうが良いでしょう。
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6)ジュニア期の練習方法の考え方

ジュニア期は筋骨格系よりも脳神経系の発達時期です
4~5年生ぐらいまではいろいろな運動動作を学んだり、バランス感覚や様々な基本技術を学ぶ時期です。
今の子供達と違って、昔の子供たちは、外でいろいろな遊びをしていました。
考えてみれば例えばメンコ(べったん)で遊びながら、いつの間にか投げる動作を学び、鬼ごっこをして走り回るうちに走り方や瞬時に方向を変える身体の動かし方を学び、木登りや石けりでバランス感覚を養うなど、遊びが運動神経の発達を促していたと考えられます。

ジュニア期はゴルフだけではなく、他のいろいろなスポーツも体験することが大切なのです。
石川遼選手もゴルフだけでなく、サッカーや陸上競技をやっていたといいます。

走るという運動動作には運動をしていく上で大切な要素が数多く含まれています
たぶん、彼も走るという動作で下半身の筋力アップ以上の「正しい姿勢」という財産を手に入れたのだと思います。(それは彼のアドレス姿勢からみてとれます。)

また、ジュニア期のゴルフの練習では、ショットに多くの時間を割くよりは、正しいアドレス姿勢やアプローチやパターなどの技巧性の必要な動作に時間を割くほうが良いと思います
でも、ボールを遠くに飛ばせるドライバーの練習なんかのほうが本当は楽しいですけどね。
いずれにしてもゴルフを楽しむことが一番大切ですよね。

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コメント頂いた かずくんさんのブログ

by s-onisi-seikotuin | 2013-12-10 00:08 | 治療 | Comments(0)  

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