三人の師

柔道整復師という仕事を志して以来、私には三人の「師」と呼べる人がいます。

一人は「A鍼灸整骨院」のA先生です。
その先生と私は共に専門学校で学んでいたのですが、A先生はすでに鍼灸の資格もお持ちで、鍼灸整骨院で働きながら学校に通われていました。
私は、その頃、昼は自営業、夕方5時から専門学校の授業・・という毎日でした。
家族もいる状態で、転職・・・という時でしたので、授業や臨床の座学について本気で頑張ろうと考えていました。
入学間もない日の授業後、A先生が私に「基本は生理学と解剖学の勉強をすると良い」と声をかけて下さいました。
「なぜ私に声をかけてくれたのか」と問うと、「真面目に勉強しようとしているから」との答えでした。
それから「生理学」「解剖学」「機能解剖学」を中心に必死で勉強を始めました。
私の事ですから、どこかで遊びの要素がないと続かないので「ゴルフスイングの解析」をからませて勉強しました。

今、「スクエアスイング」「スクエアアドレス」としてブログに載せているお話は、ここから転機を迎えて始まったものです。

整骨院での仕事は「生理学」「解剖学」「機能解剖学」という基本が理解できないで、技術ばかりを追いかけていると「治療の迷路」にはまってしまいます
様々な治療、治療技術がありますが、「その治療がどのような理由で、どのような効果をもたらすものなのか」が解らなくなるのです。

勉強の基本を教えて下さったA先生には今も感謝でいっぱいです。

現在も「生理学」「解剖学」「機能解剖学」とゴルフスイング、どちらの要素も毎日勉強中、研究中・・・というわけです。


二人目の「師」はサンメディカルのM社長です。

一つの会社の器械について宣伝がましくなるのはどうかとは思いますが、「アキュスコープ」「ハイチャージ」という優れた治療器を使用していなかったなら、今の私や今の施術はあり得ません

当時営業マンだった「Mさん」と「アキュスコープ」との出会いがすべてです。
器械そのものの使い方や優秀性はさておき、Mさんには電気物療器の基本を教えていただきました。

電気治療器を使って施術することで理解できた事が数多くあります。
「こんな症状にも効くの?!」という驚きがいっぱいの毎日です

また、整骨院で起こる数々の問題に対しても親身になってアドバイスを下さいました。
今も営業マンと利用者としてではなく、人と人として感謝し、おつきあいをさせてもらっています。


三人目の「師」は加茂整形外科の加茂淳先生です。

整骨院を開業し、現場での治療の謎、疑問について、いろいろと悩み、研究していた時に加茂先生のホームページに出会いました。

ホームページに載せられた、数々のお話や参考文献を知り、加茂先生の著書である「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」を読んだ時に目の前が開けるように多くの謎や疑問が解けていきました

患者さんの訴える「痛み」の原因は何か?

もちろん「生理学」を知っていないと理解できないことですが、ここに多くの「治療解決の糸口」があり、自分がどのような施術方針で患者さんと向き合っていけばいいのかを教えていただきました。

現在は加茂先生の創設された「MPS研究会」にも会員として参加させてもらっています。

「筋筋膜性疼痛症候群、MPS」がベースとしてないと、「患者さんの真の訴え」にはたどり着けないと同時に、「難治性の慢性痛患者」さんを増やしていくことになります。
もちろん「筋筋膜性疼痛症候群、MPS」だけが「痛み」の原因ではないのですが、少なくともそれを押さえておかないと、またまた「治療の迷路」に入ってしまいます。
整骨院で「急性の症状」を診る事が多い柔道整復師は「痛みの慢性化」を防止する最前線にいると言ってもいいでしょう。
おこがましいですが、それが柔道整復師の重要な仕事になるのではないでしょうか?

先日の大阪での「MPS研究会、学術集会」でお顔やお話は伺えましたが、時間もなく自己紹介も出来ずに帰りました。
今度の6月に行われる東京での「学術集会」ではぜひお話とお礼を・・・と考えています。

私のほうが一方的に「師」と思っているだけで、お三人は「弟子」ともなんとも思っていないでしょうが、この三人の「師」と呼べる人との巡り会いがなかったら今の自分はなかったと思っています。

ひたすら、「感謝」です。

MPS研究会へ
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加茂整形外科ホームページ へ
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by s-onisi-seikotuin | 2014-04-27 21:40 | 治療 | Comments(0)  

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