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Mastery for Service(奉仕のための練達)

Mastery for Service(奉仕のための練達)

・・・とは・・・私が30数年前に卒業した関西学院大学のスクールモットーです。

学生時代、勉学には励みませんでしたが、「マスタリー フォー サービス」の精神と友人達は今も私の財産となっています。

校歌「空の翼」の歌詞にも出てきますし、関学生、関学卒業生ならだれでも知っている言葉です。

「練達」とは「貢献できる力を自ら鍛える」という意味。

「隣人、社会、世界に仕えるため、自らを鍛える」

または

「人々に奉仕できるような、社会に役立つ知識や人間性を自らの自主性をもって磨き上げよ」

というような事だと説明されています。

人や社会に貢献したり役に立つことで、私たちは対価として収入を得て生活しています。
その際に「自らを鍛える努力」を常に怠らないようにする必要があるということです。

私の携わっている「医療」(・・・ほんの片隅ではありますが・・)の世界では特にそれが必要だと思います。

人間の身体や「痛み」の分野での謎は、解っているようで、まだまだ解明されていない状況です。
特に「筋骨格系の症状」については誤解を生む症状分析や診断が横行しています。

そういう状況であるから尚のこと「社会に役立つ知識や人間性を自らの自主性をもって磨き上げよ」
という言葉が大切だと考えます。

様々な知識や情報を知り、自分の施術方法と照らし合わせ、患者さんにとっての最善の施術方法を常に考えていく努力が必要です。

今日行っている施術方法が、現状では最善だとしても、勉強し、より良い施術を考え、改善していく努力を怠ってはならないということです。

「この施術が最高」「これ以上の治療はない」なんて言い出した時点で、自分の成長は止まり、患者さんにとっての不利益が始まるのです。

「人間性を磨く」ことも大切です。

患者さんに対しての態度や接し方一つで、患者さんの症状にまで影響が出ることがあります。

いたずらに患者さんに「不安をあおる」物言いも避けるべきですし、「先生」と呼ばれ続けたことで「自分が偉い人」と勘違いしてしまう「先生」も多数見かけます。

「患者」と「先生」の立場は院内だけのことであって、一旦社会に出てしまえば、同じ目線の人間です。
逆に立場が入れ替わることもあるわけですから。
発言や発言内容にも注意です。
「若い先生方」は当然ですが、長年「先生」と呼ばれ続けた年配の「先生」も注意すべきことですね。

Mastery for Service(奉仕のための練達)

関学人だけではなく知っていて欲しい言葉だと思います。

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コメント頂いた かずくんさんのブログ

by s-onisi-seikotuin | 2014-11-02 19:22 | 治療 | Comments(0)  

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