カテゴリ:スポーツ( 10 )

 

スポーツの基本姿勢

けがをしないための理にかなった運動姿勢と運動原理、トレーニングについて
監督、コーチ、お父さん、お母さんに知ってもらいたいスポーツの基本姿勢



スポーツ共通の動き

1)猫背で投球動作を行うと肩甲骨の動きが制限されるため、ゼロポジションをとれなかったり、手投げになりやすく、肘や肩にストレスがかかる。

2)骨盤の後傾が運動時に大腿四頭筋の緊張を促し、走ったり、ジャンプする動作の繰り返しでオスグット、ジャンパー膝を起こしやすい。

3)股関節の回旋を使えず、腰椎の回旋に頼ると腰にストレスがかかりやすい。

4)股関節の回旋を使えないと膝が流れるのを押さえるため、膝関節、足関節に余分なストレスがかかる。

5)筋肉で支え、筋肉を共縮させながら動くと、長時間の練習で筋、腱の疲労を招きやすく、関節周囲の血流不足から傷害に移行しやすい。

6)肘の外旋、内旋を中心に投げる動作(ドッジボール投げ)を行うと肘の内側にストレスがかかり肘を痛めやすい。

7)動作側と反体側の身体の使い方が悪いとバランスを崩し、スムーズな動作が行えない。

8)筋肉で支える姿勢で動くとエネルギーの浪費が大きく、パフォーマンスの低下が速くなったり、長時間の練習に耐えられない。

9)スキャプラプレーンをはずれた位置で運動動作をすると、肩関節にストレスがかかりやすくなり、体幹のパワーの手先への伝達力も大きくロスする。


*経験論で言っていることの謎やウソ、ホントを見破ろう!

*一流選手と普通の選手パフォーマンスの差の理由を理解しよう。

*誤った動作を繰り返し練習しても技術の向上につながらない。

*各パーツ毎のトレーニングと基本的な身体の使い方の整合性を考え、トータルでのパフォーマンス向上につなげることが必要。

この動作は一流選手がほとんどおこなっている動作で、練習量の多い彼らが、故障無く長く活躍できる理由でもある。また、この基本動作を行うとケガを予防できるだけでなく、非常にシンプルで合理的な動きであるためにパフォーマンスも向上する。 
ただし、股関節の動きや、背筋を伸ばした姿勢での運動動作を、筋肉の動きで真似るのではなく、反射動作で行わなければならない等、修得には時間を有する動きでもある。

一般的に言われる、自然な姿勢や自然と思われる動きが全て正しいとはいえない
また、多くの運動トレーニングがあるが、身体の正しい使い方がわかっていなければ、 関節可動域の向上と筋力アップのみに終始し、真のパフォーマンス向上につながらない

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by s-onisi-seikotuin | 2013-12-22 17:06 | スポーツ | Comments(0)  

スイング動作のサブエンジンは?

スイングの基礎を自動車にたとえると・・・

*腕や手の役目はサブエンジンです


肩からつながる腕や手は体幹からのエネルギーのスムーズな伝達部分で、決してメインエンジンではありません。
連結部分(腕や手)での遊びが多い(動きが大きい)と大きなエネルギーロスにつながります。

腕や手に力を入れてスイングすると「打ちました!」という感覚は残ります。
だから、力を入れて打つ快感を重視するスイングが多いのかもしれません。

しかし、野球でホームランを打ったときの感覚は両腕に力感はないといいます。
ゴルフでも上半身の力を抜いて振ったときに、以外と飛距離がでた経験は誰でも持っていると思います。
腕や手もパワーの補完はしますが、あくまで体幹の回旋によるメインエンジンの補助をするサブエンジンと考えたほうが良いと思います。

また、サブエンジンは肩甲骨と両腕の回旋運動によるものが効率的です。
両腕でクラブを振り上げて、振り下ろす動きは体幹の回旋と両手の振り下ろし動作を同調させないといけないので、動きが複雑になり、多くの練習量が必要です。
連合反応とゴルフスイング へ

肩と両腕の動きを後方から見るとよくわかります。テイクバックすると左の肩甲骨が上前方、右肩甲骨は下後方に動くにつれて、両腕は右回転し、クラブヘッドは真横に回旋するのです。スイングをはじめて、インパクトからフォローにかけて左に回転していき。180度回旋するのがわかるでしょう。この回旋の動きがサブエンジンの正しい動きです。

あまりに手や腕の使い方を意識してしまうと、器用すぎるためにキネティックチェーンの大きな波を乱してしまう要因になりかねず、安定性の面ではマイナス要素が多くなるでしょう。
むしろ、スイング軌道から外れないようにスイングのレール上を誘導してやるという働きの方が腕や手の大きい要素です

腕や手の力は、スイング中レールから外れないように使ってやる意識の方が最大飛距離が得られると思います。


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by s-onisi-seikotuin | 2013-04-13 19:14 | スポーツ | Comments(8)  

スイング動作のメインエンジンは?

スイングの基礎を自動車にたとえると・・・


*体幹の回旋がメインエンジンです。

決してメインエンジンは腕や手ではありません。
エンジンのパワー(身体の使い方)の出し方に問題があったり、エンジンが腕や手であると勘違いしている人は、体幹の動きが少なかったり、それこそ腕や手の力を最大限に使ったスイングをされています
体幹を使える動かし方を知らないためにそういう動きになってしまうのです。

また、腰の回旋でもありません。腰は回してはいけない部分です。
スクエアスイング・腰は回してはいけません
骨盤と腰(これはセットと考えて)から上につながる胸椎を含めた体幹部分の回旋がメインエンジンです。
メインエンジンのパワーは足から上の体幹を一旦ねじる事で蓄えられ、次に逆にねじり戻されることではじめて力を発揮できるものです。

また、このメインエンジン部分は股関節をゆるめる姿勢を取ることで非常に簡単に回旋させることができるのです。股関節を使うためのストレッチをいくらしてもこの姿勢を取らなければ股関節は動きません。股関節を使わなければ体幹をねじるのに非常に効率が悪くなるため足や膝を踏ん張るためによけいな筋肉を使う必要がでてきます。パワーロスが起こるのです。
スポーツと股関節

ゴルフで膝立ちや椅子に腰掛けてボールを打つ時でも、骨盤が前傾していれば股関節は動くので、体幹が回旋する時のパワーを使えます。そのため、その状態でも2/3くらいの飛距離は飛ばすことが可能です。決して腕や手の力で飛ばしているわけではありません。

また、股関節からねじる動きは「ねじらないこと」を勧める古武術であってもおこなわれています
武道の基本姿勢である「正座」は股関節ゆるみの姿勢で、体幹を回旋する動きは可能です。
かつて、いつ、相手に襲われるかわからない武士の世界で正座姿勢が重要なのは、
「股関節を動かせる姿勢であること」
「いつでも相手の攻撃を避け、すぐさま反撃できる姿勢であること」
が大きな意味を持つと考えられます。

このように、体幹をうまく回旋させる動きは古武術であってもスポーツであっても必要なことで、動きの中で人間の骨格を無視した動きはありえないと思います。

骨盤を前傾させ、股関節を動かし、腰から上の体幹を回旋させる動きで、速くて大きなパワーが得られます。
これがスイング動作のメインエンジンになるのです。
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by s-onisi-seikotuin | 2013-03-08 22:41 | スポーツ | Comments(0)  

スポーツと小脳(練習の意味)

無意識の動きは小脳が記憶する!

娘がピアノを弾くのですが(学生)、右手と左手は旋律もリズムも違うし、鍵盤も見ていないのに正確に指をヒットさせます。(私には永遠に不可能な動作です (^^;) )

どんな感じで弾いているのか尋ねたところ、メロディを思い浮かべながら片方の手を動かし、もう片方は勝手に動く感じ・・・だそうです。
もっと上達すれば、頭の譜面を浮かべるだけで、手の動きはほとんど無意識にできるようになるらしいのです。曲のイメージや雰囲気を表現するにはそのくらい手の動きが無意識で動かないとダメなんでしょうね。
意識したイメージやメロディを思い浮かべることは「大脳」で行なわれ、無意識での手の動きは「小脳」で行なわれていると考えられます。

ピアノでもスポーツでも練習もしないでいきなり体が無意識に動けるわけではありません。
大脳を使って何度も体を動かす(練習を積む)ことによって小脳がその「運動パターン」を記憶し、無意識で体を動かすことができるようになるのです。
初心者の動きはぎこちないですが、練習で筋肉の効率的な動きを少しずつ覚えていくことによって次第になめらかな動作になっていきます。それが小脳に記憶させること、意識して動かす部分を減らしていくことです。

上級者ほどスポーツの時に意識する部分が少なくなり、イメージを浮かべるだけで動くことができたり、とっさの動きができるので、「周囲の状況」や「読み」、「ゲームメイク」などに気持ちを割くことができます。
小脳の記憶力の差が一流選手と一般の私たちのレベルの差になっているというお話もあります。

「何のために練習するのか」の答えは「大脳」に頼って動くことから、できるだけ無意識に動けるように「小脳」に動きを記憶させるためなんですよね。
残念ながら、どんな人でも練習しないで上手くなるなんて事は無いと思ってください。

こつこつと「正しい動作」「効率の良い動作」を練習すればチェックポイントも少なくてすみます。
また、全体練習と部分練習を組み合わせること、同時に実戦をイメージしながらのものであれば質の高い練習になり、小脳に記憶させるとともに、大脳と小脳の連携もスムーズになると思われます。

★ゴルフでも「基本の動きを小脳に記憶」させ、チェックポイントを少なくすること。
コースでの様々な応用は「大脳によるイメージ」に任せられる・・というのが理想ですね。
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by s-onisi-seikotuin | 2012-12-02 19:23 | スポーツ | Comments(0)  

スポーツと伸張反射

今まで、頚反射や腰反射などの姿勢反射とスポーツの関係についてお話しました。
しかし、忘れてはならないのが「伸張反射」です。スポーツでの「力を抜く」の本当の意味は、使いたい「筋肉で身体を支えない」こと、使いたい筋肉の「伸張反射を利用する」ということなんです。

伸張反射とは、筋肉を伸ばすと筋肉の中にある「筋紡錘」が感知して、この筋肉を反射的に収縮させる反応のことです。普通は立っている時などに、足裏で重力を感じ、ふくらはぎなどの筋肉に加えられる伸張で直立姿勢を保つために使われます。(抗重力筋)

ジャンプする時には、ゆっくり膝を曲げてからジャンプするより、小さなジャンプを繰り返ししてから勢いをつけてジャンプした方が高く飛べます。勢いをつけてジャンプする前に小さなジャンプで脚の筋肉を伸ばすことで「伸張反射」を利用した動作をしているからです。
筋肉を120%に引き伸ばしてやれば、「伸張反射」がおこりエネルギーをあまり使うことなく、筋肉の最大パワーを引き出して使うことができるというものです。スポーツをするときには是非使いたいすぐれものの反射です。
★「身体をゴムのように使う・・池上信三先生」というゴルフレッスンがありますが、この「伸張反射を上手に使え」という意味なんです。
ゴルフやテニス、バッティングでもテイクバックの時から切り返しの前に全身を効率よくストレッチし、切り替えし以降にストレッチさせた筋肉群の伸張反射を利用して大きなパワーを出すことが可能になるわけです。
また、スイング(インパクト)で使いたい筋肉を伸張反射させるためには、あらかじめその筋肉の力を抜いておく必要があります。(ホームランを打った瞬間は力感がほとんどないといいますよね)

★「力を抜く」とは筋肉で体を支えることの不安定さを取り(骨格で支える)、使いたい筋肉を直前に引き伸ばしてやりたいため(伸張反射)なんです。
だから、身体の柔軟性を上げる事は、筋トレに匹敵するくらいパワーの向上につながります。(年齢が高い人ほど効果的) 

頭(大脳)だけを使わないで、身体が勝手に反応してしまう「生体反射」「姿勢反射」を最大限に利用して効率の良い動きを追求していこうという運動動作を「骨格で支え反射を使った運動動作」と名付けました
 以前お話した「骨格で支える姿勢」と「反射を使った運動動作」とがうまく連動したときに、
けがの予防とともに、パフォーマンスの向上が手に入るという理想的な運動動作が完成します

基本的な考えはゴルフに限らず、様々なスポーツに共通のものです。
d0133145_10371780.jpg石川遼選手のテイクバックを「伸張反射」の視点で見ると、インパクトで使いたい筋肉がトップの位置で伸ばされているのがよくわかります。トップでの左の背中から左腕、右わき腹から右胸が伸び、ダウンスイングの過程で縮んているのがわかりやすいですね。


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by s-onisi-seikotuin | 2012-11-28 11:01 | スポーツ | Comments(2)  

スポーツと股関節

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どんなスポーツでも股関節と肩の柔らかさと姿勢は大切です。その中でも・・・今回は股関節!
最近はゴルフでも「股関節を使うスイング」のレッスンが多くなってきています。

例えば、股関節の可動域を広げるストレッチ体操の説明などが書かれたレッスン書も見受けられます。でも、それだけでは説明が不十分です。ある姿勢を取り、正しい股関節の動かし方をしないことには股関節を使った・・とはいえないのです。

「腰を回して・・・」という表現が多くのスポーツで使われますが、人間の骨格上、腰はほとんど回せません股関節が動くことによって、骨盤から上の体幹が回るのです
また、腰を回さずに股関節を使って身体をひねるためには、あらかじめ準備が必要です。
ある姿勢を取りさえすれば、股関節が動き出すのですが、その時に必要な姿勢が、正しい姿勢から股関節でおじぎをするようにお尻を突き出して身体を折り、その後に膝を少し曲げるというもの(上左)ですこのようにお尻を突き出した状態の腰、骨盤の状態「骨盤が前傾している」といいます。また、「骨盤が後傾している」とは逆に腰の骨が後にカーブを描いている状態(上右)をいいます。
この時の「骨盤が前傾している」状態と大腿骨という太ももの骨の角度が一定以上にならなければ股関節の靱帯が邪魔をして正しく動きません。二足歩行をする為に、立位で身体を安定させる必要から、股関節の靱帯は非常に強くできています。

d0133145_20492139.jpgしかし、この姿勢を取ると股関節の中の強くて堅い靱帯(恥骨大腿靭帯・腸骨大腿靱帯)の一部がゆるむために、ある角度まで、股関節の中で大腿骨という骨が動きやすくなります。また ある角度(股関節が約45°回旋した位置)になると、この中の一部の靱帯(座骨大腿靱帯)が緊張し股関節の回旋は止まってくれるのです。体幹を「動かしたい時」と「止めたい時」のどちらにもこの靱帯が作用します
これが「骨格で支える姿勢」のメリットです。(深部腹筋、背筋下部と骨格で支える)
このため、骨盤からつながる上の体幹を、体幹軸(頭を含む体のセンター軸)を動かさないまま、スムーズに回旋させ、止めたいところで止めることができます。
この正しい姿勢は曲げる角度や足の位置などのいろいろなバリエーションで、テニスのレシーブ、野球の守備やバッティング、バレーボールのレシーブ、相撲の立合いや走る姿勢、ゴルフのアドレスにまで応用できる姿勢です。「反復横跳び」をこの姿勢でやればすぐに体感できます。
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この姿勢が確保できたときに、体幹を動かしてくれる筋肉が腸腰筋です。腰椎の前と骨盤の前から大腿骨につながる筋肉で、この状態では片側の腸腰筋が収縮したときに反対側に体幹が回旋していきます。同時に反対側の内転筋や下腿の筋肉が働けば、体幹軸(頭を含む体のセンター軸)をずらすことなく体幹を回旋させることができ、視線の確保をしながら大きなパワーを蓄積することができます。この蓄積したパワーは反対の回旋動作によって体幹を戻してやることで開放されるのです。
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イチロー選手の構えは明らかに右の姿勢が良く、身体の動きがスムーズになります。 
左が股関節後傾で、右が股関節前傾です。ズボンの横のラインで骨盤と大腿骨の角度がわかります。また、肩も左はいかってますよね。肩の動きも悪くなります。
非常にわかりやすい写真です。

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by s-onisi-seikotuin | 2012-10-13 20:26 | スポーツ | Comments(0)  

インパクトのイメージとスキャプラプレーン

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ゴルフやテニス、野球などの球技ではインパクトのイメージが欠かせません

以前、私はテニスのレッスンをしていた事がありますが、インパクトを意識してもらうために、何か「重いものを押す」ことで身体の使い方をイメージしてもらいました
ラケットの面でボールかごを押す。机を押す。引き戸を開ける。等々
ここでスキャプラプレーンを覚えてもらいます。

ゴルフではクラブをアドレスの状態にセットした後で、重いものを押すようにしてインパクトのイメージを作るのもいい練習です

アドレスの時と違って(写真左がアドレス、右がインパクト)


下半身は左へ回旋しています。頭の位置はそのままですが、両手によるハンドファーストはより強調されています。両肩はややオープンになっていますが、腰ほど回旋していません。(下半身からのパワーの伝達が行われ、体幹が回旋している状態)
下半身からのパワーが最大限にクラブに伝わって、なお加速している状態が効率の良いインパクトだといえます。
このインパクトの為にアドレスやテイクバック存在しますが、インパクトまでに力を使い果たしてしまう方が多いですよね。

ここで・・・右上腕はと言うと・・・

アドレスの時より遅れて動いてくる分、右にずれているのが正しい位置になります。
この位置が以前から私の言う「スキャプラプレーン」です。(簡単に言うと右脇腹の位置)

スイング動作ではスキャプラプレーン上で前腕の回外から回内と肘の屈曲から伸展運動が同時に起こります

Z打法などで「右手を空手のように突いていけ」等といいますが、スキャプラプレーン上での右手の動作を強調したものだと考えられます。
でも、ここだけを強調しても他の動作が正しくなければ意味はないんですけどね。

ゴルフでは、インパクトのイメージがわからない方が多く見受けられます

「クラブを振る」事ばかりに気を使っておられるので、ボールに当てる事は上達しますが、
身体の効率的な使い方ができない方が大半
です。
もっとインパクトイメージを持たれることが上達の秘訣ですし、インパクトに非常に近いアドレスをされることも必要かと考えます。

「頚反射」
スタック&チルトの本で「ボールをよく見るために頭を下向きにして構える」というのがあります。

私も少し猫背気味なのでそんな感じになってしまいがちですが、人間の持っている「頚反射」という自然に起こる反射を利用するのであれば、顎は上げてアドレスしたほうがいいですよ。
体幹(両肩でもいいです)に対して、左に頭が向く動きで、頚反射が起これば上半身に「左手は伸展、右手は屈曲、その上、背筋が緊張し軸が保ちやすくなる」が自然に起こり、テイクバックが大きく、スムースにできるようになります。
ちなみに下半身の反射は二通りあります。

人間の身体の持つ「姿勢反射」を最大限利用する・・・というのは「スクエアスイング」の重要なキーワードなんです。
まずは、「頚反射」から!

・・・ホンマにマニアックになってきたかなあ・・・わかってもらえるかなあ・・・不安・・・
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by s-onisi-seikotuin | 2012-09-30 15:31 | スポーツ | Comments(0)  

スキャプラプレーン№3

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スキャプラプレーンとは肩甲骨の前への傾きのことです。(肩甲骨面)背筋を伸ばして、両手を頭の後ろに組み、自然に止まった位置がスキャプラプレーンです。(左)
そのまま、両手を伸ばせば、上腕骨と肩甲骨がそろうゼロポジションになります(中)
そのままの面(プレーン)に沿って下におろしていけば、その面もスキャプラプレーンということになります(右)。
野球、特にピッチング動作ではゼロポジションが有名で、その位置でボールをリリースしてやれば、効率のよい投げ方だと言われます。
実際にその通りで、それより後ろでリリースしていると肩の故障につながり、それより前でリリースすると、コントロールに問題がでてきます
テニスのサーブのインパクト位置も同様のことが言えるので、指導者の方にはぜひ知っていただきたいお話です
ゼロポジションでバスケットのシュートや、ダーツを行えば、肩のインナーマッスルが左右均等に調和している位置なので、肩が左右にぶれずに動作できるため、正確なリリースができます。
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私が強調したいのは、上記の写真の右、右手を下ろした位置でのスキャプラプレーンです。
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松井選手の画像を左右逆にのせていますが、インパクトの瞬間に右上腕がスキャプラプレーン上にあるのがわかりますか?この位置に右手があると身体の回転(下半身からの)と上体のバランスがよく、最も力の出せる位置なのです。テニスでもゴルフでも卓球でも、インパクトで右手がこの位置に入った時に最もパワーを伝えられるのです。
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スポーツにおいてのスキャプラプレーンの大切さをもっと知っていただきたいと思います。(両手打ちバックハンドは反対の腕)


最近、ブログがマニアックになりすぎたと感じています。
とりあえず、完結せいっ!!
・・・とのご指摘もありましたので、簡単ではございますが、ひとまずスキャプラプレーンのお話(序章)はいったん終わります。

・・・って言って第2章が始まるのも時間の問題かと・・・(^o^)



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by s-onisi-seikotuin | 2012-09-19 11:33 | スポーツ | Comments(0)  

スキャプラプレーン№2

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テニスでのインパクトの写真を3点アップしています。
左がフォアハンドストローク、中央がサーブ、右が片手打ちのバックハンドストロークです。

何が言いたいのかわかりますか?

インパクトではボールをヒットするときに、自分の意志で打ちたい方向を意図し、できるだけマックスの力をボールに乗せたい瞬間です。ラケットのスイングスピードは加速期で、ボールに強い力を与えないとスイートスポットをはずれた場合、力負けしてしまいます。

このときの上腕と肩甲骨の角度が前回お話したスキャプラプレーン上にあることがわかりますか?
サーブの時の位置がわかりにくい?
それはプラス,ゼロポジションに入っているからかも知れませんが、戻していくとスキャプラプレーンにあることがわかります。


たとえば、右手で机などを身体全体を使って押してみるとわかりますが、右手の上腕がスキャプラプレーン上にあるときが最も力を出せる位置、そして自分の意志が伝えやすい位置になります
それより前でも、後ろでもパワーがロスしていることがわかるはずです。
この瞬間がインパクトであれば(加速しながら・・・を加味すると少し後ろがインパクト)マックスの力をボールに伝えられるいうことです。

スキャプラプレーン上に右打ちであれば右上腕がある時にインパクトをすると、最大の力が加えられる・・・という定義は野球、ゴルフスイング、柔道の背負い投げにも当てはまるものだと考えられます。
ただし、右手を意識してこの位置に収める・・・というものではなく自然に入る位置でなければなりません

そこが(無意識に入れる事)難しく、何度も練習を重ねた末に自然に入ってしまう・・・くらいにならないと駄目なんでしょうね。

しかし、その位置を理解して練習することで上達が早くなるんだとおもいます

ゴルフではアドレスとインパクトで身体の位置変化がありますが、インパクトを意識できるアドレスが重要なんですよ。
インパクトで右上腕がスキャプラプレーンに入っている画像を見て下さい。
左がアドレス、右がインパクト(直前)

ゴルフとスキャプラプレーンもそのうちに・・・

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by s-onisi-seikotuin | 2012-09-17 17:58 | スポーツ | Comments(0)  

スキャプラプレーン

先日・・・といっても随分前になりますが、ウインブルドンの男子決勝をビデオで見ていました。

マレー選手とフェデラー選手が戦っていたのですが、フェデラー選手の正確で強烈なフォアハンドストロークに感動しました!
まあ、むか~し私がやっていたテニスもどき(?)とは別次元のシロモノでございました。

一番感動したのが、どこで力を入れているのかわからない程しなやかなラケットさばきと、正確にスキャプラプレーン上でインパクトができているってことです。

超一流選手ほどインパクト(ボールとラケットが当たる瞬間)で効果的に力を伝えるので、力感がないのにすごく強いボールを打っています。

これは、卓球やゴルフ、野球でのホームランの瞬間、豪腕ピッチャー、バレーボールのスパイクにもいえることです。

インパクトやボールをリリースする一瞬は、体の下半身からのほとんどの力を伝えるため、
100の力が100の力で伝わる必要がある大切な瞬間!

ここで、すべての人に共通の動作基本として、「スキャプラプレーン」が重要になってきます。

「スキャプラプレーン」ってなに?

肩甲骨の前への傾きのことです。肩甲骨と両腕は背中に対して真横に生えているのではなく、
斜め30~40度くらい斜め前に向いているのです。
この傾きの面が「スキャプラプレーン」とよばれています。

「スキャプラプレーン」の上にテニスのフォアハンドであれば、インパクト時に上腕と前腕がそろっていれば、体幹からの力が最も伝わると同時に自分の思った通りにコントロールができるのです。
「スキャプラプレーン」はいわば「魔法のインパクトが可能になる位置」です。

オリンピックでもフェデラー選手が出場しています。
録画してコマ送りでインパクトの瞬間を「スキャプラプレーン」を意識して見てはいかが?d0133145_18331845.jpgd0133145_20292841.jpg




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by s-onisi-seikotuin | 2012-08-02 19:56 | スポーツ | Comments(0)