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MPS(筋膜性疼痛症候群)をその先へ!

MPS(筋膜性疼痛症候群)を学びはじめて何年にもなります。

加茂淳一先生のブログを見て、衝撃を受けたことは忘れられません。
そして、加茂先生の立ち上げた「MPS研究会」に入会し、いろいろなことを知りました。
Fascia「ファシア」という組織の存在も倉野先生から教えてもらいました。

その内容は確かに進化し続けています。

今の「整形外科的発想」では、すべての患者さんを救えないこと。
「骨盤矯正」「姿勢矯正」をやり続けても、ほとんどの患者さんを救えないこと。
私たちのやっている「柔道整復術」も非常に効果のある「施術」であることは間違いのない事実です。
でも、やはり、すべての患者さんを救えていない事実にも目を向ける必要があります。

世の中に非常に多くの民間「治療法」「施術」があります。
どれも独善的な理論で、それが効果的な場合もあるのかもしれませんが、一人一人、症状の違う患者さんを救うことはできません。

神がかり的な「手技」を持つ素晴らしい徒手治療家がいることも知っています。
救えない患者さんも数多くいる事実もあるでしょう。手技の技量が足りないからでしょうか?

非常に優秀な物療器も存在します。
いかに優れた物療器を持っていても、それぞれの器械の限界と、使用する施術者側が使いこなせない現実もあります。

では、MPS(筋膜性疼痛症候群)的治療、施術がすべての患者さんを救えるのか?・・・これも「NO」でしょう。

しかし、筋骨格性の症状について、MPS(筋膜性疼痛症候群)を知らないで「施術」や「治療」をすることは、確実に「患者さんにとっての不利益」を生むのは間違いのない事に気づくべきです。

10年後、もしくは20年後になるかもしれませんが、確実にその時代は迫ってきています

「整形外科的」手術が効果を出す事実も知っています。
でも「手術」か「保存療法」かの選択基準があいまいなこと。
そこで行われている「保存療法」が不十分なことも認めないと。
救われないのは結局「患者さん」だということです。

「柔道整復」の業界も同じです。

私は、自分が「患者」だったころの、どこに行っても「治してくれない施術」を受けていた事に対する「怒り」は今でも忘れていません

筋骨格系の施術や理論が一刻も早く整理されて、患者さんにとって「不利益でない施術」を構築してもらうことが必要です。
また、医療機関間での交流も、積極的にプラス思考で行われる時代が来ることを願います。

当然、私自身にそこまでの技量も力もない事はわかっていますが・・・
あと何年すれば、それが可能になるのでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=n28fLxKVJS8

by s-onisi-seikotuin | 2017-05-21 16:19 | 治療 | Comments(0)  

ミトコンドリアとハイチャージ

体は生きていくために「エネルギー」を必要としています!

「エネルギー」が不足すると

⇒息が上がる。体が疲れる。(お腹が空いた時などに感じる状態)などの状態に陥ります。

「体の衰え」や「老化」は体の「エネルギーを作る能力の低下」と言い換えることができます。

すなわち、「エネルギーを作る能力の向上」が「体を若くする機能」だということです。

「エネルギーを作る場所」細胞内の「ミトコンドリアです。

「ミトコンドリア」を増やせば「体の衰え」「老化」の防止につながります。

★「ミトコンドリア」の不足と関連のある症状として

「疲れ」「老化」「がん」「認知症」「メタボ」「パーキンソン病」「骨粗しょう症」「加齢臭」などいろいろです。

★「ミトコンドリア」を増やすためには

  1. マグロトレーニングをする・・・30秒小走り、30秒歩く、30行小走りを30分などのトレーニングをする。(赤筋を鍛える)

  2. 背筋を伸ばす・・・背筋と太ももの筋肉にミトコンドリアが多く、長時間姿勢を保つことで、そこを鍛える

  3. 寒さを感じる・・・ミトコンドリアは寒さを好む

  4. 空腹になること・・・空腹を感じるとミトコンドリアが増える(週に1日摂取カロリーを減らして空腹感を感じる時間を作る)
             「週末断食」は効果あり!

    こういう生活習慣を継続することで「アンチエイジング」「老化防止」が可能となります。

    参考 太田成男 体が若くなる技術https://www.amazon.co.jp/%E4%BD%93%E3%81%8C%E8%8B%A5%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93-%E5%A4%AA%E7%94%B0%E6%88%90%E7%94%B7/dp/4763199943/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1493457835&sr=1-3&keywords=%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2

    当院では電気治療器「ハイチャージ」を使ってミトコンドリアを増やす施術を行っています。

    週に1~2回「ハイチャージ全身活性療法」を受けてミトコンドリアを増やし、老けない体を手に入れませんか?


by s-onisi-seikotuin | 2017-04-29 18:43 | 治療  

2台目のハイチャージ


4月にハイチャージ治療器を、もう1台入れました!(2台目)

ハイチャージを「EMS」として日々の治療で筋肉を動かし、筋緊張を取り、また逆に筋力低下した筋肉を活性化したり、痛みを取るモードを使ったりと色々な使い方で重宝しています。

ハイチャージのもう一つの通電方法として、「全身活性化療法」も大好評です。

ハイチャージを使い、全身活性化の周波数で通電すると、特殊な電気の振動によって、細胞内のミトコンドリアを刺激し、活性化、増殖させることができます

「ミトコンドリア」は今、健康面で非常に注目を浴びています。

★「ミトコンドリア」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2

導入以来10年間、週に2回ずつハイチャージをしてきた私自身が、その効果に驚いています
今年、60歳になりましたが、日々の過激な整骨院業務をこなしつつ、体力的には10年前とほとんど変わらない筋力と柔軟性と内臓機能を確保できています。
見た目も、少なくとも5歳くらいは若く見てもらえると思います。
私の休日は日曜、祝日だけですが、月に2回~3回、ゴルフのある日は4時半起床!日々の熟睡なくしてはできないことです。
この10年間で仕事を休んだのは、内視鏡による胆石除去手術と父の葬式以外に1日だけ。
毎日を健康的に過ごせているのは、このハイチャージあってのことだと感じています。

疲労回復、スポーツでのパフォーマンスアップ、美容、ダイエット、健康維持、脳の活性化

そして、使い続けることによるミトコンドリア増殖
ミトコンドリア増殖は間違いなく「アンチエイジング」「老化予防」になります
近年、ミトコンドリアの活性化は「認知症の予防」にも関係があるといわれています。
高齢化を迎えようとする日本の社会で。「ミトコンドリア」は一つの大きな「キーワード」になっています。

受付3人の方に1ヶ月、週に2回ずつ「全身活性化療法」をやってもらいました。
驚くような効果が、 しかも全員に出ています。

疲労回復に欠かせないと感じられる。
疲れにくくなった。
肌の張り、しっとり感を感じる。
髪の毛の強さが変わった。
睡眠が深くなって熟睡出来る。
同時に慢性腰痛も緩和した。
花粉症が出ない。
あえてダイエットしていないのにお腹がへっこみ、1.5㎏痩せた。


アスリートの皆さんの声

競輪選手の皆さんは、最後の追い込みでハイチャージ「全身活性化療法」の効果を感じておられます。
時には、東北から遠征される競輪選手が、わざわざ当院に訪れて下さいます。

マラソンアスリートは、選手クラスの方から市民ランナーまで、ハイチャージ「全身活性化療法」をした後では「自己新記録」を更新される方が続出!
ゴルフや様々なスポーツの前日にハイチャージ「全身活性化療法」を受けると呼吸が楽になり、最大のパフォーマンスが発揮できると言われます。

1昨年は、鈴鹿8時間耐久レースで、ハイチャージを持ち込みサポートさせたいただきましたが、レーサー全員が「疲れない」と言ってくださいました。


より多くの患者さんに体験してもらおうと、この1か月はハイチャージの自費料金を下げています。
興味のある方はお気軽にお声掛けください。

この2台目のハイチャージを導入したことで、より施術の幅を増やし、多くの患者さん、アスリートの方々に効果を還元していこうと思っています。

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(注)ハイチャージ「全身活性化療法」は自費治療となります!



by s-onisi-seikotuin | 2017-04-09 21:21 | 治療 | Comments(0)  

施術と自己治癒力№2

筋骨格系の症状については特に「筋膜性疼痛症候群」「MPS」を知り、早急に治療をはじめ、「自己治癒力」を高めて早めに治してしまうことが大切です。


「痛みが残るのに、やみくもに筋肉を鍛える運動療法」も疑問の多いリハビリです。
患者さんの自己治癒力が働き始め、痛みがある程度緩和してからで十分に間に合います。
まずは「痛み」を緩和しつつ、状態をみての「運動療法」だと思います。
膝の痛みの緩和がみられた患者さんに、トレーニングジムに通っていただくようにしたところ、ほとんど痛みを感じないで生活されるようになります。
「順番が大切」だということです。


私たち施術家(柔道整復師)ができることは、薬を使わない安全な施術で患者さんの「自己治癒力」を最大に生かせるように持っていくことです

正常な動きが出来ない「関節周囲ファシア」をもとに戻す整復手技
筋肉の無意識化での持続的な緊張を取る手技
筋、筋膜、ファシアなどの動きや組織内循環を改善する手技
筋、筋膜と神経周膜ファシアの動きや組織内循環を改善する手技


などを適材適所に施すこと。
必要な患部は固定し、適切に、冷、温罨法を施すこと。


手技だけでは取れきれない痛みや炎症に対しては物療器の力を借りること
(自己治癒力を促進する物療器の性能を侮ってはいけません)

食事や生活習慣、生活上の姿勢などに対してのアドバイスをすること。
自宅でできるセルフマッサージや体操のアドバイスをすること。



これらはすべて患者さん自身の「自己治癒力」を高めるために行うことです。


私たち施術家は患者さんの「自己治癒力」を高め、自分で治っていくためのお手伝いをしているにすぎません。

自分の施術の能力の範囲の症状かどうかを患者さんに伝えること。
やみくもに「不安」をあおる話をしないこと。

それも大切です。

また、組織の機能改善と痛みの緩和は少し違います
一日も早く痛みを取り、慢性痛になるのを防ぐこと

柔道整復師がお手伝いできることだと思います。




by s-onisi-seikotuin | 2017-02-26 22:33 | 治療 | Comments(0)  

施術と自己治癒力 №1


体の様々な症状を直しているのは患者さん自身の「自己治癒力」です!

風邪をはじめとする内科疾患であれ
筋骨格系の症状(整骨院で診る症状)も
患者さん自身の自己治癒力が「自分の体を治し」ています。

薬や、手術も同じです。
自分の体は自分自身がなおしているのです。

私たち施術家は、症状を分析し
適切な場所に、適切な「手技」「電気治療」「テーピング」等を施し
患者さんの自己治癒力が働くように、体を治していくための「キッカケ」を与え、治癒のための「補助」をさせてもらっています
自宅での「運動」「セルフマッサージ」「仕事や生活上の姿勢改善」も指導し、一日も早い「治癒」のための努力もお願いしています。

時には、精神的な「呪縛」を取ることもきっかけになります。
患者さんの「思い込み」や「痛みの呪縛」を取ることも施術家の大切な仕事です。
いたずらに「不安をあおるような病名」をつけられるだけで症状が悪化する例が多くあります。

レントゲンやMRIなどの「画像診断」も構造的に問題がない場合には安心感を与える良い面と、
症状と関係のない構造的異常が見つかると、「痛み」を増幅させる危険な面を持ち合わせています。

「脊柱管狭窄症」「ヘルニア」「すべり症」、軟骨がこすれて痛いといわれる「変形性膝関節症」
これらは「病名」が患者さんの心を支配し、治らない「負の生活サイクル」に陥ることがあります。
「病名」や「痛み」が怖くて「安静」をひたすら続ける患者さんが「慢性化」「症状の悪化」への道をたどることが少なくないのです。
背中に力がかかると骨がずれる心配があるので重いものを持てない生活になった。
「腰椎ヘルニア」と言われてから運動することがこわくなって趣味のスポーツもやめてしまった。
軟骨や骨が擦り減らないように運動やウオーキングをやめ、家事も休むようになった。
「このままいくと軟骨が擦り減って歩けなくなる」と先生に言われた
「すべり症」があるためにいつまでも腰痛が治らない。

こんな話が実際に数多くあるということが現状です。
痛みに対する「呪縛」や「思い込み」を取ることが「スイッチ」になって症状も変化していきます。

皮膚
ファシア
筋、筋膜、腱
骨膜
関節
神経周膜
血管
内臓
などが痛みを感じます。
対して
骨、軟骨、半月板、椎間板
神経線維、神経根
などは痛みを感じません。

このような「痛み」の基本、「MPS症状」と「しびれ」、「麻痺」の違いを患者さん自身に知ってもらうだけで治る症状もたくさんあります
適切な「施術」とはそういうものだと思います。

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by s-onisi-seikotuin | 2017-01-29 15:53 | 治療 | Comments(0)  

アキュスコープと足関節捻挫

おおにし整骨院にもたくさんのアスリートが来院してくださいます。

ちびっ子アスリート、中学生、高校生、スポーツが趣味のアスリートから
プロフェッショナルのアスリートまで

いろいろな症状で来院されますが、多いのはやはり「足関節捻挫」です。

剥離骨折や筋損傷を併発されていることもあるので見逃してはいけません

また、一カ所だけの足関節捻挫ですまない場合もあるので
それも頭に入れて施術していきます。

骨折、脱臼などが排除された場合でも関節のズレ(捻挫)は必ず確認しなくてはいけません

レントゲンやMRIでそれらが排除されたとしても、ほとんどの場合で関節のズレ(捻挫)は起こっていると考えられます。

保存療法を真骨頂とする「柔道整復術」ではそれは必ずチェックします。
実際に「手で触る」ことで患部の状態を探ることが基本である「柔道整復術」の長所です。

組織(靭帯)を損傷している痛みよりも、関節のズレによる痛みの方が強い場合が多いのです。

足関節捻挫などで、「歩くときに体重をかけることができない」場合でも、足関節の調整(整復)をした時点で痛みが変化し、その場で「体重をかけることができる」ようになります。

これをしていないで、固定(ギプス、シーネ、テーピング)を行うと、その後の痛みが増強され大変なことになります。

当院で使用する「アキュスコープ」「マイオパルス」は、このような「急性症状」「けが」に対しても非常に効果的です。
ベッカムが骨折の時に使用したことで有名になりましたが、多数のアスリートが「アキュスコープ」「マイオパルス」を使い、「ケガからの早期復帰」を果たしています。

「アキュスコープ」「マイオパルス」の使用には熟練も必要ですが、その効果は使っている私たち施術者が、毎回驚かされるくらい素晴らしいものです。

「試合までに何とか間に合わせたいアスリート」

「ケガと付き合いながらも成績を残したいアスリート」

「1日も早くケガを治したい一般の患者さん」

ぜひ、一度「アキュスコープ」「マイオパルス」と「柔道整復術」を体験しにきてください。

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by s-onisi-seikotuin | 2016-11-20 21:10 | 治療 | Comments(2)  

アキュスコープと座骨神経痛様症状

座骨神経痛様症状・・・患者さんにとっては「苦痛」が大きく、1日でも早く治したい症状の一つです。

「痛み止めで自然に治るのを待つ」・・・そんな見放した考えでは治るものも治らない!
「ヘルニアや脊柱管狭さく症の手術」・・・怖い!・・・100%治るとは言われなかった


この症状の原因は、脊髄神経線維そのものの問題ではなく

筋、筋膜、関節周囲のファシアや神経周膜ファシアがトリガーポイントになった痛み

MPS(筋膜性疼痛症候群)の一つだと考えられます。


では、なぜ治療が難しいのでしょうか?


筋、筋膜のトリガーポイントに沿って痛みが放散(別の場所に飛ぶ)するパターンが多いのですが

それが原因のすべてではないことが、この症状を施術、緩和させるのに難しい問題となっているのです。

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(一般的なトリガーポイント)









ある人は、定番の筋、筋膜からのトリガーポイントが原因の痛み
ある人は、座骨神経を覆うファシアが原因の痛み
ある人は、腰部の関節周囲のファシア(筋、筋膜も含む)が原因の痛み


などなど・・・

患者さん、一人一人によってその原因が違っていることが施術家を悩ませます。


それぞれの患者さんの真の原因であるターゲット

筋、筋膜、関節周囲のファシアや神経周膜ファシアを鑑別して

その人に合った治療ポイントを治療しないと効果は期待できません。


もちろん、その症状を生んだ生活習慣の改善

症状を持ってから始まった新たな症状の改善

それも必要です。


まずは、患者さんそれぞれの、原因である筋、筋膜、関節周囲のファシアや神経周膜ファシアを鑑別すること

次にそれぞれの治療ポイントに対して適切な施術を行うこと

これができて、症状が変化していくのです。

また、このことは座骨神経様症状だけのことではありません。


当院では、いろいろな手技で患部の筋緊張や血行の改善をした上で

ハイチャージやアキュスコープという、鎮痛効果のある電気治療器を使い治療をしていきます。

特に、手技などの治療刺激が届かない場所、届きにくい場所へのアキュスコープ通電は非常に効果があります

1回で治せるのか?・・・神様でないので、それは無理です!
しかし、1~3回の施術で明らかに症状の変化は感じることができます

長期間症状をお持ちの方や症状の重い方にも効果があります。

まずは一度治療を体験してみてください!

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by s-onisi-seikotuin | 2016-11-03 19:46 | 治療 | Comments(0)  

MPS(筋膜性疼痛症候群)への施術

MPS(筋膜性疼痛症候群)とは筋肉や筋膜、ファシアなどの異常や炎症で筋、骨格系を中心に痛みが生じる症状です


レントゲンや、CT、MRIなどでは鑑別することができないのでやっかいです。

「異常」を発見できないことが、MPS症状を発生させる要因となり、治療が手遅れとなった場合は長期かつ深刻な症状になるリスクを持っています。

MPS(筋膜性疼痛症候群)は、まだ世間ではあまり知られてはいません。
それが、患者さんの不利益となり、問題を非常に大きくしています。

しかし、筋、骨格系の症状、特に痛みやしびれを伴う症状のほとんどはこれだと考えても間違いではないほど一般的なものだと考えられます。

座骨神経痛脊柱管狭さく症ヘルニアが原因と言われる腰や首の痛みと関連痛,

ほとんどの変形性膝関節症の痛み、
ぎっくり腰寝違い、
股関節の痛み、首の痛み、肩の痛み、足の痛み、臀部痛,

頸肩腕症候群胸郭出口症候群,

テニス肘、ゴルフ肘、ムチウチ症状、ギブス除去後の患部の痛み,

頭痛手や足のしびれ(多くの手根管症候群、足根管症候群)歩行時痛、

・・・・あるいは、耳鳴り突発性難聴めまい目の痛み
はたまた、胃や内臓だと思っている痛みなどもその可能性がある症状の一つです。

原因は、骨折、捻挫、脱臼、打撲、肉離れなどの直接的なもの
それらの後遺症としてだけでなく
長時間の固定、手術後の傷、持続的な不良姿勢や自律神経失調
繰り返される外力による体のストレス、筋肉の持続的緊張(むくみ?)
などが考えられます。


また、トリガーポイントと呼ばれる真犯人の部位から、ファシアや筋膜、神経周膜などを伝って広範囲の部位にしびれや痛みを飛ばすことも非常に多くみられます
この場合は痛みの出ている部位だけではなく、真犯人を施術しないと完全治癒には至りません

では、MPS(筋膜性疼痛症候群)への施術はどのように行えばいいのでしょうか?

現在では、いろいろな施術が行われるようになりました。


MPS研究会では

医師はエコーを使って、原因部位に生理食塩水を注射する施術
鍼灸師は鍼などによる施術
柔整師は手技や電気治療器による施術

が一般的です。


そして

おおにし整骨院でのMPS(筋膜性疼痛症候群)に対する施術

大まかに6つのアプローチを考えています。

①ファシアの癒着部位(水分の少ないゾル状部位)に水分を満たせるように施術し、発痛物質を洗い流し、滑走を改善、自己治癒力を活性化することで組織を正常に戻すきっかけを作る
*ミオラブやある種の手技による刺激
*ハイチャージ(EMS)による筋肉刺激で周辺組織を機械的に動かす

②筋肉、腱の持続的な緊張状態を解放し、正常化させることで鎮痛、神経筋促通を図る
*筋の短縮位がキーポイント?(カウンターストレイン)
*肩の手技の時などに感じる、ある角度での筋ケイレンに対して、筋緊張を押さえる刺激を与えることで改善
*遠隔から、ある手技での刺激
*アキュスコープ、マイオパルスなどの微弱電流治療

③ポリモーダル受容器他、固有受容器そのものにアプローチし、その興奮を正常化させることで鎮痛を図る
*固有受容器に対する刺激手技
*アキュスコープ、マイオパルスなどの微弱電流治療

④関節周囲のファシア異常(ズレ)をもとにもどし、①②③の正常化に効果的な環境を作る
*捻挫時の関節に対する整復動作
*関節付近のファシア、固有受容器を正常に戻すことによるテンセグリティの回復

⑤慢性化した疼痛に対しては患者の呪縛を取る、大脳の記憶を消す等のアドバイス
*患者さんにとっては「怖い病名」からくる、必要以上の「安静状況」を改善し、積極的に自己治癒力を増強できる環境を作る
*「痛み」を消していく治療を継続し、「大脳」から少しずつ消去していく努力をいろいろなアプローチで行う

⑥疼痛緩和姿勢、継続した不良姿勢からくる、筋緊張や血流不足、ファシアのゆがみによるアンバランスを整え、関連痛等を取っていく
*痛みの波及部位への施術、逆に波及部位から原因部位への刺激施術
*不良姿勢へのアプローチ手技
*ファシアの変化には持続的な力(物理的、時間)が必要
*生活指導、スポーツ時の姿勢指導

いずれにしても、症状が早期のうちに、軽症のうちに「痛み」や「原因」を取ってしまうことです。

心当たりのある方は、実際に「施術」をうけていただくのが一番だと思います。




施術料は、捻挫、骨折、脱臼、打撲、肉離れなどの症状については健康保険適応ですが、

そのほかの症状につきましては「自費施術料金」になります。

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by s-onisi-seikotuin | 2016-10-10 17:31 | 治療 | Comments(2)  

ゴッドハンド

世の中には「ゴッドハンド」と呼ばれるほどのスゴイ手技を持った施術家が存在します。

私は・・・うちに来られる患者さんには申し訳ないですが・・・そこまでの手技は持ち合わせていません。

しかし、施術家を志したものは誰でも「ゴッドハンド」をめざし、また、そう呼ばれることを目標に置いてがんばっているはずです。
この年になった私でさえも、未だにそこを目指して「知識」「技術」の向上を心がけています。

ただ、私は手技だけで戦う能力はないので

「アキュスコープ」や「ハイチャージ」という優れた飛び道具を使い

「ファシア」や「MPS」などの「知識」を勉強し

患者さんの求める「症状の改善」(・・・決して「骨盤のゆがみの改善」ではなく)を

「1日でも早く」
しかも、それに見合った「適正な価格」

で対応していきたいと思っています。
(もちろんふつうの生活ができ、スタッフの適正な給料を支払うだけの報酬は必要ですが・・・)


保険適応の症状はもちろん

「変形性膝関節症」、「痛み」が主訴の「ヘルニア」「脊柱管狭さく症」・・・等々

ある意味、治療を見放された症状に対しても(・・・深~い 意味があります)

どこまで真剣に施術するのかが求められると思います。

1回の施術ですべての症状を改善する事はできませんが

1回目で最低でも「症状の変化を感じてもらう」

3回目までに「症状の変化を実感してもらう」

遅くても、1ヶ月以内にペインスケールを10→3以下にする

このくらいのことが当たり前にできるようにと常にがんばっていますし、今は、できていると感じています。

私が「施術家になった患者」であり続ける意義がそこにあると思っています。

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by s-onisi-seikotuin | 2016-06-19 21:57 | 治療 | Comments(0)  

ガチンコ勉強会の意味

ガチンコ勉強会の意味についてお話します。

以下は以前のブログ投稿で・・治療手技とFascia(ファシア)と 治療手技とFascia(ファシア)続編に載せた内容の抜粋です。

①自分の施術の手から漏れる患者さんや難治性症状についての悩みを話し合う場になりました。
「これさえやれば全ての症状が良くなる」なんて治療メニューは存在しませんし、それを謳っている「手技療法」等は信頼できません。
治療家は常に自分の施術に悩んでいて当然で、悩まなくなったらおしまいだと思います。
それを当然と思っている4人が「こんな症状もあんな症状も治せます」という自慢話ではなく、毎日患者さんの症状と格闘していく中での「真の悩み」を討論し、意見を述べ合うとても濃い内容のものでした。

②A先生は「こういう意図でこの部分にアプローチする」という説明をし、私は「本音で鍼の施術感想を述べる」というスタンスでお互いのイメージと感想を述べ合う「ガチンコ」施術です。

これが「ガチンコ勉強会」の真骨頂だと思っています。

飛び抜けた才能のある一部の先生方を除いて、多くの先生方は、毎日の施術に悩んでいて当然だと思います。
また、自分の施術はどこまで「患者さんに効いているのか?」という悩みも。

患者さんに施術後、「どうですか?」と問いかけても、先生の前で「もう一つです」とは言われないでしょう?(多くの人が集まるセミナーでも同じことです)

自分の施術に対する本音の答えが聞きたいし、他のアプローチならどうなるのかを知りたいと思うのは私一人ではなかったということです。

そういう主旨の勉強会に賛同する先生方が少しずつ増えてきて「核」となり現在に至っています。

プロの施術家に施術して、プロの意見、感想を聞く。
その施術の意味を説明した上で、施術の効果や感想を聞く。
それで効かなかったら、他の先生が別のアプローチをしてみる。

だから、熱のこもった勉強会になるんです。

一つの症状を改善するのに色々なアプローチがあります。
手技一つをとってみても、たくさんの手技があり、それぞれに効果があるのも事実です。
手技でなくても、鍼灸、物療器などの別のアプローチでも効果が出ます。

その効果はいったい何に作用して起こっているのか・・・はいまだ推測の域を出ていないのが現状です。
いわゆる「エビデンス」が無い、「エビデンス」を取る方法が見つからない・・・ということが非常に多いです。

筋、骨格系の治療に関しては、まだまだ未知の領域であり「謎だらけ」が現状でしょう。

また、「局所」を診るのか「遠隔」「体全体」から診るのかという議論もありますが、私はどちらも必要だと思っています。

例えば、よじれた紐があったとして、よじれた部分が痛みの原因部位だとして考えます。

よじれに直接アプローチしてよじれを開放し、発痛物質を除去する鎮痛方法がひとつ。
開放によって組織の治癒機序も働き、正常に戻っていくという「局所」療法。

また、よじれた紐を「遠隔」から刺激を与えることによってよじれをほどく方法もあります。

手技、物療器、鍼灸での遠隔からのアプローチでも鎮痛効果がみられるからです。
この場合は、よじれ部分のポリモーダル受容器への作用が、より強く働いている可能性が高いように思います。

私が使う、アキュスコープを使った施術での鎮痛効果は、組織そのものの変化よりも、ポリモーダル受容器への作用が強く感じられます。
アキュスコープだけで鎮痛効果があることを日常的に目にすることで、そういう考えが発想できるからです。

ただ、これは私の推論でしかなく、施術者によって、色んな意見があると思います。

いつも感じるのは、いろいろなアプローチによって、症状の改善がみられるという「事実」に対する驚きです。
「エビデンス」の取りようのない、たくさんの施術で症状の改善がみられることに、筋骨格系症状の奥深さを感じます。
それでも、難渋する症状はあり、事実、困っている患者さんはおられます。

だからこそ、「ガチンコ勉強会」での議論は必要だし、他の勉強会等での知識の習得は大切だと思います。

以前の記事に・・・
・・・もう少しやり方を煮詰めて、「施術に悩んでいる先生方なら誰でも大歓迎」という形の「勉強会」になれば良いかな・・・と思っています。・・・
・・・と語っていました。

それも少し実現できたかもしれません。

最近は、有名な先生方の参加や、遠くから来られる先生方も増えましたが、初期の「勉強会の意味」を忘れないように、今後も開催していきたいと考えています。




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千の「手技」「アプローチ法」を使って、患者さんの症状を改善したいと考えている私にとって、「千手観音」様は究極の理想です。











現在、Fascia「ファシア」についての理解は治療家の間でもごく限られた人にしか知られていません
しかし、これを知ると多くの「治療の謎」「症状の謎」が理解できるようになります。
今後、MPS治療と合わせて、多くの治療家のスタンダードになることを期待します。
以下、それに関する二つの情報を挙げておきます。
多くの治療家に見て頂きたい内容です。

東大阪 長田 おおにし整骨院

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Myorub概論
Fascia research 日本語字幕版

MPS研究会へ
整骨院へ行こう推進委員会ホームページへ

by s-onisi-seikotuin | 2016-03-21 21:36 | 治療 | Comments(0)