カテゴリ:治療( 61 )

 

アキュスコープ勉強会 仙台

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今日は仙台でアキュスコープの勉強会でした。

まだまだ、アキュスコープやエレサスのような微弱電流治療器やハイチヤージなどが、普及されていないようで、私の熱弁もいつも以上に拍車がかかりました。

痛みやMPS、ファシアの話をからめて、私なりの柔道整復師としての施術の基本的な考え方をお話しました。

その基本があって、アキュスコープやハイチヤージ等の的確な使用法が考えられる……というベースの話です。

整骨院の施術は、骨盤のゆがみや、体のゆがみ矯正そのものが治療になりがちです。
しかし、痛みの現場と原因箇所にアプローチしないと即効性に欠けてしまいます。

「ゆがみを直すと、いずれ痛みがとれますよ」という話ではなく、「今ある痛みを取って欲しい」という患者さんのニーズに応えることが優先です。
それが出来た上で、体のバランスを整える施術に入るべきだと考えます。

そのためには、痛みの本質を知ること、痛みの原因を考えること、様々な引き出しの中から最適の施術を施すことが必要です。

急性の痛みを訴える患者さんが多い整骨院では、痛みを速く取って、慢性化を防ぐという大切な役目も担っています。

それらを考えてこそ、手技はもちろん、アキュスコープやハイチヤージの施術が生きて来るのだと思います。

ご縁があって、仙台でお会いした先生方に何かしらの施術のヒントになれば幸いです。
名古屋、大阪、仙台と三回の私の勉強会に参加された先生もおられました。
同じ話に最近の考えもお話したことで、かぶった話はお許しください!


私の入っているMPS研究会でも様々な議論がなされていますが、基本的な考え方は共通でも、医師、鍼灸師、PT、柔道整復師ではそれぞれ、治療時間や治療方法が違います。

柔道整復師は柔道整復師としてのMPSを踏まえた施術方法を考える時が来ていると思います。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-10-19 18:03 | 治療 | Comments(0)  

膝の整復 

膝の軟骨が減ることで痛みが出ると言われる「変形性膝関節症」について・・・
軟骨や半月板それ自体には痛覚神経が存在しません
だから、たとえ、軟骨同士がこすれあったとしても、痛みを感じることはないのです。


膝の軟骨が減ってしまうと、でこぼこになった軟骨同士のかみ合わせが悪くなることで、レントゲン上では確認できないくらいの微細な「ズレ」=「ロッキング」が起こることがあります。

急な動きやちょっとした動作で膝をひねった(ねんざ)時や、正座崩しで持続的に膝がゆがめられた時などに「ズレ」る時に

立つことすら困難な痛みが急に起こります。

微細な「ズレ」ですが、ズレが自然に戻るか、施術者が整復して戻すまで強い痛みが続きます
膝関節が「ズレ」ることによる関節包周囲のストレス=Fasciaのズレが原因ではないかと思います。

こんな場合は、「Fasciaのズレ」を戻してやるのが最も有効な治療になります。

鵞足炎や膝裏の痛みもこの「ズレ」が原因の場合が多く見られますので、当院で膝の状況を診る場合には「ズレ」のチェックは欠かせません。

「ズレ」を戻してやると嘘のように痛みが取れるのです。

もちろん、長時間の「ズレ」の後には、必ずひずみによる炎症が起こりますし、一度ズレた関節は何度か繰り返して起こることが多いので、アキュスコープによる治療も欠かせません。

大した技量のない私ですが、膝の「ズレ」を治すことで、患者さんを杖無しで帰っていただく事が数多くあります。

少しの手技技術を習得すれば、同じ事が可能です。

軟骨を増やすことで痛みを取るわけではないのですから。



微細な関節の「ズレ」=「ロッキング」は膝以外にも起こります。

体重を支える「足」には沢山の小さな関節が存在しますが、ここにも同様の「ズレ」は多く発生します。
少しの矯正、整復だけで痛みは消えてしまいます。

これらを見破り、手技で整復(元に戻す)することも、非常に有効な治療であることを多くの患者さんに知って頂きたいと思います。

☆昨年6月、米国整形外科学会では「変形性膝関節症」の治療に「ヒアルロン酸関節内注射」は推奨しないとされました。
この事の意味は非常に大きいですね。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-07-27 21:11 | 治療 | Comments(4)  

治療手技とFascia(ファシア)続編

先週末は、専門学校の同級生4人で治療についての議論で大盛り上がりでした。
治療手技とFascia(ファシア)

今日も、うちの治療所に堺から朝倉先生が来られて、先週に続く議論で時を忘れて話し合いました。

やはり、Fascia(ファシア)がキーワードになって、今までの施術の成否がそこにあったこと、また、これからの施術の基本ベースになることを再確認しました。

今まで、朝倉先生は手技と鍼、私は手技とアキュスコープという違うアプローチで、二人が違う施術をしてきましたが、やはり治療結果の成否のカギはFascia(ファシア)にあったというのが結論です。

先週お会いした、手技にこだわっている矢谷先生も、私と同じ手技とアキュスコープを使っている内田先生も同じでした。

それぞれが、日々の治療に悩み、それぞれが、患者さんの痛みを何とかしようと、切磋琢磨してきたことが10年後に4人が同じ結論に到達した原因だと思います。


今日は朝倉先生の鍼を私の身体で体験しました。

朝倉先生は「こういう意図でこの部分にアプローチする」という説明をし、私は「本音で鍼の施術感想を述べる」というスタンスでお互いのイメージと感想を述べ合う「ガチンコ」施術です。

感想は・・・お世辞でなく最高レベルの「鍼」の技術でした。

もっと驚いたのは、MPS研究会でも話題の掃骨鍼に近い技術だったということです。
誰に教わることもなく、自分自身で考えてこられて、実践してきた中で最も効く鍼手技を使っている。それにビックリでした。
それを、忙しい鍼灸整骨院の施術中に行っていること、同時に安価な施術料金しか頂いていないことにも驚かされました。

「たかが整骨院」をなめたらあかんで~!・・・です。

今後も、こういう形の勉強会をやっていこうという事で話はまとまり、「ガチンコ勉強会」と命名することに私が決めました。

もう少しやり方を煮詰めて、「施術に悩んでいる先生方なら誰でも大歓迎」という形の「勉強会」になれば良いかな・・・と思っています。

さすがに、鍼を3~4㎝入れて、Fascia(ファシア)にアプローチする事で、施術後は鍼の「切皮痛」が残ります。
それに対してアキュスコープでトリートメントするとどうなるのかもやってみました。
30秒ほどで完全に取れた後、今も痛みは出ていません。

「鍼とアキュスコープ」の相乗効果のすごさにも驚いた一日でした。


現在、Fascia「ファシア」についての理解は治療家の間でもごく限られた人にしか知られていません
しかし、これを知ると多くの「治療の謎」「症状の謎」が理解できるようになります。
今後、MPS治療と合わせて、多くの治療家のスタンダードになることを期待します。
以下、それに関する二つの情報を挙げておきます。
多くの治療家に見て頂きたい内容です。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-07-05 23:06 | 治療 | Comments(0)  

治療手技とFascia(ファシア)

最近はあちこちに「ほぐし屋」さんが増えました
ストレスの多い現代人は、リラクゼーションを求めているのでしょうね。


しかし、国家資格「あんま」の資格を持ってする「マッサージ」は「ほぐし」とは違います
「あんま」「マッサージ」は治療目的の手技で、私の同期生にも資格者はおられ、痛みに対して効果的な治療をされています。
その先生は手技にこだわり、手技の限界を超えようと日々努力されています。
お話を聞いていると、Fascia(ファシア)の癒着にアプローチされているようです。
今後も治療手技を極めて欲しいと思っています。

整骨院で行われる手技も基本的に「治療手技」であって「ほぐし手技」ではありません

最近、新しいスタッフが入り、手技の基本から教える事になりました。
手技を伝えるのは難しい作業です。
同じ基本を教えても、人によって少しずつ手の大きさや形、圧やリズムなどが違うので、私と全く同じ手技にはなりません。
ただ、基本を押さえてさえいれば「治療手技」をマスターすることは可能です。

ざっと挙げるだけでも

「治療手技」として

「整復手技」「腫脹、血流改善手技」「筋緊張を取る手技」「ファシアの癒着を取る手技」「全身のバランスを調整する手技」「関節モビライゼーション」「骨盤矯正手技」

「トレーナー的手技」として

「筋緊張を含め、リラックスさせる手技」「運動前のパフォーマンスを上げる手技」「他動ストレッチ」
・・・などがあります。

当然、目的と理論、施術の方針によってそれらを使い分ける必要があります。


では、「ほぐし手技」と「治療手技」の最大の違いは何でしょうか?

「ほぐし手技」は「時間」がキーワードです。

「何分間でいくら?」なんですが、目的は「リラクゼーション」にあります。
60分間横になって、人に体を触ってもらうことで「気持ちよさ」や「疲れによる筋緊張の緩和」が得られます。
途中で寝てしまう人もいるかと思いますが、「副交感神経優位」状態も得られます。
60分をかけて全身、または希望する部位の筋肉をまんべんなく均等にほぐしていくことで「リラクゼーション」と「血流改善」が可能です。
スポーツ後の「筋肉の疲れ」や仕事などの「ストレス」による筋緊張を改善するには良いと思います。(上手な人がやれば・・・の話ですが)

では「治療手技」と何が一番違うのでしょうか?

「治療手技」は「痛みを取る」「運動機能を正常化する」を目的に行われる手技だということです。

たとえば、「痛み」を発生させている「トリガーポイント」を探し出し、その部位の筋、筋膜、骨膜、腱、軟部組織等の癒着を取る事で、緊張を緩和し血流や体液循環を促進させる
それが、トリガーポイントを正常化させ、結果的に「痛みを取る」ことにつながるのです。

トリガーポイント、または痛みの原因箇所を探し出すのは大切な手技の役目です。
これには知識や経験も必要になってきます。

痛む所も痛まない所も均等に手技をしていくのではなく「ここ」という場所に、的確で正しい圧、正しい方法で手技をしていかないと、癒着はがしや痛みの改善にはつながりません
身体全体のバランスをチェックすると同時に、痛みの原因箇所を探し、改善するポイント治療が必要です。

そこが治療手技の「真髄」だと思います。

「運動機能を正常化させる」ことも目的です。
骨折や脱臼、捻挫の整復はもちろん、「レントゲン上では解らない微細な関節のズレ」の整復も大切な手技になります。

「レントゲン上では解らない微細な関節のズレ」は以前にもブログにアップしました。
変形性膝関節症の方が、腫れもないのに体重をかけると強く痛むような症状に多くみられます。
体重を支える足根骨の関節にも多くみられ、「体重をかけると、足が痛むんです」という患者さんは要チェックです。

もしかすると、私の言う「ズレ」はファシアと呼ばれるもののズレかもしれません
どちらにしてもレントゲンやMRIでは判断できないものですが、現実にそんな症状が存在するのは間違いありません。

これらの手技は、解剖学、機能解剖学、生理学等を知っていないと逆に組織の悪化を招くこともあるので慎重に行わなくてはなりません。

柔道整復師の持つ最大の武器はこの「治療手技」です。
患者さんの痛みを探るために「画像診断」ではなく、直にその部位を触ってこそ、患者さんとの距離も縮まり、真の主訴にたどり着けるのだと思います


昨夜、専門学校時代の同級生4人で久しぶりに会いました。

「患者さんが1日に何人来てる?」なんて話題はいっさい出ません。

自分の施術の手から漏れる患者さんや難治性症状についての悩みを話し合う場になりました。
「これさえやれば全ての症状が良くなる」なんて治療メニューは存在しませんし、それを謳っている「手技療法」等は信頼できません。
治療家は常に自分の施術に悩んでいて当然で、悩まなくなったらおしまいだと思います。
それを当然と思っている4人が「こんな症状もあんな症状も治せます」という自慢話ではなく、毎日患者さんの症状と格闘していく中での「真の悩み」を討論し、意見を述べ合うとても濃い内容のものでした
それぞれが真剣に患者さんや治療に向き合っている様子がうかがえて、ラストオーダーまでがあっという間でした。

マグロの切り身を前に「これがファシアで、ここをずらすんや・・」なんて話で熱狂する仲間なんてそうはいません。
良い仲間に恵まれたと改めて感動した一日でした。

整骨院も捨てたものではないなあ・・・です。
「たかが整骨院、されど整骨院」は確かに存在します

現在、Fascia「ファシア」についての理解は治療家の間でもごく限られた人にしか知られていません
しかし、これを知ると多くの「治療の謎」「症状の謎」が理解できるようになります。
今後、MPS治療と合わせて、多くの治療家のスタンダードになることを期待します。
以下、それに関する二つの情報を挙げておきます。
多くの治療家に見て頂きたい内容です。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-06-25 14:43 | 治療 | Comments(2)  

MPS研究会 学術集会(東京)

昨日、今日と2日間、東京でのMPS研究会の第13回学術集会に行ってきました。
MPS研究会の第13回学術集会へ


今回のテーマは「動作分析による罹患筋診断」というテーマで、多くの著名な先生方の講演を数多く聞かせていただきました。

MPSとは何度もブログでお話している「筋、筋膜性疼痛症候群」のことです。

ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり、分離症などの腰痛はもちろん、頚肩椀症候群をはじめとする頸部痛、五十股と呼ばれる股関節痛、変形性膝関節症も含めて、体の痛みはほとんどが筋肉、筋膜、骨膜、「浅筋膜」が原因になる症状だと考えられます。

MPS研究会の整形外科の医師の方々はスキマブロックというトリガーポイント注射を中心に、鍼灸師の方々は鍼灸手技や徒手療法を、PTの方々は運動療法や手技を使われています。

私は手技に電気治療器をプラスして施術しています。

今回は2日目に発表とアキュスコープとハイチャージのデモンストレーションをしてきました。

著名な先生方のおられる前での発表とデモはさすがに緊張しましたが、そもそも器械が優秀ですので、短時間での「鎮痛」というデモの結果は出せたと思います。

発表で私が言いたかったことは

整骨院では急性のMPSを診ることが多いので、慢性化を防止するために早期に治療することが求められる。

手技は捻挫や骨折、脱臼、微細なズレによる関節障害、打撲、挫傷の治療にはもちろん、MPSの診断と治療に非常に有効である。

電気治療器も、MPS治療に有効で手技を補完、もしくは手技の限界を超える機能を生かすように使用する

筋、骨格性の痛みについては、基本的にMPSを「大きな引き出し」として共有化し追求していく事が大切。

・・・です。

MPSを中心とした研究はまだ一般的にはなっていませんが、MPSを念頭に置いての治療結果は驚くべきものがあります。
私に出来る事は、治療結果を積み上げていくことと、MPSのアナウンスだと思っています。


また明日から、学術集会で得た貴重な知識を加えて、新たな気持ちで頑張ります。

最後にお忙しい中、デモ器を会場まで持ってきて頂いたサンメディカル様にお礼申し上げます。

木村会長の厳しいツッコミにもめげず・・・でしたね(笑)

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by s-onisi-seikotuin | 2014-06-15 23:01 | 治療 | Comments(0)  

アキュスコープ勉強会(大阪)を終えて

今日、アキュスコープ勉強会(大阪)の講師を務めてきました。

風邪気味で、喉の調子が良くなかったのと、ちょっとしたトラブルがあったため、当初の進行予定とは違う形になりご迷惑をおかけしました。
5月の連休から海の日の休日まで、どの整骨院もほとんど連休がとれません。
その上、この時期は患者さんが多く、施術者にとって体力的にもきつい時期です。
そんな中、多くの勉強熱心な先生方に集まっていただき、感謝でいっぱいです。
サンメディカルの社員の皆さんも休日出勤、ご苦労様でした。

・・・とはいえ、最終的には私の勘違いで1時間も勉強会の時間が延びてしまうことになり、申し訳ありませんでした。

私の最もお話したかった事は、前回のブログでもお伝えしたとおり・・・

いろいろな先生方が、色々な施術方法で施術されることに対しては、効果があるのであれば、「どれも良し」だと考えていますし、「色々な施術方法」「施術の引き出し」があっていいと思っています。
そういうことではなく、私は「施術の根幹を成す考え方」を中心にお話するつもりです。


・・・という事です。

MPSの症状に対してのアプローチはいろいろあります。
もともとは「手技」が施術の中心であったものが、今では、慢性化した「難知性の症状」にも効果がでるような様々な治療が考え出され、次第に形になっていく進化の過程にあると言えるでしょう。

私の入っている「MPS研究会」では医師、歯科医師、看護師、鍼灸師、あんま師、理学療法士、柔整師等々、様々な分野の先生方がそれぞれの分野で「MPS症状」に対しての治療法を研究されています。
悩める多くの「MPS」患者さんを救うためには多くの受け皿が必要です。
いずれ、「MPS」が治療基準のスタンダードになると思いますが(そうでないと救われません)、それまでに、「今できる事を今やる」ことで結果を残していくことも大切です。

整骨院では、それに対してどのようなアプローチができるのかをお話してきました。
急性期のけがや症状を診ることの多い整骨院では、早急に症状を取り慢性化を防ぐことが大切です。
それが、結果的に肥大化する健康保険負担を食い止めることにもつながります。



「どことどこにアキュスコープを通電すれば、この症状に効きます」というノウハウは無数にあります。
しかし、今日お話した「施術の根幹を成す考え方」を知っていれば、人に聞かなくても自分で考えることが可能になります。

60%の患者さんに効く施術方法を体得した後は、それぞれの患者さんの症状過程や、施術後の変化に合わせて「オリジナルの施術、通電方法」=「引き出し」を会得していく段階の入ります。
また、その「引き出し」がアキュスコープでなくても良いのです。
まだまだ、MPSに対する施術方法はあると思いますが、日々、それを頭に置いて成長し続ける事が何より「患者さん」から求められていると考えるべきでしょう。


今日、参加された先生方がより良い「引き出し」を考え出されたら、今度はその先生が前に立って、意見を述べ、他の先生方に伝えていく・・・という事を繰り返すことで治療技術が上がると同時に、「施術の共有化」がすすんでいくのだと思います。
そういう事を夢見て、技術も知識もまだまだ未熟な私が先陣を切って「講師」を務めさせて頂いたと思っています。

皆さんお疲れ様でした!
明日からの施術に、なにがしかの足しになることを祈っています。


私の知っている先生方が何人か参加していただいた上に・・

ブログ友達の「かずくんさん」が現在進行形で治療に通われている埼玉の整骨院の先生も参加されていたことも驚きました。(この3人の縁もすごい!)
その先生は、前回の名古屋での勉強会にも参加された方で、あと2人の先生と一緒に関東から来て頂きました。

本当に感謝、感謝としか言い表せません。

参加された先生方、本当にありがとうございました!

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by s-onisi-seikotuin | 2014-05-18 21:36 | 治療 | Comments(2)  

三人の師

柔道整復師という仕事を志して以来、私には三人の「師」と呼べる人がいます。

一人は「A鍼灸整骨院」のA先生です。
その先生と私は共に専門学校で学んでいたのですが、A先生はすでに鍼灸の資格もお持ちで、鍼灸整骨院で働きながら学校に通われていました。
私は、その頃、昼は自営業、夕方5時から専門学校の授業・・という毎日でした。
家族もいる状態で、転職・・・という時でしたので、授業や臨床の座学について本気で頑張ろうと考えていました。
入学間もない日の授業後、A先生が私に「基本は生理学と解剖学の勉強をすると良い」と声をかけて下さいました。
「なぜ私に声をかけてくれたのか」と問うと、「真面目に勉強しようとしているから」との答えでした。
それから「生理学」「解剖学」「機能解剖学」を中心に必死で勉強を始めました。
私の事ですから、どこかで遊びの要素がないと続かないので「ゴルフスイングの解析」をからませて勉強しました。

今、「スクエアスイング」「スクエアアドレス」としてブログに載せているお話は、ここから転機を迎えて始まったものです。

整骨院での仕事は「生理学」「解剖学」「機能解剖学」という基本が理解できないで、技術ばかりを追いかけていると「治療の迷路」にはまってしまいます
様々な治療、治療技術がありますが、「その治療がどのような理由で、どのような効果をもたらすものなのか」が解らなくなるのです。

勉強の基本を教えて下さったA先生には今も感謝でいっぱいです。

現在も「生理学」「解剖学」「機能解剖学」とゴルフスイング、どちらの要素も毎日勉強中、研究中・・・というわけです。


二人目の「師」はサンメディカルのM社長です。

一つの会社の器械について宣伝がましくなるのはどうかとは思いますが、「アキュスコープ」「ハイチャージ」という優れた治療器を使用していなかったなら、今の私や今の施術はあり得ません

当時営業マンだった「Mさん」と「アキュスコープ」との出会いがすべてです。
器械そのものの使い方や優秀性はさておき、Mさんには電気物療器の基本を教えていただきました。

電気治療器を使って施術することで理解できた事が数多くあります。
「こんな症状にも効くの?!」という驚きがいっぱいの毎日です

また、整骨院で起こる数々の問題に対しても親身になってアドバイスを下さいました。
今も営業マンと利用者としてではなく、人と人として感謝し、おつきあいをさせてもらっています。


三人目の「師」は加茂整形外科の加茂淳先生です。

整骨院を開業し、現場での治療の謎、疑問について、いろいろと悩み、研究していた時に加茂先生のホームページに出会いました。

ホームページに載せられた、数々のお話や参考文献を知り、加茂先生の著書である「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」を読んだ時に目の前が開けるように多くの謎や疑問が解けていきました

患者さんの訴える「痛み」の原因は何か?

もちろん「生理学」を知っていないと理解できないことですが、ここに多くの「治療解決の糸口」があり、自分がどのような施術方針で患者さんと向き合っていけばいいのかを教えていただきました。

現在は加茂先生の創設された「MPS研究会」にも会員として参加させてもらっています。

「筋筋膜性疼痛症候群、MPS」がベースとしてないと、「患者さんの真の訴え」にはたどり着けないと同時に、「難治性の慢性痛患者」さんを増やしていくことになります。
もちろん「筋筋膜性疼痛症候群、MPS」だけが「痛み」の原因ではないのですが、少なくともそれを押さえておかないと、またまた「治療の迷路」に入ってしまいます。
整骨院で「急性の症状」を診る事が多い柔道整復師は「痛みの慢性化」を防止する最前線にいると言ってもいいでしょう。
おこがましいですが、それが柔道整復師の重要な仕事になるのではないでしょうか?

先日の大阪での「MPS研究会、学術集会」でお顔やお話は伺えましたが、時間もなく自己紹介も出来ずに帰りました。
今度の6月に行われる東京での「学術集会」ではぜひお話とお礼を・・・と考えています。

私のほうが一方的に「師」と思っているだけで、お三人は「弟子」ともなんとも思っていないでしょうが、この三人の「師」と呼べる人との巡り会いがなかったら今の自分はなかったと思っています。

ひたすら、「感謝」です。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-04-27 21:40 | 治療 | Comments(0)  

アキュスコープ勉強会(大阪)を前にして

サンメディカルさんの主催で、5月18日(日)に大阪でアキュスコープ勉強会の講師を務めることになりました。
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昨年の3月に名古屋で行って以来、2回目となります。

多くの先生方の前でお話するのは、緊張しますし、慣れないのでお聞きづらいかもしれませんのでご了承下さい。

今回、私がお話しようとする内容は難しい内容ではありません。

いろいろな先生方が、色々な施術方法で施術されることに対しては、効果があるのであれば、「どれも良し」だと考えていますし、「色々な施術方法」「施術の引き出し」があっていいと思っています。
そういうことではなく、私は「施術の根幹を成す考え方」を中心にお話するつもりです。

柔整師もどちらかというと「構造的」な施術に目がいきがちです。

「骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷」が柔整師の重要な施術です。

これらは、身体の「構造破綻」です。
「整復」という施術が基本となって、以後の施術につながっていきます。

それはそれで大切な治療なんですが、ここに落とし穴があって、「構造的修復」に重きを置きすぎて「生理学的」な視野に欠けることがあります

「痛み」という分野です。

リハビリをするにしても、「構造的」な理由でROM(可動域)制限が起こっているのか、「痛み」で起こっているのかを見極めることも大切でしょう。

もう一歩、話を進めれば、一般的に言われる「痛み」を主訴とする、自分でも受傷原因の明確でない患者さんも多く来院されます。

整骨院では「急性」の患者さんが多いのですが、正しく、早急に施術しないと、「痛みが慢性化」してしまうような事がおこります。

こういう症状に対して必要な「根幹の考え方」についてもお話しようと思っています。

もちろん、施術の「引き出し」に当たる「アキュスコープ」や「ハイチャージ」を使った具体的な施術方法についてもお話いたします。

今、そういう事を考えていかないと「柔整師」としての存在が、社会的にも希薄になるのではないか・・・というような大きな「危機感」を持ってお話するつもりです

参加される先生方におかれましては、

「常識を疑ってみる」「経験論の正誤を検証する」「他に正はないか?」

の考え方に一瞬だけでも耳を傾けて頂きますようよろしくお願い致します。

「柔整師」が社会でもっと認められる存在になるために大切な事があるんです。


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by s-onisi-seikotuin | 2014-04-13 22:48 | 治療 | Comments(4)  

腰椎ヘルニアはMPS(筋膜性疼痛症候群)

先日のテレビでも、腰椎ヘルニア、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症は腰痛の原因ではないとし、
「AKA-博田法」という手技を使って痛みを取る治療を報道されていました。

あおむけに寝て両脚を伸ばし、片方の足を持ち上げて、痛みが出るかどうかを判断し、ヘルニアなどがあるかどうかをチェックする「SLRテスト」という検査法があります。
番組でも、先生が患者さんの足を持ち上げるチェックで、20度くらい上げると痛みが出る様子が映されていました。
先生がAKA手技を施術した後に、簡単に足が上がるようになり、痛みが改善した事を確かめておられました。
「SLRテスト」はヘルニアなどの検査法ですが、伸ばした脚を持ち上げて、脚の裏側が痛むと「腰椎ヘルニア」の可能性があるとされます。(痛みがない場合は脊柱管狭窄症・・・?)
脊髄神経がヘルニアで圧迫されているので坐骨神経が引き延ばされて痛みが出るという理屈です。
これには異論がありますが、ひとまずおいておいて・・・)


私も、「SLRテスト」をしますが、脚を持ち上げると、腰に痛みが出る患者さんと、太股の裏に痛みの出る患者さんがおられます。
それぞれ、症状は違うと考えられます。
大まかにいうと、腰が痛む人は「腰のMPS、筋筋膜性疼痛症候群」、太股の痛む人は「臀部か太股の裏のMPS、筋筋膜性疼痛症候群」だと判断できます。(もちろん、その他の疾患も考えて・・ですが)

それぞれの症状に合わせて、それぞれの施術をしていきます。
施術後にもう一度「SLRテスト」をすると、ほとんどの人が脚の上がる角度が向上し、痛みが軽減します。
私は、そんな短時間に手技、その他で腰椎ヘルニアを小さくしたり、出てきたヘルニアを元に戻したりは出来ません
そんな事をしていないのに関わらず・・・なんです。

それは、ほとんどの患者さんの訴える「腰椎ヘルニア」症状が「MPS、筋筋膜性疼痛症候群」だからです。
原因であると思われる筋、筋膜(時には骨膜)を探り、そこに色々な施術をする事で、早期に痛みが改善します。

嘘だと思われる方がほとんどだと思いますが、これは「事実」なんです。

症状を推理し、正しくアプローチさえすれば、MPS症状の腰痛は改善していきます。

治療のアプローチ方法は色々あっていいと思います
AKA、鍼灸、トリガーポイント注射、手技、物療器、カイロ手技、その他危険でないオリジナル治療法


急性腰痛の「ギックリ腰」は関節や関節付近の損傷(MPSの一つ)だと考えられます。
「SLRテスト」も出来ない程の痛みを訴える患者さんがほとんどです。
それほど痛みはきついのですが、3日から1週間で痛みが改善していきます。

「腰椎ヘルニア」とMRIで診断された患者さんも来られますが(・・残念ながら自費治療です)、ギックリ腰とは明らかに痛みの質が違うのがわかります。
痛みがなかなか収まらず、腰や太股、下腿が痛むのです。

骨盤(仙腸関節)の異常と思われる患者さんもおられます。
仙腸関節のロッキングが続くことで腰が痛む患者さんです。
こういう患者さんにはAKAなどがよく反応します。
この矯正法は「胸腰背腱膜の緊張を取る」と考えることもでき、同時に脊柱起立筋や臀部筋の緊張を取るという意味で「MPS」に対するアプローチをしているとも考えられます。

現在の一般的治療法は腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症の場合、保存療法(痛み止め、湿布、理学療法)で様子を見、改善が見られない場合は手術へ・・・という流れになります。
手術までしなくても「痛みを改善」する方法が存在する事を多くの人に知って頂きたいと思います。

ただし、本物の腰椎ヘルニアや、脊柱管狭窄症もあります。
これらは脚の麻痺(痛みが原因でない筋力低下の事)や排尿障害を伴うもので、残念ながら、手術の対象となります。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-03-29 23:43 | 治療 | Comments(0)  

自宅でできる骨盤、脊柱矯正法(腰痛編)MPS改善にも

以前に自宅でできる骨盤、脊柱矯正法 (MPS改善にも)というブログをアップしましたが、腰痛に悩む方が多いので、腰痛用のメニューを追加しておきます。
腰痛もさまざまで、ギックリ腰と呼ばれる急性腰痛から、坐骨神経痛症状、整形外科的診断名である「腰椎ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎すべり症」「腰椎分離症」、それに「坐骨神経痛」と呼ばれる症状までいろいろあります。
「腰椎ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎すべり症」「腰椎分離症」ですが、これらは足に「麻痺・・・力が入らない状態」や「排尿障害」がない限り、MPS(筋筋膜性疼痛症候群)と考えられ、このメニューをする事で、痛みの改善につながります。
整骨院などで「骨盤がずれている」と言われた方にもおすすめです。
ただし、ぎっくり腰(急性腰痛)になって3日目以内の方はしないでください。安静が一番です。

d0133145_10403195.jpg仰向けに寝てもらって、テニスボール(硬式)を当て、一か所、1分から1分半、自分の体重で圧迫してもらいます。「痛むところ」「痛むけれど気持ちのいいところ」にボールを当てます。図の青い印のあるところが腰痛の人に多い治療ポイントになります。
仙骨はもちろん、左右の仙腸関節に沿って当てるのもいいですね。
「坐骨神経痛」と思われ、おしりの下の方が痛む方は赤マークの二か所に二つのボールで同時に当てたり、一か所ずつ2回に分けて当てるとよく効きます。
おしりから太ももの横~下腿の側面が痛む方はおしりの横に当てます。(ちょっと痛いですよ)
また、ボールの当たった感じが痛すぎる方は布団の上や、柔らかいカーペットの上で行ってください。

d0133145_22322380.jpgテニスボールを仙骨の真ん中に当てる場合、(写真)あおむけに寝てボールの上に載り、自分の体重をかけて1分から1分半圧迫します。少しの振動を加えながらやるのは良いのですが、ぐりぐりと筋肉をこねるような当て方は筋肉を痛める可能性がありますので注意して下さい。
お尻の横の筋肉(中殿筋、小殿筋)は身体を少し横にして当てるとうまく当たります。
10ヶ所程度を、出来れば左右共に、もしくはローテーションしながら、当てている所の痛みが緩和して気持ちよくなるくらいになれば終わります
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d0133145_1041031.jpg次は、今回初めてアップする内容です。
腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)、特に大腰筋を調整する方法、腰痛の人にはぜひ知ってもらいたいテニスボール矯正法です!
意外なことに、ここをテニスボールで矯正すると、腰の痛みが緩和します!
実は、この筋肉は腰の骨(腰椎)の前側(お腹側)から大腿骨まで伸びる筋肉で、腰の痛みと深い関係があります。腰を反らせると痛んだり、身体を捻ると痛む腰痛に関わる筋肉です。
整骨院などで、背中から腰までを施術するのは当然ですが、以外とこの腸腰筋は施術しない事が多いのです。
「おおにし整骨院」では「腰痛」とくれば、必ずチェックする筋肉
です。

あおむけに寝て、片方の足は伸ばし、片方は股関節の大腰筋のある場所にボールを当てます
鼠徑(そけい)部と呼ばれる場所ですが、下腹部と太股の間になります。指で押さえると思わぬ痛みが出る場合があるので注意します。ゆっくりとボールをはさみ、両手で膝の下あたりを抱え込みます。
この状態から抱えた両手を手前に引っ張り、ボールをより強く挟み込んでいきます
痛むところにボールが当たっていれば良いですが、このまま膝を内側に倒すように圧迫していくと、もっと大腰筋にボールが当たり、「ここが痛むんだ」と自分でも理解できると思います。
この姿勢で、またまた1分から1分半じっと圧迫を続けます。お腹の中あたりまで「効いている感」が出れば100点満点ですね。
これを初回は2回ずつ、腰の痛みが緩和してからは1回ずつ左右行って下さい。
不思議なことに腰の張りや痛みが緩和するのを感じることが出来るはずです
これで大腰筋が痛くなくなれば、大腰筋のストレッチも快適にできるはずです。(写真右下)
自宅で簡単に出来る「腰痛対策メニュー」の公開でした!d0133145_22345836.jpgd0133145_2235164.jpgd0133145_22353226.jpgd0133145_19462844.jpg









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by s-onisi-seikotuin | 2014-03-06 23:18 | 治療 | Comments(6)