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4スタンス理論の考察 №2 (改)

4スタンス理論は姿勢がカギ?

以前アップした内容を、より深く考えてみます。(BタイプはAタイプのスイングが可能か?)


「4スタンス理論のベース」
人間の身体の動かし方にA1 A2 B1 B2という4つのタイプがあり、そのタイプ別にスイングを作り上げていくと上達が早いという説明です
AタイプとBタイプと1タイプ、2タイプは姿勢で分かれると考えられます。
Aタイプ骨盤の前傾し、胸の張った人(つま先体重
Bタイプ骨盤の後傾したちょっと猫背気味の人(かかと体重)です。
Aタイプの人は股関節の回旋と肩関節の後ろへの可動域(動きやすさ)が広く、前腕が回外し(手のひらが上を向く、写真では正面)小指、薬指に力が入りやすくなります。
Bタイプは股関節が動きにくい。肩関節の前への可動域(動きやすさ)が広く前腕が回内し(手のひらが下を向く、写真では後ろ)人差し指、親指に力が入りやすく指全体を握りやすいという特徴があります。

その上で、1タイプは足裏の内側で体重を支える人、2タイプは足裏の外側で体重を支える人と分かれます。
1タイプ・・・ 内側で支える人は内股、X脚
2タイプ
・・・外側で支える人は外股、O脚と考えられます。
下の写真で 上左2つがA1、上右2つがA2  下左2つがB1、下右2つがB2のモデルです。
特徴を非常に強調していますが・・・

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Aタイプのように、骨盤を前傾させると背筋が伸び、胸を張る姿勢になりつま先に体重がかかります(正座もこの姿勢)。いつもお話ししている通り、股関節が動きやすくなり、身体の回旋が股関節を中心に体を入れ替えるように動けます。また、胸を張ることで肩甲骨が動きやすくなります。ゴルフのアドレスでは前傾が深くなります。スキャプラプレーンが身体の回旋と連動しやすい位置に来るので、身体をひねる動作の多いスポーツではぜひ獲得したい姿勢だと思います。肩から腕はやや後ろ、手のひらが上を向き(前腕回外)小指薬指に力がはいりやすくなります。(日本人には少ない姿勢)

対してBタイプのように骨盤が後傾していると、残念ながら猫背になり、かかと側に体重がかかりやすくなります。出っ尻の姿勢で猫背にはしにくいでしょ?骨盤の後傾は股関節の動きを制限するため、身体を回旋させる時には足首から膝、腰、胸まで全体を使ってひねる必要が生じます。運動動作としては片方の足を軸にして体をひねると回旋しやすいと考えられます。猫背だと、腕は前にいき、手のひらが下を向き(前腕回内)親指人差し指に力がはいりやすくなります。ゴルフのアドレスでは前傾が浅くなります。(日本人に多い姿勢)


タイプ 1 と 2 については
外股、O脚は足裏の外側に体重が乗りやすく、内股、X脚は足裏の内側に体重が乗りやすくなります

これが、4スタンスの基本4パターンだと推測します。
この姿勢パターンの組み合わせを考えて動作を解析していると思います。イチロー選手、石川遼選手がAタイプ、松井秀喜選手、池田勇太選手がBタイプだというのはわかりやすいですね。(ちなみにスクエアアドレスはAタイプです・・・私自身はB2タイプ)

ここまでは前回お話した内容です。

ここから、パラレルタイプとクロスタイプについての新しい考察です。
パラレルタイプはA2,B1
クロスタイプはA1,B2    です。

Aタイプは骨盤の前傾し、胸の張った人
Bタイプは骨盤の後傾し、猫背の人
1タイプは内股、X脚
2タイプは外股、O脚

・・・です。
そこで、それぞれの姿勢をとって片足立ちをしてみると・・・
パラレルタイプのA2,B1は反対の足が片足立ちしている方の足と平行にしたときに安定します。
クロスタイプのA1,B2は反対の足がクロスしている時に安定します。

すなわち片足でバランスを取ったときに、反対の足がどの方向に向いていると安定するかでタイプ分けされるということです。
キック動作や身体のねじりやすさもこれで説明がつきます。    

先天的に4タイプの姿勢に分かれるとして、それぞれのタイプの身体構造と姿勢から、それぞれのタイプに適した運動動作を考えておられます。
だから、非常に労力のいる作業をされたと思いますし、尊敬に値する理論だと思っています。


多くのアマチュアゴルファーのみならず、プロゴルファーを巻き込んでの最近のご活躍は、さもありなんといったところでしょうか?
対して、私の考えた「スクエアアドレス」「スクエアスイング」はまだまだ稚拙で考察も道半ばと考えています。
ただ、人間の骨格上、こことここを使えば非常に効率の良いゴルフスイングが出来るのに・・・、また、このアドレスから「伸張反射」や「姿勢反射」等を使えばもっと体が楽に動くのに・・・という思いはあります


私はB2の特徴をもっていますが、スクエアスイングはA2に近いと思います。
私自身のスイングもプロのように完成されたものではありませんが、ある意味、結果は出ていると思っています。
だから、Bタイプの人でもアドレス時の姿勢、テイクバックからの体幹の動かし方を練習さえすればA2のスクエアスイングを十分にマスター出来ると考えています。
自分の姿勢パターンに合ったスイング(4スタンス)を選択するのか、人間の持つ共通した骨格や姿勢反射を利用したスイング(スクエアスイング)を選択するのかは各個人に委ねられます

まあ、現状、知名度でも理論の緻密さでも、スクエアスイングは勝てませんが・・・。

少しずつ追いついていければなあ~



長くなりますが、以前にアップした「モリを突く動作とゴルフスイング(4スタンス理論の考察も)」も載せておきます。
これは、大まかに言うと「Bタイプの人が取りやすい姿勢、アドレス→①」と「Aタイプの人が取りやすい姿勢、アドレス→②」の比較によるスイング解析です。(1と2はさておいて)

Aタイプの人がBタイプのスイングをしようとすれば、基本的にアドレスで股関節から前傾する必要がありますこの姿勢をBタイプの人は取りにくいというのが4スタンスの前提です。
それで、BタイプはBタイプの腰から骨盤の丸まったアドレスから、どうスイングすればいいか?を考えたのが4スタンスの考え方だと考えます。
それを頭に置いてよんでいただくと理解しやすいと思います。

では・・・


モリを突く動作を考えるとゴルフスイングの動作解析がよくわかります。
(色々なゴルフ理論やアドバイスの意味が見えてくるかも?)
前傾姿勢が浅い、もしくは前傾はしているが、股関節が前傾していない場合(写真上2つ)
股関節からの前傾姿勢ができている場合(写真下)
の二つの考察をしてみます。
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 ①の場合
、その姿勢から肩を十分に回旋(ひねる)しようとすると、股関節が機能しにくいため、体重移動と足首や膝からの大きな右への回旋動作が必要になります。
体重も頭も右へ移動し、右足体重になります。
股関節が動きにくいため、左足はヒールアップしやすく、肩は地面に対して水平に回旋しがちです。
右手はインサイドに上げると、ターゲット(魚?ボール?)からずれやすくなる(当てにくい)ので、アウトサイドに上げやすくなります。(写真上から3段目左右)
このまま、身体を回旋させてモリを突いていくとアウトに上がった右手はインサイドに振りぬいていくように動作されます。左の膝は流れ、右足のかかとが浮きます。(写真上から4段目左右)
これが、ゴルフでスイングした時にスライス回転のボールを打たれる大きな原因です。
多くの人は、股関節から前傾してアドレスしないですから・・・。
スライス防止策として(アウトサイドインスイングの修正法)
1)右から左への大きな平行移動(体重移動)動作(左の壁)
2)「両手を右足方向に振り下ろせ」「体を止めて手を振れ」というアドバイス
3)右足に運動軸を残したまま打つ4スタンス理論のBタイプスイング)等が考えられます。
いずれもインパクトでの左肩の開きを防止するアドバイスです。
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 ②の場合股関節が機能すると、腸腰筋と内転筋が働きやすくなり、意識して右に体重移動しないでも肩を含む身体が簡単に右に回旋できるように動けます。野球の守備でボールを取った後、スローイングに入る姿勢もこれです。
(たけしのコマネチ風に股関節に沿って、右に回旋するときに、右手を右上に、左手を右下に動かすとわかりやすいかも?)
左足はヒールアップしにくく、右膝は右へ流れにくく動作ができます肩は背中(体幹)に対して水平に回旋するため、左肩が下がり右肩が上がるように動きます。体重移動は少なく、頭が動きにくいためターゲットをねらう右手は体の近く(インサイド)にあるはずです。
この後、モリを突いていく動作をすると、左足に重心が移動した後、右手はインサイドからアウトサイドに動かすことができるはずです。(右足に体重を残しては回旋しにくい)
シンプルな動作ですが、充分に肩を含む体幹が回旋したトップから、左の軸への重心移動が行われ、修正動作をしなくてもインサイドアウトに右手が動きます。(4スタンス理論のAタイプスイング
つまり、ゴルフで簡単にドローボールを打ちたければ、②の動きを練習するといいと思います。

はアドレスが自然に構えやすい姿勢
はアドレスの練習をしないと構えにくい姿勢    だと言えるでしょうね。
しかし、一度覚えてしまうと、②の方がスイング動作がシンプルで、リピータブルになり、アマチュアには向いているかな?・・・でも、それは自分自身で決めることですよね。
プロ選手でも①のタイプの方はたくさんいらっしゃいますから、「絶対にダメ」というものではありませんし、4スタンス理論のBタイプ用のスイングもありますから、正解はないんです。
ただ、身体の構造上(機能解剖学的に)②のほうがシンプルでリピータブルな動作が可能ということです。

池田勇太選手(写真上)、丸山茂樹選手(写真中)は①パターン(4スタンスのB型)
トップでの左足のヒールアップ(頭を動かさずにテイクバックするので、さらに出やすい)が特徴。また、インパクトのずいぶん前から、右足のかかとが浮き始めています。
対してマキロイ選手(写真下)はインパクト後でも右足の浮きはほとんどありません。
頚反射と腰反射も非常に関係しています。
頚反射と腰反射 へ
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東大阪 おおにし整骨院

以下関連ページ
スタック&チルトゴルフスイングとモリを突く動作 へ
ゴルフ スクエアスイング№4(モリを突く動作) へ
4スタンス理論の考察 へ

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by s-onisi-seikotuin | 2013-09-18 13:40 | スクエアスイング | Comments(9)  

MPS研究会とお勉強

私はMPS研究会の会員の一人で、施術の指針の一つにMPS(筋・筋膜性疼痛症候群)を取り入れています。
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研究会のメンバーの方々は医師、鍼灸師が多く、トリガーポイント治療においても、注射、鍼がメイン治療となっています。
その他、圧迫性虚血法、指圧、ストレッチなどがありますが、物療器などの電気治療にはあまり触れておられません

しかし、私のような柔道整復師は物療器による電気治療がMPSに効果的であることを臨床上経験しています。
アキュスコープ、マイオパルスなどの微弱電流治療器は体に非常に安全であるばかりでなく、細胞レベルからの作用により、痛みを取る効果が高く、自己治癒力の向上にも優れています。
ハイチャージによるハイトーン治療はミトコンドリア、ATPを増やします。
また、筋肉を電気的に動かして血流を促したり、筋肉の緊張を取ることも同様にMPSに対して効果的な治療です。


解剖学、機能解剖学、生理学、電気治療器の基本を一から見直し、臨床に生かす。

また、自分自身の施術に理論的な解析を求める。

昨日今日と理論的な事を勉強しています。


・・・とか言ってますが、台風によるゴルフ中止の影響ではないのですか?  キミ!

う~ん!  それも否定できません(汗)





ホームページをリニューアルしました!(8月末~)
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by s-onisi-seikotuin | 2013-09-16 15:24 | 治療 | Comments(5)  

スクエアアドレス もっと深く

久々のスクエアスイング解説です!

まず、なぜこんなアドレスが浮かんだのかのお話

以前に(7年くらい前)キッズゴルフのゴルフ大会の試合前に、子供達のけが防止のためのお話を父兄と子供達の前でしたことがあります。
色々な話の後で、父兄の一人から、「あなたの考えるスクエアなアドレスは?」と質問を受け、当時考えていた私なりのアドレスをご披露しました

壁に両肩を押し当て、両手のグリップをずらし、股関節から前傾し、頭を動かさないで・・・
腰、膝を壁に平行に左に寄せながら両手とクラブをボールの位置に持っていく。


それをご覧になったお父さんは「それを書いた本はないのですか?」とおっしゃいました。
私はそこまで興味を持たれるとは思っていなかったので非常に印象に残ったのを覚えています。

それ以来、少しずつスクエアアドレスとそれに伴うスイングをより深く考え始め、左サイドに運動軸を持っていくことで現在の形になりました

両手を体の正面でグリップする時点で、体のどこかにひずみのあるアドレスになってしまいます。
グリップは体の右サイドで作ることで、肩と腰、膝がターゲットに対して平行になり、体のひずみも取り去ることができます。
そこから平行移動し左股関節に軸がはまった感じのアドレスが完成したときには、ほとんど体のストレスは取れています
インナーマッスルでアドレスの形を取っているために体の力感がほとんど無くなるのです。
アウターマッスルが働き出すテイクバックでさえ、左肩の力を抜いて(左サイドを消す)下に下げていく時には力感はあまり出ないはずです。

トップで下半身や体幹のストレッチに少し力感を感じるかもしれませんが、本当に体の力を発揮するのは切り返し以降からインパクト直後になります
多くの人のスイングはトップを形作ることで力の大半を使い果たし、肝心の「インパクトで力が抜けてしまう」という無駄な動きをしてしまっています。
パワーロスのあるスイングは一目見てすぐにわかるのですが、実際に動作するのは難しいものです。

でも、「基本はスクエアなアドレスから」でしょう。
次は、体の使い方・・・「インパクト以降でマックスのパワーをボールに乗せる」というもう一つの基本を追求していく事です。
これはアプローチやパターにも共通の基本だと思います。

「わからなくなったら戻れる基本を持つ」ことが大切です
「インサイドアウトに振る」などの「その他の技術的なアドバイス」は全て基本が出来てからの話であるはずです。

ここで一つ大切なスクエアアドレスの秘密を・・・
股関節から前傾した時点でクラブのフェースはややオープンになっているはずです。
その状態から腰と膝と「肩」を平行移動するとアドレス時のクラブフェースはオープンになっているはずです。
ドローを打つにしてもオープンすぎるので、両肩はアドレスセット時にややオープンにします。
腰、膝はターゲットに対して平行ですが、肩はややオープン・・・がスクエアアドレスの正しい形です。
「もっと早くに言ってくれよ」という声も聞こえますが、気づいていた方もいらっしゃるはずです。
全てを明らかにするよりいいですよね。
ちょっと意地悪い?   へへっ!

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by s-onisi-seikotuin | 2013-09-10 08:57 | スクエアスイング | Comments(2)