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腰椎ヘルニアはMPS(筋膜性疼痛症候群)

先日のテレビでも、腰椎ヘルニア、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症は腰痛の原因ではないとし、
「AKA-博田法」という手技を使って痛みを取る治療を報道されていました。

あおむけに寝て両脚を伸ばし、片方の足を持ち上げて、痛みが出るかどうかを判断し、ヘルニアなどがあるかどうかをチェックする「SLRテスト」という検査法があります。
番組でも、先生が患者さんの足を持ち上げるチェックで、20度くらい上げると痛みが出る様子が映されていました。
先生がAKA手技を施術した後に、簡単に足が上がるようになり、痛みが改善した事を確かめておられました。
「SLRテスト」はヘルニアなどの検査法ですが、伸ばした脚を持ち上げて、脚の裏側が痛むと「腰椎ヘルニア」の可能性があるとされます。(痛みがない場合は脊柱管狭窄症・・・?)
脊髄神経がヘルニアで圧迫されているので坐骨神経が引き延ばされて痛みが出るという理屈です。
これには異論がありますが、ひとまずおいておいて・・・)


私も、「SLRテスト」をしますが、脚を持ち上げると、腰に痛みが出る患者さんと、太股の裏に痛みの出る患者さんがおられます。
それぞれ、症状は違うと考えられます。
大まかにいうと、腰が痛む人は「腰のMPS、筋筋膜性疼痛症候群」、太股の痛む人は「臀部か太股の裏のMPS、筋筋膜性疼痛症候群」だと判断できます。(もちろん、その他の疾患も考えて・・ですが)

それぞれの症状に合わせて、それぞれの施術をしていきます。
施術後にもう一度「SLRテスト」をすると、ほとんどの人が脚の上がる角度が向上し、痛みが軽減します。
私は、そんな短時間に手技、その他で腰椎ヘルニアを小さくしたり、出てきたヘルニアを元に戻したりは出来ません
そんな事をしていないのに関わらず・・・なんです。

それは、ほとんどの患者さんの訴える「腰椎ヘルニア」症状が「MPS、筋筋膜性疼痛症候群」だからです。
原因であると思われる筋、筋膜(時には骨膜)を探り、そこに色々な施術をする事で、早期に痛みが改善します。

嘘だと思われる方がほとんどだと思いますが、これは「事実」なんです。

症状を推理し、正しくアプローチさえすれば、MPS症状の腰痛は改善していきます。

治療のアプローチ方法は色々あっていいと思います
AKA、鍼灸、トリガーポイント注射、手技、物療器、カイロ手技、その他危険でないオリジナル治療法


急性腰痛の「ギックリ腰」は関節や関節付近の損傷(MPSの一つ)だと考えられます。
「SLRテスト」も出来ない程の痛みを訴える患者さんがほとんどです。
それほど痛みはきついのですが、3日から1週間で痛みが改善していきます。

「腰椎ヘルニア」とMRIで診断された患者さんも来られますが(・・残念ながら自費治療です)、ギックリ腰とは明らかに痛みの質が違うのがわかります。
痛みがなかなか収まらず、腰や太股、下腿が痛むのです。

骨盤(仙腸関節)の異常と思われる患者さんもおられます。
仙腸関節のロッキングが続くことで腰が痛む患者さんです。
こういう患者さんにはAKAなどがよく反応します。
この矯正法は「胸腰背腱膜の緊張を取る」と考えることもでき、同時に脊柱起立筋や臀部筋の緊張を取るという意味で「MPS」に対するアプローチをしているとも考えられます。

現在の一般的治療法は腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症の場合、保存療法(痛み止め、湿布、理学療法)で様子を見、改善が見られない場合は手術へ・・・という流れになります。
手術までしなくても「痛みを改善」する方法が存在する事を多くの人に知って頂きたいと思います。

ただし、本物の腰椎ヘルニアや、脊柱管狭窄症もあります。
これらは脚の麻痺(痛みが原因でない筋力低下の事)や排尿障害を伴うもので、残念ながら、手術の対象となります。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-03-29 23:43 | 治療 | Comments(0)  

納骨

父が10月に亡くなって5ヶ月になります。

毎日のように昼休みに病院に通って、たばこを吸わせに行ってた日常が、少し遠い記憶になりました。
病院のデイルームから二人で見ていた工事現場は既に完成し、車のショールームとして営業されています。

点滴をしながら、大名行列のように車いすと点滴を吊ったものを動かし、喫煙所まで通った日々も懐かしく感じられます。

今日、納骨の日を迎え、その儀式を滞りなく終えました。

骨はさらしに巻かれ、納骨され、「いずれ土に帰る」ということです。

森羅万象のものは宇宙から生まれ、やがて宇宙に帰る・・・という一連の作業を延々と繰り返すのがこの世界である。

お坊様のお言葉が、以外にもすんなり頭に入ってきました。

闘病生活を送る父を見ていて思ったのは

「生かされている間は精一杯生きろ!」
「生きている間は楽しめ!」・・・でした。

何百億年という宇宙の時間の中で、人間の生きている時間なんてのは、ほんの一瞬でしかありません。
その一瞬の時間に生きる私のような「名もない人間」の人生なんて、本当に価値のあるものなのかどうかさえ解りません。
そんな小さな人間の、一瞬の人生だからこそ

「生きている間は精一杯生きろ!」「生きている間は楽しめ!」

という父の遺言(生き方)が心に染みてきます。

明日からも忙しい毎日が待っていますが、その「生き方」を胸に頑張ります。



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by s-onisi-seikotuin | 2014-03-16 20:27 | その他 | Comments(0)  

自宅でできる骨盤、脊柱矯正法(腰痛編)MPS改善にも

以前に自宅でできる骨盤、脊柱矯正法 (MPS改善にも)というブログをアップしましたが、腰痛に悩む方が多いので、腰痛用のメニューを追加しておきます。
腰痛もさまざまで、ギックリ腰と呼ばれる急性腰痛から、坐骨神経痛症状、整形外科的診断名である「腰椎ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎すべり症」「腰椎分離症」、それに「坐骨神経痛」と呼ばれる症状までいろいろあります。
「腰椎ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎すべり症」「腰椎分離症」ですが、これらは足に「麻痺・・・力が入らない状態」や「排尿障害」がない限り、MPS(筋筋膜性疼痛症候群)と考えられ、このメニューをする事で、痛みの改善につながります。
整骨院などで「骨盤がずれている」と言われた方にもおすすめです。
ただし、ぎっくり腰(急性腰痛)になって3日目以内の方はしないでください。安静が一番です。

d0133145_10403195.jpg仰向けに寝てもらって、テニスボール(硬式)を当て、一か所、1分から1分半、自分の体重で圧迫してもらいます。「痛むところ」「痛むけれど気持ちのいいところ」にボールを当てます。図の青い印のあるところが腰痛の人に多い治療ポイントになります。
仙骨はもちろん、左右の仙腸関節に沿って当てるのもいいですね。
「坐骨神経痛」と思われ、おしりの下の方が痛む方は赤マークの二か所に二つのボールで同時に当てたり、一か所ずつ2回に分けて当てるとよく効きます。
おしりから太ももの横~下腿の側面が痛む方はおしりの横に当てます。(ちょっと痛いですよ)
また、ボールの当たった感じが痛すぎる方は布団の上や、柔らかいカーペットの上で行ってください。

d0133145_22322380.jpgテニスボールを仙骨の真ん中に当てる場合、(写真)あおむけに寝てボールの上に載り、自分の体重をかけて1分から1分半圧迫します。少しの振動を加えながらやるのは良いのですが、ぐりぐりと筋肉をこねるような当て方は筋肉を痛める可能性がありますので注意して下さい。
お尻の横の筋肉(中殿筋、小殿筋)は身体を少し横にして当てるとうまく当たります。
10ヶ所程度を、出来れば左右共に、もしくはローテーションしながら、当てている所の痛みが緩和して気持ちよくなるくらいになれば終わります
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d0133145_1041031.jpg次は、今回初めてアップする内容です。
腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)、特に大腰筋を調整する方法、腰痛の人にはぜひ知ってもらいたいテニスボール矯正法です!
意外なことに、ここをテニスボールで矯正すると、腰の痛みが緩和します!
実は、この筋肉は腰の骨(腰椎)の前側(お腹側)から大腿骨まで伸びる筋肉で、腰の痛みと深い関係があります。腰を反らせると痛んだり、身体を捻ると痛む腰痛に関わる筋肉です。
整骨院などで、背中から腰までを施術するのは当然ですが、以外とこの腸腰筋は施術しない事が多いのです。
「おおにし整骨院」では「腰痛」とくれば、必ずチェックする筋肉
です。

あおむけに寝て、片方の足は伸ばし、片方は股関節の大腰筋のある場所にボールを当てます
鼠徑(そけい)部と呼ばれる場所ですが、下腹部と太股の間になります。指で押さえると思わぬ痛みが出る場合があるので注意します。ゆっくりとボールをはさみ、両手で膝の下あたりを抱え込みます。
この状態から抱えた両手を手前に引っ張り、ボールをより強く挟み込んでいきます
痛むところにボールが当たっていれば良いですが、このまま膝を内側に倒すように圧迫していくと、もっと大腰筋にボールが当たり、「ここが痛むんだ」と自分でも理解できると思います。
この姿勢で、またまた1分から1分半じっと圧迫を続けます。お腹の中あたりまで「効いている感」が出れば100点満点ですね。
これを初回は2回ずつ、腰の痛みが緩和してからは1回ずつ左右行って下さい。
不思議なことに腰の張りや痛みが緩和するのを感じることが出来るはずです
これで大腰筋が痛くなくなれば、大腰筋のストレッチも快適にできるはずです。(写真右下)
自宅で簡単に出来る「腰痛対策メニュー」の公開でした!d0133145_22345836.jpgd0133145_2235164.jpgd0133145_22353226.jpgd0133145_19462844.jpg









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by s-onisi-seikotuin | 2014-03-06 23:18 | 治療 | Comments(6)  

キネティックチェーンとスクエアスイング まとめ

d0133145_20414592.jpgアナトミートレインを参考にキネティックチェーンをご説明してきましたが、「はっきりいってよくわからん」が感想か、もしくは「興味なし」だったかと思います。

あえてぐだぐだと説明する事もないのですが、そういう理屈でキネティックチェーンを理解できれば・・・くらいのものです。
スクエアスイングは左サイドに運動軸のあるスイングですが、右サイドのパワーがなければマックスの力は発揮出来ません
アドレスから、テイクバックの初動は「左膝を曲げる」「左肩を下げる」です。
左足裏を地面に固定して左膝を曲げると、股関節が動き出すと同時に右膝が伸びるように動きます
左の股関節は前に、右の股関節は後ろに動かすことで、右膝もスエーせずに動かすことが出来ます。
同時に股関節の右回旋が行われ、その上にある体幹も右回旋することで、インパクトで使いたい筋肉群が伸張されていくわけです。

左肩を下げる事で右肩が上がります。三次元で見てみると、骨盤から上の脊柱が右回旋すると共に、肩甲骨も動き、これもインパクトで必要な筋群が伸張されていきます
この初動作が上手く機能して、トップまで持っていければ、スクエアスイングの重要な部分はうまくいったと考えていいでしょう。但し・・・特にアウターの筋群に力を入れないで行うことが前提です。形だけ真似てもだめで、使いたい筋群がそれぞれの役目で活躍することが必要です。
アドレスからトップ、インパクトまでの姿勢やバランスを維持する筋群が働き、インパクトまでに使いたいパワー系の筋群が伸張されていくという動きがなされることでスイングの成否が決まります

はるか彼方に見えるかもしれない理想の動きを会得するためには練習しかありません。
もちろん、私自身も頑張っています。一緒にがんばりましょう!

ちなみに、筋トレやストレッチをするなら、今まで(№1~№5)の説明で自分に足りない部分を鍛えるという方法がわかりやすいですね。
バランスを鍛えるなら・・・パワーを上げたいなら・・・ここの柔軟性を確保したい・・・というような使い方ができると思います。
でも基本は「柔軟性、筋肉をバランスよく鍛える」ということでしょうか。(優等生的答え)
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もう一つ、キネティックチェーンに必要な事はそれを起こすための初動作です。

テイクバックからトップまでは野球の「バッティングの構え」みたいなものでしょう。
バッティングで打ちに行く時には、上げた左足を下ろして地面に付けることからキネティックチェーンは始まります。もちろんピッチャーのボールにタイミングを合わせて・・・が必要ですが。

スクエアスイングではトップからバンプという両脚の平行移動で左脚に軸ができた時からキネティックチェーンは始まります
トップスイング自体はあくまで「構え」であって、キネティックチェーンの始めではありません。
「バンプ動作」股関節内の腸腰筋が重要ですが、特にトップで曲げられた左脚により力が入り、左に移動することがキネティックチェーンの初動作になると言えるでしょう。
トップからバンプ動作で下半身が動く、上半身はそれに遅れて動いていくという作業が必要です。
例えスピーディにスイングしているタイガー選手でさえ、トップでの一瞬の「間」がキネティックチェーンを上手く起こさせる事に必要な条件になります。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-03-01 21:50 | スクエアスイング | Comments(8)