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治療手技とFascia(ファシア)続編

先週末は、専門学校の同級生4人で治療についての議論で大盛り上がりでした。
治療手技とFascia(ファシア)

今日も、うちの治療所に堺から朝倉先生が来られて、先週に続く議論で時を忘れて話し合いました。

やはり、Fascia(ファシア)がキーワードになって、今までの施術の成否がそこにあったこと、また、これからの施術の基本ベースになることを再確認しました。

今まで、朝倉先生は手技と鍼、私は手技とアキュスコープという違うアプローチで、二人が違う施術をしてきましたが、やはり治療結果の成否のカギはFascia(ファシア)にあったというのが結論です。

先週お会いした、手技にこだわっている矢谷先生も、私と同じ手技とアキュスコープを使っている内田先生も同じでした。

それぞれが、日々の治療に悩み、それぞれが、患者さんの痛みを何とかしようと、切磋琢磨してきたことが10年後に4人が同じ結論に到達した原因だと思います。


今日は朝倉先生の鍼を私の身体で体験しました。

朝倉先生は「こういう意図でこの部分にアプローチする」という説明をし、私は「本音で鍼の施術感想を述べる」というスタンスでお互いのイメージと感想を述べ合う「ガチンコ」施術です。

感想は・・・お世辞でなく最高レベルの「鍼」の技術でした。

もっと驚いたのは、MPS研究会でも話題の掃骨鍼に近い技術だったということです。
誰に教わることもなく、自分自身で考えてこられて、実践してきた中で最も効く鍼手技を使っている。それにビックリでした。
それを、忙しい鍼灸整骨院の施術中に行っていること、同時に安価な施術料金しか頂いていないことにも驚かされました。

「たかが整骨院」をなめたらあかんで~!・・・です。

今後も、こういう形の勉強会をやっていこうという事で話はまとまり、「ガチンコ勉強会」と命名することに私が決めました。

もう少しやり方を煮詰めて、「施術に悩んでいる先生方なら誰でも大歓迎」という形の「勉強会」になれば良いかな・・・と思っています。

さすがに、鍼を3~4㎝入れて、Fascia(ファシア)にアプローチする事で、施術後は鍼の「切皮痛」が残ります。
それに対してアキュスコープでトリートメントするとどうなるのかもやってみました。
30秒ほどで完全に取れた後、今も痛みは出ていません。

「鍼とアキュスコープ」の相乗効果のすごさにも驚いた一日でした。


現在、Fascia「ファシア」についての理解は治療家の間でもごく限られた人にしか知られていません
しかし、これを知ると多くの「治療の謎」「症状の謎」が理解できるようになります。
今後、MPS治療と合わせて、多くの治療家のスタンダードになることを期待します。
以下、それに関する二つの情報を挙げておきます。
多くの治療家に見て頂きたい内容です。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-07-05 23:06 | 治療 | Comments(0)  

治療手技とFascia(ファシア)

最近はあちこちに「ほぐし屋」さんが増えました
ストレスの多い現代人は、リラクゼーションを求めているのでしょうね。


しかし、国家資格「あんま」の資格を持ってする「マッサージ」は「ほぐし」とは違います
「あんま」「マッサージ」は治療目的の手技で、私の同期生にも資格者はおられ、痛みに対して効果的な治療をされています。
その先生は手技にこだわり、手技の限界を超えようと日々努力されています。
お話を聞いていると、Fascia(ファシア)の癒着にアプローチされているようです。
今後も治療手技を極めて欲しいと思っています。

整骨院で行われる手技も基本的に「治療手技」であって「ほぐし手技」ではありません

最近、新しいスタッフが入り、手技の基本から教える事になりました。
手技を伝えるのは難しい作業です。
同じ基本を教えても、人によって少しずつ手の大きさや形、圧やリズムなどが違うので、私と全く同じ手技にはなりません。
ただ、基本を押さえてさえいれば「治療手技」をマスターすることは可能です。

ざっと挙げるだけでも

「治療手技」として

「整復手技」「腫脹、血流改善手技」「筋緊張を取る手技」「ファシアの癒着を取る手技」「全身のバランスを調整する手技」「関節モビライゼーション」「骨盤矯正手技」

「トレーナー的手技」として

「筋緊張を含め、リラックスさせる手技」「運動前のパフォーマンスを上げる手技」「他動ストレッチ」
・・・などがあります。

当然、目的と理論、施術の方針によってそれらを使い分ける必要があります。


では、「ほぐし手技」と「治療手技」の最大の違いは何でしょうか?

「ほぐし手技」は「時間」がキーワードです。

「何分間でいくら?」なんですが、目的は「リラクゼーション」にあります。
60分間横になって、人に体を触ってもらうことで「気持ちよさ」や「疲れによる筋緊張の緩和」が得られます。
途中で寝てしまう人もいるかと思いますが、「副交感神経優位」状態も得られます。
60分をかけて全身、または希望する部位の筋肉をまんべんなく均等にほぐしていくことで「リラクゼーション」と「血流改善」が可能です。
スポーツ後の「筋肉の疲れ」や仕事などの「ストレス」による筋緊張を改善するには良いと思います。(上手な人がやれば・・・の話ですが)

では「治療手技」と何が一番違うのでしょうか?

「治療手技」は「痛みを取る」「運動機能を正常化する」を目的に行われる手技だということです。

たとえば、「痛み」を発生させている「トリガーポイント」を探し出し、その部位の筋、筋膜、骨膜、腱、軟部組織等の癒着を取る事で、緊張を緩和し血流や体液循環を促進させる
それが、トリガーポイントを正常化させ、結果的に「痛みを取る」ことにつながるのです。

トリガーポイント、または痛みの原因箇所を探し出すのは大切な手技の役目です。
これには知識や経験も必要になってきます。

痛む所も痛まない所も均等に手技をしていくのではなく「ここ」という場所に、的確で正しい圧、正しい方法で手技をしていかないと、癒着はがしや痛みの改善にはつながりません
身体全体のバランスをチェックすると同時に、痛みの原因箇所を探し、改善するポイント治療が必要です。

そこが治療手技の「真髄」だと思います。

「運動機能を正常化させる」ことも目的です。
骨折や脱臼、捻挫の整復はもちろん、「レントゲン上では解らない微細な関節のズレ」の整復も大切な手技になります。

「レントゲン上では解らない微細な関節のズレ」は以前にもブログにアップしました。
変形性膝関節症の方が、腫れもないのに体重をかけると強く痛むような症状に多くみられます。
体重を支える足根骨の関節にも多くみられ、「体重をかけると、足が痛むんです」という患者さんは要チェックです。

もしかすると、私の言う「ズレ」はファシアと呼ばれるもののズレかもしれません
どちらにしてもレントゲンやMRIでは判断できないものですが、現実にそんな症状が存在するのは間違いありません。

これらの手技は、解剖学、機能解剖学、生理学等を知っていないと逆に組織の悪化を招くこともあるので慎重に行わなくてはなりません。

柔道整復師の持つ最大の武器はこの「治療手技」です。
患者さんの痛みを探るために「画像診断」ではなく、直にその部位を触ってこそ、患者さんとの距離も縮まり、真の主訴にたどり着けるのだと思います


昨夜、専門学校時代の同級生4人で久しぶりに会いました。

「患者さんが1日に何人来てる?」なんて話題はいっさい出ません。

自分の施術の手から漏れる患者さんや難治性症状についての悩みを話し合う場になりました。
「これさえやれば全ての症状が良くなる」なんて治療メニューは存在しませんし、それを謳っている「手技療法」等は信頼できません。
治療家は常に自分の施術に悩んでいて当然で、悩まなくなったらおしまいだと思います。
それを当然と思っている4人が「こんな症状もあんな症状も治せます」という自慢話ではなく、毎日患者さんの症状と格闘していく中での「真の悩み」を討論し、意見を述べ合うとても濃い内容のものでした
それぞれが真剣に患者さんや治療に向き合っている様子がうかがえて、ラストオーダーまでがあっという間でした。

マグロの切り身を前に「これがファシアで、ここをずらすんや・・」なんて話で熱狂する仲間なんてそうはいません。
良い仲間に恵まれたと改めて感動した一日でした。

整骨院も捨てたものではないなあ・・・です。
「たかが整骨院、されど整骨院」は確かに存在します

現在、Fascia「ファシア」についての理解は治療家の間でもごく限られた人にしか知られていません
しかし、これを知ると多くの「治療の謎」「症状の謎」が理解できるようになります。
今後、MPS治療と合わせて、多くの治療家のスタンダードになることを期待します。
以下、それに関する二つの情報を挙げておきます。
多くの治療家に見て頂きたい内容です。

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by s-onisi-seikotuin | 2014-06-25 14:43 | 治療 | Comments(2)