ぎっくり腰とは? アキュスコープが効きます!

ぎっくり腰の患者さんが多い時には、1日に2~3人来院されることもあります。

ぎっくり腰は急性腰痛の総称です。

物を持ち上げたり、朝の洗顔などで、前かがみになっただけでも起こります。

ほとんどのぎっくり腰は、左右に二つある腰の関節のどちらかの捻挫が原因です。

腰椎の関節は左右に二つありますが、どちらか一方を痛めることがほとんどです。
同時に同側の腸腰筋か腹直筋に非常に強い痛みを伴います。
もちろん、背部から腰にかけての筋肉損傷、神経が絡む症状も鑑別する必要があります。

痛みで体重を支えることが困難になり、その周辺の大きな筋肉が支えることでその筋肉も緊張し、より強い痛みが発生します。
MPS(筋膜性疼痛症候群)の一つです。
腰を曲げたり、反らしたりの動作中に、ある角度で非常に痛みが出てしまい、その後、動作が制限されていきます
受傷直後より、しばらくしてからの方が痛みがきつくなります
ただ、腰か背中を左右にひねる動作ではあまり痛みは出ません

これは受傷する関節が腰の下のほうで起こり、その関節は主に前後の動きを役目としているからです。
これがわかっていると、施術の方法も理解できます。

ぎっくり腰の患者さんに、手技は限られます。
長時間、マッサージをしても良くなることはありません。

ぎっくり腰に限らず、疼痛緩和にはアキュスコープが非常に効果的です。

横になってもらって、まず原因の場所を特定します。(横になれない方は座ったままで治療です)
多いのは腰椎と骨盤の間の関節ですが、もっと上だったり、仙骨付近の筋膜にまで痛みがある場合も見られます。

軽く、ある手技をしてから、アキュスコープを3カ所に当てて通電し関節の痛みを抑える効果をねらいます
これは、今すぐ・・・というより2時間後、翌日の痛みに対しての緩和治療です。
その後、座っていただいてある運動で身体を動かしてもらい、「今現在ある痛み」を取るアキュスコープ治療を行います。

この時に、ほとんどの方が、来院時の痛みからの変化を感じられ、非常に驚かれます

アキュスコープの「即効性の疼痛緩和」「後から効いてくる疼痛緩和」の相乗効果で、非常に速いスピードでぎっくり腰は治っていきます
ただし、再発予防や慢性腰痛への変化の防止のために腰に違和感の残らないようになるまでは来ていただけたら・・と思います。



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# by s-onisi-seikotuin | 2018-04-08 21:40 | 治療 | Comments(0)  

グルコサミンは膝に効く?

膝に不安があったり、膝に痛みのある患者さんで、「グルコサミン」「コンドロイチン」の入ったサプリメントを飲まれている方が多いのに驚きます。

確かに、テレビ、新聞広告をはじめ、たくさんの広告が出ています。
これらのサプリメントが膝の痛みに効き、軟骨が増えるかのような印象を与えています。

でも、結論からいうと、これらのサプリメントは誰がどう言おうと「効きません!」

グルコサミンは「アミノ糖」の一つ・・・「プロテオグリカン」や関節液の「ヒアルロン酸」の原料。軟骨成分の合成も。

コンドロイチンは「多糖類」の一つ・・・関節部分の水分保持に効き目

こういう効能を見てみると、なんとなく効きそうな気がしてきます。

しかし、人間の消化吸収の生理を考えると、全くサプリでの経口摂取は効かないと理解できます。

いろんな食事を採り、身体に吸収されるときに、タンパク質はアミノ酸に分解されて吸収されます。
そのアミノ酸が血液と共に体内の必要とされる部位に行ってタンパク質として再合成されます。
極端にいうと、グルコサミンとして吸収されたアミノ酸は、すりむいて傷ついた皮膚に変わるかもしれないし、筋肉や内臓の組織の一部になっているかもしれません。

これは誰が何と言おうと、くつがえせない人間の基本的な生理です。
グルコサミンがグルコサミンとして再合成されることはゼロではないでしょうが、非常に確率の低いことだと考えられます。

コンドロイチンは?・・・・・多糖類ですから、糖に分解され、糖として役にたちます

こんな簡単な生理学を、製薬会社が知らないわけはなく(知らなかったら問題です)、「売れるから」販売しているだけです
一人の柔整師が、ブログで訴えても、何も変わりませんが、身近な患者さんには無駄なお金を使ってほしくないですね。

もう一つ、付け加えるなら、「膝の痛み」はほとんどが「膝の軟骨」のせいではありません
もともと軟骨には「痛覚神経・・・痛みを感じる神経」はないので、減った軟骨と軟骨がこすりあっても痛みを感じることはないのです。
爪と爪をこすり合わせている感じと思っていただければ、わかりやすいでしょう。

すり減った軟骨以外の要因で「膝の痛み」は起こります

たとえば、女性がよくやる「正座くずし」「女の子座り」や膝を曲げた時に膝に力が加わってねじれてしまう捻挫
走りすぎたり、立ち座りが多すぎて起こる膝の内側、外側の炎症
お皿(膝蓋骨)の下にある脂肪体というクッション組織の炎症
神経線維の異常

極端な外傷(ケガ)による靭帯や関節組織の損傷

こんなことを、患者さん一人一人に対してチェックしたうえで、膝の痛みと向き合わないと、治るものも治らないということになってしまいます。




# by s-onisi-seikotuin | 2018-04-04 15:27 | 治療 | Comments(0)  

このままでは・・

今、新しいスタッフを募集中です。
半年前から、治療系の求人サイトや求人誌にも複数載せていますが、反応がありません。

最近は、社会保障の充実したチェーン展開した整骨院やデイサービス系、整形外科でのリハビリへの希望が多いのが見てとれます。
個人零細企業で技術や知識を学ぶ・・は古いのかもしれません。


患部をちょっと温めた後で、低周波をちょろっと当て、少しだけマッサージ(手技ではない)をする。
これが一般的な治療?
私がこの業界に入る前に、腰痛難民として治療を受けていた20年前。
これで治るの?という治療・・その当時は素人だったので治ると信じて通ってましたが・・
自然治癒させているとしか思えない治療
治そうという気持ちの入ってない治療
原因と治療内容の整合性のない治療
自分だけの理屈でやっている治療

そういうのをいやというほど味わって、転職しこの世界に入りました。
患者さんを「治そう」という気持ちだけは強かったです。
技術も知識もまだまだだった頃、たまたま巡り会えた「アキュスコープ」という治療器に助けられて、ここまでやってこれました。
全ての患者さんを救えたとは思っていませんが、私が「患者」だった時代の「あきらめ」「焦燥感」を患者さんに味わってほしくない「思い」は伝えていると思います。

整骨院業界の環境もこの10年で大幅に変わりました。
整骨院を受診することがまるで「悪」のような雰囲気の中、それに嫌気のさした先生は完全自費治療所に変えていかれています。

当院も、患者さんに対して、私一人では対応できません。
でも、スタッフ募集に反応がなければ、一人でコツコツやっていくつもりです。
その方が良いのかもしれませんが。

本気で患者さんと向き合いたいと思う柔道整復師の方は、一度
連絡してください。
まだまだ、困っている患者さんが山のようにいます。
そして、柔道整復術が素晴らしい施術であることを知ることができると思います。


それを救えない治療、治療体系、保険システム

コツコツやるしかないんです。


# by s-onisi-seikotuin | 2018-03-21 21:06 | Comments(0)  

似て非なるもの

ゴルフ練習場で週末になると練習をしたり、実際にラウンドしてストレスを解消しています。

ゴルフのスイングについても自分なりにいろいろ研究して、ブログなどでもアップしています。

ゴルフスイングは人によってさまざまですが、プロのスイングとアマチュア(アベレージゴルファー)では似ているようにみえて
体の使い方が決定的に違います。
欧米のプロと日本のプロとでもその違いに気づきます。

例えば、日本人プロがよく言う「シャフトを立てて下ろしてくる」はある意味「ガラパゴス」だと思います。
それについては、また、お話するとして・・・

私たちの仕事である「施術」「手技」についても
同じようにしているように見えて、施術者によってかなり違っています。

「手技」については同じところをおなじように施術しているのに、施術者によって「触る場所」、「テンション」、「時間」、「感覚」、「施術の狙い」が違ってきます。
また、患者さんによって、症状によって日々変化させなければならない大切な「キモ」です。

施術者の素質にもよるのでしょうが、日々「熟慮」しながら施術しているかどうか、「ルーティンワーク」にならずにやり続けていることができるかどうかがその「差」になるのだと思います。

私も、そこに日々注意しながら、まだまだ奥の深い「施術」や「手技」を追求していこうと思っています。

4月から施術時間の変更をします。

午前は「完全予約制」にして、より深い施術を目指そうと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。


# by s-onisi-seikotuin | 2018-03-18 21:21 | スポーツ | Comments(0)  

「常識を疑ってみる」「経験論の正誤を検証する」「他に正はないか?」

「常識を疑ってみる」
「経験論の正誤を検証する」
「他に正はないか?」
これが、以前からの私のスタンスです。
賛否両論があるとは思いますが、その考え方がなければ進歩はないと考えます。




筋膜性疼痛症候群(MPS)
 スポーツで大切な「運動動作の基本」にある「非常識な常識」

それを見直すことが求められています。

特に、筋骨格系の症状については「非常識な常識」が多すぎます

★膝の軟骨がすり減り、痛みがおこると言われる「変形性 膝関節症」「五十股
 
変形して、膝を動かすとゴリゴリ音が出る患者さんでも「痛み」が出ないのはなぜ?
 触ると「痛み」が軟骨ではなく、筋肉に出ることが多いのはなぜ?

ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術をして、神経根 や脊髄の圧迫がなくなったはずなのに
 「痛み」が再発するのはなぜ?
 手術をしなくても痛みが消えるのはなぜ?筋膜性疼痛症候群(MPS)

骨盤のゆがみや脊柱のゆがみが本当に腰や股関節、ひざ の痛みに直結するの

★マッサージや手技だけで「痛み」は治る?手技

★今やっている治療方法で本当に患者さんは治っていく?

そういう疑問があったからこそ勉強し、今の私の治療の考え方の基本になったのだと思います。
筋膜性疼痛症候群(MPS)の考えが大切ですが、すべてがそれで解決するわけでもありません
人間の身体は奥が深くて、いまだに「謎だらけ」です。
日々、試行錯誤を繰り返しながら、患者さんに合った、よりベターな治療法を考えること
ルーティンワークにならないように気をつけ、自分も治療法も進化させてていくことが大切だと思います。

これはどんな仕事でも同じですよね。

また、少年野球やその他のスポーツをボランティアで指導されている方に読んでもらいたい内容もたくさんあります。スポーツと股関節 スキャプラプレーン

内容が難しいとは思いますが、ある程度、体の知識は知っておいていただきたいと思うのです。
けがや使いすぎでせっかくの才能を、花開かすことなく断念する子供たちも多いからです。
 
プロの指導者であればなおさらです。
その練習や指導方法は本当に正しいですか?
自分の経験や知識だけを優先させた指導法ではないでしょうか?
これもルーティンワークにならないように、日々進化させていってほしいと思います。 

どのスポーツでも多くの人が独自の考えや理論でたくさんの指導法が生まれています。
「基本はこれ」と決めつけないで下さい
基本と考えられていることでも、一度見直してみることも必要だと思います。
たとえば、昔「練習中に水を飲むのはダメ」と教わったことは今では否定されていますよね。

基本は大切ですが、
「常識を疑ってみる」「経験論の正誤を検証する」「他に正はないか?」
を常に頭に入れて進化させていくことが必要
だと思います。

# by s-onisi-seikotuin | 2018-01-03 22:14 | 治療 | Comments(0)