カテゴリ:スクエアスイング( 67 )

 

新 スクエアスイング 骨格で支えるグリップ

以前、中嶋常幸選手が「パターのグリップは骨で支える」とか言っておられました。
スクエアアドレスではパターはもちろん、ふつうのグリップもスクエア骨格で支えます
特徴は
「芯を外した時に、インパクトで当たり負けしないので、同じ距離が出やすい」
「いつも同じ軌道でトップまで入りやすい」
ということです。

グリップを考える時にまず、グリップのスクエアを考えてみましょう。
両肩をスクエアにした状態で両手を前に突き出し、この状態からグリップをするように両手のひらをずらしてみて、ゆがみが出ない状態がグリップのスクエアと考えられます。
d0133145_22182688.jpgd0133145_22185810.jpgd0133145_22192393.jpgd0133145_22263267.jpg















左手の延長線上にクラブのシャフトがきていれば理想的
です。身体から直角に生えているようなグリップはスクエアではありません(写真一番下左・・・おすすめしないグリップ)。
グリップした左手と右手にゆがみがあるとスイング中にひずみが出る可能性が高くなるので注意しましょう。気持ち左右の手のひらが下を向くと思います。腕を真下に下した状態から、前にならえのように、上に上げると手のひらは上を向き、また、腕を下げると手のひらは下を向くからです。(PNF運動参考)
この状態の両手のひらが身体全体から見てもグリップのスクエアだといえます。
また、グリップした先にクラブヘッドがあれば、クラブヘッドのトウ側は少し右に傾いています。

d0133145_22301368.jpgd0133145_22304727.jpgd0133145_2231171.jpg












①背筋を伸ばし、立った状態でグリップを作ります

②左手の小指と人差し指を曲げた状態で手のひらとクラブフェース面が平行になるようにクラブを支えます。
③その時「小指と人差し指」と手のひらの「小指側手のひらのふくらみ」で支えるつもり。(前腕に力を入れて支えないように)
④同時に右手を写真のように「中指と薬指」を曲げ、右手を左手に対して横から添えるようにグリップします。
⑤「中指と薬指」と親指側の手のひらのふくらみで左手の親指とクラブを包みます。
⑥そして、握りこむときに右手の親指と人差し指でできる「トリガー部分」で左手の親指を包み込むようにグリップします。

横から見て身体(背筋)に対してクラブがほぼ直角になるように支えます
その時に、クラブとシャフトでできる角度はクラブのライ角より少しアップライトになるように体から離してください。
これで手にほとんど力を入れない状態でもクラブを支えることができるはずです。
左手の親指はややフックになり、このグリップをするとトップで親指がクラブを支える位置に入ります。
また、右手が上からかぶりすぎてグリップすると、インパクトで当たり負けしたり、両手首のローテーションが起こりにくくなり、ボールが上がるが前に飛ばなくなるので注意です。(右手の母指球で上から包み込みすぎないように)
大切な事は
右手の親指と人差し指が、トリガー(拳銃の引き金を引く形)になっていること
右手の拇指球のふくらみでしっかり左親指を包み込むこと

です。
テイクバックの時にほんの少しトリガー部分を意識しながらクラブを上げていくと、トップの位置で左手の親指とともに、グリップのオーバースイングを防止することができます
ここがトリガーになっていないアマチュアがほとんどであるということが、「オーバースイング」や「シャフトクロス」の原因であることも知ってほしいと思います。

トップの位置でこの親指の支えとトリガー部分が外れる場合はテイクバックが大きすぎるか、スイングにゆがみがあると考えられます。
いわゆるクォータースイングでこの位置に入るはずで、極論すればクォータースイングの切り返し(トップ)が正確性と飛距離の両立を考えたときに正しいトップの位置だと考えられます。(ただし、実際にはクラブと体の慣性によって、長いクラブほど少し動いてしまうはずですが)

このグリップをした上で両手を下から突きだして前に伸ばして下さい。
これも非常に大切な動作です。
両手の上腕と胸でもクラブを支えている感じがすれば、正しい動作になっています。

逆に両手を上から降ろして胸の上に上腕が乗っているグリップは両肩に力が入ってしまい(菱形筋、僧帽筋などの緊張を起こしやすいので)いかり肩のアドレスになりがちです。
これには注意が必要です。
これで、ほとんど手や腕に力感なくクラブを支え、ねじれ感もなければ、「スクエア アドレス」のグリップ第一段階の完成です。

この後、スクエアアドレスをセットするときにもう一つ大切なことがあります。
正しいスクエアアドレスができた状態でクラブのライ角より少しハンドダウンのセットした状態で、右手の手首を軽く固定します。
これが、もう一つのポイントになり、スクエアグリップの「隠し味」になります。
インパクトの状態に、より近づき、インパクトのイメージもわいてきます。
右手の拇指球で左拇指をくるんだことと、右手の角度をロッキングしたことで、
インパクトで、芯を外しても当たり負けせず、毎回同じ距離を打ちやすくなります

d0133145_11522337.jpgこのグリップが「骨格で支えるグリップ」です。
握り加減、力加減についてですが、特殊な場合を除いて「あくまでソフトに・・・」グリップしてください。
ソフトにグリップしても、骨格で支えているため、ブランブランの柔なグリップにはなりません。
よけいな手の力、腕の力を抜いて動作ができるという「スクエア スイング」の核でもります。
クラブが左手の延長にある状態が「スクエア」です。身体とグリップにストレスを感じないと思います。
ここからどうアドレスするかは ゴルフ スクエアスイング№3 (スクエアアドレス)へ
一度試してみて下さい。








下二つのグリップはおすすめしません。
左は身体から直角にクラブが生えています。右はトリガーがはずれています。
d0133145_2333077.jpgd0133145_233547.jpg



        



by s-onisi-seikotuin | 2018-05-20 20:52 | スクエアスイング | Comments(6)  

新 スクエアスイング 2 (スクエアアドレス)

d0133145_1814896.jpgd0133145_18143271.jpgd0133145_18145839.jpgd0133145_20283253.jpg

















まずはスクエア アドレスからお話します。
ゴルフでの「骨格で支え、身体の反射を利用して効率的に動く」ための基本です。
両手でクラブを握りつつ、いかに身体のゆがみを取ってスクエアにアドレスするか・・・です!

一流プロでもいろんな、アドレスをしています。
それなりに結果を出せば、それが「正しいアドレス」になり、そのアドレスからの「経験的な体の使い方」を生み出し、「正しいスイング」となっていきます。

でも、「経験から導きだされたアドレス、スイング」は「経験者 その人のもの」であって、理論上共通のものではないということです。
また、一般的に教えられる「セオリー」や数々の「ゴルフ理論」も一流プロのスイング解説であったり、やはり「経験」がベースになっているものがほとんどです。
誰かに教えるための「メソッド中心」だったり、「ノウハウ」がメインにならざるを得ないです。

人間の骨格上、こうした方がゴルフスイングで最も効率がよくなり、そのためにこのアドレスをした方が「ベター」だということを集約したものが
「スクエア アドレス」「スクエア スイング」で、その視点からゴルフのアドレスやスイングを解説したものはないと思います。

例えば、股関節から前傾姿勢を取った方が体を揺らさずにスイングできるのですが、「それはなぜ?」を解説したゴルフ理論はありません。
人間の骨格上、これだから・・・という説明です。
もう少し言うなら、股関節から前傾していなければ、どういうスイングになってしまうのかを説明し、どちらがスイングとして有利なのかを解説してほしかったです。

もちろん、人間一人、体型は違います。手の長さ、足の長さ、がに股、内股、猫背、反り腰、日本人、東洋人、欧米人、アフリカ系等々。
筋肉量、柔軟性、年齢による個体差も考慮しなくてはいけません。
ゴルフのスイングもトッププロからアマチュアまで千差万別のフォームやスイングリズムがあって当たり前です。
人間の体の持つ遊びの範囲まで含めると、たとえ同じアドレスを取って、同じようにスイングしてもらっても同じものにはならないと思います。

でも、股関節や肩関節、背骨や胸郭の構造や役割は人間に共通するものです。
スポーツや武術などに共通する効率の良い姿勢や動きはそれらを考えに入れていないと成立しません。
多くの人間に共通する体の構造とスイングのための効率を考え「こうした方がよりベター」を積み重ねていったときに、導き出されるアドレス(姿勢)やスイングの動きが「スクエア アドレス」と「スクエア スイング」です。


「スクエア アドレス」 

クラブをどのように持てば、骨格上スクエアで、再現性が高く、体のゆがみを排除し、アドレスできるのか?

①クラブの持ち方
背中と腰を壁などにつけてクラブがほぼ背中に対して直角になるようにセットします。クラブは右手が上にセットされるので両手でグリップしたときに左手の方向にクラブが伸びていて正解です。d0133145_9121498.jpg背中は正面から見て左右の高さもほぼスクエア(平行)です。ターゲットに対しても背中(肩のライン)と腰は壁につけた状態ですから、スクエアにセットされています。(写真上左)

両掌を合わせてグリップするのなら、右手と左手の長さは同じになるのが骨格上スクエアですが
ゴルフでは左手がグリップエンド側、右手がクラブヘッド側にありますから、両腕でできる三角形は「正三角形」ではなく「直角三角形」に近くなるはずです。これが骨格上、スクエアな状態であるというのが理解していただけると思います。
この時のグリップについては、またあとで説明していきます。


②股関節から前傾

その状態のまま、股関節から身体を前傾(お辞儀)させていきます。両肩のラインも腰のラインも正面から見ても横から見てもターゲットに対してスクエアのままになります。(写真上右)
クラブヘッドはボールの位置より右側(打球線上後方)にあるはずです。

この動作を省いていきなりボールに向かってアドレスを取るから、いろいろなアドレスが生まれてしまいます。
アドレスで肩が開いてしまったり、よく言う「Y字アドレス」になったりします。
それでも、何球も練習すれば、スイングできるんですよ。青木プロのようにすごい選手になった人もいます。
でも、骨格上、より「ベター」なアドレスではないということです。




③ボールの位置までクラブと体をどうセットしていくか?

頭をその位置から動かさないで両肩、腰、膝のラインのスクエアを保ったままでボールのある位置まで左(打ち出す方向)に平行移動しますこれがスクエアアドレスです。(写真下左)
右肩、右腰は少し下がり、腰と両足のラインは左に移動
しています。左の股関節が入った状態(骨盤前傾)で軸は斜めに、体重は、少し左に移動しています。
両肩、腰、膝のラインはスクエアで頭と両足の中心を通る軸が斜めになる、やや左重心のアドレスの完成です。ただし、スイング自体は左一軸ではありません
スタック&チルトとの違いは、頭と両肩の位置(スクエアアドレスでは右肩はやや下がります)と姿勢、スクエア感などでしょうか?細かいところはもっとあるのですが、とてもすべてを説明できません。

④インパクト

ちなみに写真下右がインパクトなんですが、インパクトとスキャプラプレーン」などで説明してきたとおりです
インパクトでの右肩から上腕の位置がスキャプラプレーンに乗っていることが、スイングの効率の良さを表します。

これを見ていただくとインパクトとアドレスが非常に近いということがお解かりいただけると思います。

アドレスとインパクトの形が近いということは、スイングの再現性が高くなり、いろいろな応用もしやすくなります。
ドロー、フェードの打ち分けの時も、ボールの位置や打ち出し方向に体を向けるという単純作業で済みます。

また、ボールをセットした位置でインパクトをイメージしてやれば、いろいろなライ(傾斜地)でもスイングしやすくなります。
つまり、いろいろなボールに対してこの方法でアドレスしてやればスクエア感を意識できるだけでなく、いろいろなライに対応できる非常に実戦的なアドレスに変化していくのです

ここまでは「形」の説明でした。
実際には「形」だけを真似ても、ここでどこに力が入っていて、どこの力を抜いているかが理解できていないと「形」であって、生きた「型」にはなりません
同時にどのような身体の持っている生体反射や姿勢反射も使い、どのように動いていくのかも理解していただかないと動けないかと思います
「スキャプラプレーン」や「股関節」のお話、「いろいろなスポーツに共通する運動動作」もひとつの大切な要素です。
それが、このスクエアアドレス、スクエアスイングの核心部分なんです。
これを説明するのは非常に大変な作業です。
以前、レッスンプロにお話しましたが、残念ながら「理解」まではしていただけなかったです




by s-onisi-seikotuin | 2018-05-04 20:37 | スクエアスイング | Comments(2)  

新 スクエアスイング 1 スクエアアドレス

昨年。60歳になり、多くの方と同じように、飛距離が落ちる悩みが深刻になってきました。
月例競技で、フルバックから回ることにつらさを感じるようになっていたのです。

ところが、最近、ある簡単な筋トレと、ストレッチを始めて2か月になりますが、ドライバーの飛距離が20ヤードくらい伸びました

まだまだこれから、伸びそうな感じなので、もう少し様子を見てから、公開したいと思っています。

けがをされたり、体の不調でゴルフをやめられる方も多いと思います。
うちの治療所にも、私の所属するクラブからだけでなく、非常に多くのゴルファーが来られますが、皆さん、体を治されては、ゴルフに復帰されています。
年齢をわすれてゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

2018年 3月24日の日本経済新聞に「ゴルフで認知症予防」の記事が載っていました。
「国立長寿医療センター」の研究で
ゴルフが高齢者の認知機能を向上させるという研究結果が発表されました。
「ゴルフ教室」の参加者は単語記憶能力が6.8%、倫理的記憶能力が11.2%向上し、「健康教室」を受けた人には変化がなかったそうです。
ゴルフというスポーツが健康に与える好影響を再確認できました。


私の考えた「ゴルフ スクエアスイング」を初めてブログにのせて、約6年になります。
この間にすこしマイナーチェンジはありましたが、基本的な考え方は変わっていません。
人間の骨格上の理由から、効率の良いゴルフスイングとアドレス、体の使い方を考えたのが「スクエアスイング」 「スクエアアドレス」です。

ゴルフだけではなく、多くのスポーツに共通する「姿勢」や「体の使い方」から考えたものなので、「なぜそうするのか?」の理由が説明できます。

一般のゴルファーの方には理解しにくいことがたくさんあると思いますが、ゴルフのレッスンをされる方にはぜひ知っていただきたい内容です。

これを知れば、必ず上手になる?
上達が早くなる?

私自身はそう思っていますが、これだけは、実践される方の理解力や、やる気が関わってくることです。
あきらめず、コツコツと理解してもらい、アドレスやスイングを地道に学んでいただいた方には「なるほど!」と思っていただける内容だと思います。

また、このブログで少しずつ公開していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

まずは2012年のブログから
ゴルフ スクエアスイング №1(骨格で支える)です。
https://unndou.exblog.jp/16922627/


by s-onisi-seikotuin | 2018-04-30 22:55 | スクエアスイング | Comments(0)  

ボディ アウェアネス(body awearness)

最近、ゴルフでの飛距離が伸びてきました。
ドライバーでプラス10~20Y、アイアンで1クラブ分以上伸びています。

クラブをチェンジ(アイアンはカーボンシャフトに)したこと。
スイングとアドレスは基本的に変えていませんが、スイングイメージに若干の変更を加えたこと。
2年間の筋トレと柔軟性向上トレーニングの成果が出てきたこと。
これらが一気に相乗効果として現れてきたようです。

パターイップスが治ったこともあり、今年は自分自身に期待しています1

以前の投稿で「ゴルフ解剖学」に書いたことですが・・・

★ゴルファーはクラブやレッスン書に時間を注ぐ一方で「自身の肉体」の改善努力を怠っている。
★飛距離や正確性を高めることに興味を持っているが、それを高価なクラブやボールに求めている。

など、私も含めて耳の痛いことが書かれています。

特に飛距離を伸ばすには、ストレッチと効果的な筋トレが、お金もかからず手っ取り早い方法なんですよね。

・・・地味なトレーニングを続けていくことで、この年齢になっても成長できることを実感しました

様々なゴルフ理論(私のスクエア理論も含めて)がありますが、それを実行出来る基本的な身体のスキルを上げる必要もあります
特に身体の柔軟性がないと、「アドレスやテイクバックの時点でギブアップ」というようなことが起こってしまいます。
プロ選手は簡単に身体を使っているように見えますが、「一般の人の柔軟性や筋力とはランクが違う」という現実を知らないと、その「謎」が解けないでしょうね。

「ボディ アウェアネス body awearness」と、パワーの伝達に関わる「キネティックチェーン」についても書かれていますが、この二つはゴルフスイングにとって非常に大切な要素であり、ゴルフのレベルの差に直接つながるものだと思います。

その時に書いていたのが・・・

「ボディ アウェアネス」
body awearness
・・・(身体感覚、身体への気づき)と訳されていますが、その瞬間、瞬間における空間での身体の位置を感じ取る能力のことです。
単なるバランス感覚だけではなく、スイングを通じてゴルフクラブの位置を感覚的につかむ能力が必要だということです。(瞬間的な身体の修正能力にも関わる)
d0133145_21232458.jpg
たとえば、傾斜地でのスイングでは練習の時と違って身体のバランスやクラブの位置が微妙に違います。ラウンドを通じて、基本、ティーショットを除いて同じライはない訳です。
その時々の状況に合わせて、クラブを正確にスイングするのに「ボディ アウェアネス」の能力が大切です。
また、どんな人でも(プロも含めて)毎回、すべて同じリズムで同じスイングをする事は不可能です。
その時々(1回1回)のスイングに合わせて、力加減や身体の各部分を微調整してスイングする能力もこれに含まれると思います。(普段の練習も含む)

「ボディ アウェアネス」のトレーニング自体も必要ですが、練習時間の少ない我々は、普段の練習から変則的なライを想像してボールを打つことも合わせて必要です。(基本スイングの応用)
フラットなライの練習場で、同じターゲットに向かって打つだけでなく
①右や左のターゲットをねらったり
極端なオープンスタンスやクローズスタンス、左足下がり左足上がりを想定して打つ
高い球、低い球、ドロー、フェード、フック、スライスを打ち分ける
など実戦的な練習がトレーニングになる
ということです。
きれいなスイングも大事ですが、「すごみのあるスイング」「より実戦的なスイング」を身につけることが上達の秘訣です。

この練習方法も続けています。

今年は、いろんな意味で「反撃」の年にしたいと思っています。

by s-onisi-seikotuin | 2017-05-28 21:59 | スクエアスイング | Comments(4)  

パターイップスからの脱出 クロウグリップ



d0133145_18301748.jpg

この一年半の長い間、パターイップスに悩まされてきました。
ある競技で50センチを2回はずしたのがきっかけです。
まさか、こんなに長引くとは思っていませんでした。(まるで五十肩を治療しないでいるみたい)

5Mのバーディーパットから4パットなんてのはざらで、1M以内が残ると心臓がバクバクして、まったく入る気が起こりませんでした。
自宅や練習場での練習パットは問題なくはいるのですが、競技になると豹変してしまいます。
これが「イップス」とうすうすは感じていました.

認めてしまうとよけいにだめになると思い、決して口に出さなかったのですが、最終的には、同伴者からの同情の目も感じるようになり、しかたなく「イップス」だと宣言しました。
1ラウンド中に3~6パットは損をするようになり、当然スコアも下降しました。
もともと、ゴルフを始めたときからショートパットは苦手でした。
それをクロスハンドにして「私の得意はパター」といえるようになったのですが、パターから崩れていくゴルフに逆戻りです。
いろいろな練習も、本番では通用せず!
結局、「メンタル」なのかと思い始めたある時に、「クロウグリップ」を思いつきました。
ただ、そのときは「私のオリジナルパットスタイル」と思っていましたが、ある時にアメリカツアーで「セルヒオ ガルシア」「J.ローズ」も同じグリップをしているのをみて、みんなもやっていることを知りました。
ほかにも「アダム・スコット」「フィル・ミケルソン」も同じグリップです。
やはり、多くの人がパターで悩んでいることを再確認です。

左手はフェース面に合わせ人差し指を伸ばして「フェース管理」
右手は人差し指、中指と親指で軽くグリップ
ストロークは当然ショルダーで行います。

このグリップで右手の「パンチ」が入らなくなり、ショートパットはもちろん、ミドル、ロングパットもスムーズにストロークできる様になりました。
距離感をもう少し練習すれば、今まで以上にパターに自信がつくようになると思います。

いろいろ悩んだ末に「新しい武器」を手に入れることができました。
このグリップにして4回ラウンドしましたが、イップスは出なくなりました。

イップスは多分「精神的」なものが悪循環を生み、悪化していくものですが、それを上回る「技術」を見つけたときに克服できるのだと確信した次第です。

改めて、ゴルフのおもしろさと難しさを知りました。

ショットも、アドレスの再チェックと集中力のアップで、過去最高の状態になったと思っています。

今から「反撃」の時が始まります!


by s-onisi-seikotuin | 2017-04-02 20:20 | スクエアスイング | Comments(0)  

スクエアアドレス パター編  再考

この1年間、認めたくはなかったのですが、「パターイップス」寸前から、この3ヶ月は深刻な「パターイップス」に陥ったことを認めざるを得なくなりました。

月例から、先日のクラチャン、そして今日のラウンドでも克服できませんでした。

1ラウンドで3~4回は30センチから1メートルのパットをはずしてしまいます。

当然、スコアにはならず、ストレスのたまることこの上ない状態です。

なってみて感じるのは、自宅や、パッティンググリーンではふつうに打てるのにプレッシャーのかかった本番では体や手が固まってしまってスイング軌道や強弱、フェースのコントロールすらできなくなるというものです。
プロのようにそれで賞金が変わってくる訳でもなく、趣味であるにもかかわらず・・・なのが怖い!


しかし、2日前、以前に自分で書いたブログを読み返してみて、やっと光明が見えてきました。

知らず知らずのうちに「手打ち」になっていたように思います。

今日も7Mから5パットというひどい状態もありましたが、少しずつ変化しているのを感じます。

以前の好調時には得意クラブはと聞かれて、必ず「パター」ですと答えていたものです。

反省を込めて今一度以前のブログを再アップすることにしました。

年内には「パターが得意です」といえるようにがんばるつもりです!



前回の復習です。パターイップス へ
僧帽筋などが緊張した姿勢が多い→大事な場面でスムーズな肩の回転が出来ない
       ↓
長尺パター・クロスハンドの使用で改善
       ↓
骨格で構える → 体幹の筋(大きな面積、単純な動き、不器用)で動くためスムーズな動き
で誤差の少ない回転が可能。
       ↓
普通のパターでも骨格で構えれば解決

「パターに型なし」という言葉があります。自分の構えたいように構えて打つのでいいと思いますが、悩んだ時には一度試して下さい。(悩んでいる人は沢山いると思います)
では・・・

スクエアアドレス パター編
パターはスイングと違って誰でも簡単に出来そうですが、難しい技術を必要とします。
ゲームメイクの上でも重要で、パターの上達だけでもスコアは飛躍的に良くなります。
(週末にしか練習出来ない私も、パターはできるだけ毎日練習しています)

股関節から体を倒しパターのシャフトと体幹が垂直になるようにセットする。
右手上腕をスキャプラプレーン上近くにセットする。(体幹を使ってストロークするため)      
「右手で打つ」が基本。左手の甲は打球方向に向くようにセットする。
 (左手は力を抜いて添える感じでセットし、テイクバックの始動で使用)
右上腕と体幹が固定されたままスイング。
⑤クロスハンド、順手どちらでも可。
基本はオープンスタンス(順手)。ターゲットにスクエアなスタンスも可。(打ちやすく、力の入らない方で)
⑦パターのグリップもスクエアグリップに近くなり(肘を曲げている分同じではない)、左手の甲を折らない事。若干ハンドファーストで正解。 (パターのロフト分くらい)

順手でオープンは、よく「お先にパット」で無意識にやっていることが多いとおもいます。
スクエアアドレスのアプローチ編で解説した通りですが、肩もオープンになっています。
両手でグリップしつつ、右手を軸にスイングすることを考えた時に、オープンで構えるのが、身体と両手のストレスを最も軽くし、筋肉で支えにくい姿勢になると思います。
オープンの度合いは10~30度くらいでストロークしやすい位置
スクエアアドレス アプローチ へ
スクエアアドレス№2 へ

インパクト前後10㎝くらいはスクエアで、基本イントゥインのラインのスイングになります。
さすがに肩がオープンのため右足くらいにボールをセットしないと引っかけやすくなるので、それには注意して下さい。カップやラインを見やすくなり、距離感を出すのにも優れたアドレスだと思います。
「常識」「基本」はスクエアスタンスで「つま先のラインに沿ってスイングする」ですが、練習量が少ないアマチュアには、距離感やスイングのなめらかさを出すには難しいアドレスです。
一度、順手の方はオープンスタンスを試してみて下さい
また、順手でスクエアスタンスは「筋肉で支える形」でなければ可です。

クロスハンドの時には、左手でスイングの始動をし、右手でストロークする動きが基本です。(順手も同じですが、より強調されます)
そのため、アドレスの時、身体のストレスが少ないので、スタンスはオープンでもスクエアでもどちらでも可です。
昔、アメリカのツアーで右手1本でパッティングしている選手がいました。
パターに悩んでいた私は、それを真似てクロスハンドに移行しました。
コツは「右手、右サイドが主役」「左手は方向とスイングのブレを押さえる」事になります。
タイガーウッズもパター練習では必ず右手1本での練習を欠かさないと言います。

タイガーウッズ、パッテイング練習
https://youtu.be/Hw5iERQwtAM?t=13
https://youtu.be/Hw5iERQwtAM


パターも「左手、左サイド」で始動し「右手、右サイド」でインパクトです。・・・これはスイングでも同じです。(後日、ちゃんと説明します)

★例えパターのような小さなストロークでも肩を含めた体幹を動かす限り、膝、股関節の動きを止める事は不可能です。つまり、そこを止めてストロークするのは不自然ということ。
だから、「股関節からの前傾姿勢」で膝、股関節を効率よく動かす必要があります。
d0133145_1692157.jpgd0133145_16115723.jpg








 上二つが順手でオープン   
d0133145_16152642.jpgd0133145_16154711.jpg








 クロスハンド上左はオープンスタンス      上右はクロスハンド、スクエアスタンス
d0133145_1618440.jpgd0133145_16182279.jpg







 

上左は順手でスクエア
東大阪 おおにし整骨院
東大阪 おおにし整骨院ホームページ へ


         

コメント頂いた かずくんのホームページ へ

by s-onisi-seikotuin | 2016-09-25 21:34 | スクエアスイング | Comments(8)  

インパクト

d0133145_18315721.jpgd0133145_18321045.jpg左上下のインパクトの画像を見て、違いがわかる人は、かなりゴルフや運動動作に精通した人です。
日本の有名なゴルフインストラクターでも、インパクトのイメージが海外の選手とは違うのがわかります。
上は、日本のトッププロ、石川遼、池田勇太、丸山秀樹、藤田寛之等々のインパクト

下は、海外のトッププロ、タイガーウッズ、マキロイ、ファウラー、アダムスコット等々のインパクト

松山秀樹は上から下へと変身中といったところでしょうか。

まず、上の画像では左腰が回転しすぎているのが見えます。
腰が体の前傾に逆らって地面に平行に近く回転しています。
左腕もハンドレイトになり、左腰よりも左膝が大きく流れているのがわかります。
右足のかかとが浮き、実際のスイングでは左足外側に体重が乗ってしまい、フィニッシュでめくれてしまうのが想像できます。

下の画像では左股関節は内旋しているため、上の画像ほど左に回転していません。
腰は体の前傾に逆らわず、股関節の動きに合わせて動きます。
左腕はややハンドファーストになり、左膝は上に動作されるため左に流れていません。
右足のかかとはあまり浮かず、外旋方向に動いています。

フィニッシュでも左踵はめくれないで、上に伸びる動きをしていきます。

スイングメカニックさんは上を「回転型スイング」下を「捻転型スイング」と表現されています。
「日本型」「海外型」と言ってもいいほど、はっきりと色分けされます。
その解析はいずれ発表されるスイングメカニックさんに任せるとして・・・

「スクエアスイング」は下の「捻転型スイング」になります。

「スクエアアドレス」を取り、「モリを突く動作」のように、左肩を下げ、左膝を曲げるテイクバックからトップ、インパクトへと動くと、下のイメージに近いインパクトイメージになると思います。

スイングで最も大切な事は、いかにインパクトで正確にかつ、最大のパワーを加速しながらボールに伝えるかにつきます。
「スクエアアドレス」はインパクトを非常に意識した姿勢です。
スクエアアドレスから、クラブヘッドを壁などに押しつけ、頭を動かさず身体全体で力を加えるとインパクトの状態が再現されます
このインパクト姿勢を取りたい為にアドレスがあったと言っても過言ではありません。

また、トップが必要以上に大きくなってしまうと、インパクト付近でクラブをアジャストするのが非常に難しくなってしまいます。
トリガーグリップとアドレスで取った手首の角度をできるだけ崩さずに、テイクバックからトップに持っていくことは練習をする必要があります。

インパクトのイメージを強く持ってアドレスを取り集中すること。
時には、実際にインパクトの位置まで体を動かし、確認してから実際のスイングをしてみる。
(特にややこしい傾斜やライからスイングする場合など)
キャリー15Yのアプローチまではテイクバックで右わきを体から動かさずにスイング出来るので、徹底して練習し、その基本動作を覚えること。

d0133145_19545071.jpgd0133145_1955729.jpg













理論は理論、やはり練習しないと会得することはできません。



インパクトで要求されること 

①インパクトではクラブは加速状態にある。
②体幹の回旋を脚腰のパワー(股関節動作)で生み出している。
③身体自身の重心移動エネルギーが生かされている。
④視力を確保するため頭が動きにくい状態である。中心軸とヘッドステイバックの確保。
⑤傷害の起こりにくいポジションに身体がある。
⑥タイミングのズレが起こりにくい姿勢である。(確率性、正確性)
⑦ねらった所にボールがいくか?(ターゲット意識)

こんなことを考えたら、上と下のインパクトがどちらが条件に当てはまるかわかりますね。

この二つのスイングの違いとメカニズムに選手やインストラクターが気づかない限り、日本人のメジャー制覇は、今のところ松山秀樹プロに頼らざるを得ないでしょうね。


一体いつになったら、「捻転型スイング」が日本の主流になっていくのでしょうか?

ちょっとため息が出てしまいます。

筋骨格系の治療でも・・・・ですね。

by s-onisi-seikotuin | 2016-05-15 20:01 | スクエアスイング | Comments(6)  

スイングメカニックさんのゴルフ理論

久しぶりのブログ更新ですが・・・

整骨院院長のブログと称しながら、ゴルフネタが多くて、いろんな人に冷やかされています。

スクエアスイングという自分で考えたスイングの解説だけでなくスポーツに関わる解説もアップしています。

スクエアスイングというのは、練習量の少ない一般の人から、競技ゴルフをしている人までを対象に考えたスイングです。
人間の体の仕組みから考えたゴルフスイングで、体の効率が最大限に生かされる、再現性の高いスイング動作を目指しています。



練習場で見る一般アマチュアの方は当然ですが、レッスンプロ、トーナメントプロを含めてレッスンされる話は「経験」からくる理論やアドバイスがほとんどです。

ゴルフ雑誌でも、こちらのページと別のページで正反対のアドバイスが載っていることもざらにあります。

なんでこんな事が起こっているのか?という疑問がゴルフを始めたころの私の悩みでした。

いろんなレッスン本を読みあさり、正解を探していましたが、今の仕事に関わることで、機能解剖学、生理学等、体の仕組みがわかり一気に視界が開けました。

まだ完全ではありませんが、少しずつ正解に近づきつつある途上だと思っています。



先日、私のブログに興味をもたれた「スイングメカニック」さんという方(多分治療家です)が、自分で考えられたゴルフスイング理論を私の元に送って下さいました。

「スイングメカニック」さんも私と同じ目線で考えられたゴルフ理論なんですが、今まで読んだ全てのゴルフ理論書のなかで最高の内容でした。

私の考えていた事と似た内容ですが、考察の緻密さでは遙かに私より上でした。


このスイングメカニックさんの理論をなんとか世に送り出して、一般の方はもちろんのこと、レッスンを生業にしているプロに読んで頂きたいと思います。

日本のゴルフレッスン、ゴルフ理論が根底から変わっていくことになるかも知れませんよ。


スイングメカニックさん、貴重な資料を有り難うございました!



スイングメカニックさんのコメント

「限られた時間と少ない練習量で良いスイングを維持する方法はないものか?それがスイングのメカニズムを徹底研究しようと大胆な思いに至った動機です。

私の研究成果はまだ道半ばですが、一応ある程度まで検証できたかなぁーと思えるところまできています。先生からご了承いただいた「モリをつく動作」も「上肢の動作」の中で活用させていただいています。

近日中に先生の整骨院へ資料を送付させていただきますので、お時間あるときにご査収くださいますようお願い申し上げます。」

おおにし整骨院ホームページ(新) へ
コメント頂いた かずくんさんのブログ へ




















by s-onisi-seikotuin | 2015-11-03 22:12 | スクエアスイング | Comments(0)  

スイングリズム

「ファシアの性質(Elasticity 弾力性)を考慮したエクササイズの重要性!」

というイギリス在住の倉野先生が書かれたブログがあります。
いつも、治療の基本ベースになるお話で勉強させてもらっていますが、スポーツと関わる今回のお話も非常に参考になりました。

スポーツにおける筋肉とファシアの関係について述べられていますが、つまるところ、練習することの意味は「体(小脳)に最適のリズムを覚えさせる事」なんでは・・・と考えさせられました。

「姿勢をつかさどるインナーの筋群」を使ってアドレスからインパクトまで誘導し、同時に「アウターの筋群」を使ってインパクトでクラブの最大加速を得るようにスイングする。
その時に、様々な体の反射を利用し「効率と正確さ」を得るのがスクエアスイングの趣旨です。

しかし、ここで「インナーの筋肉」「アウターの筋肉」と言っている部分を「腱を中心としたファシア層と筋群」に置き換える必要がありそうです。

主働筋を動かしているつもりでも、実際には拮抗筋にも力は伝わります。
また、「ファシアの弾力性」を利用して効率的な運動動作をしていることもわかりました。
「テンセグリティ」の考えも姿勢維持や反射に関わっていると考えられます
「腱を中心としたファシア層と筋群の弾力性」を生かせる最高のインパクトのタイミングを探す。

ここに注目!ですね。


ゴルフは地面に止まっているボールを打つという一見簡単そうなスポーツですが、実際にやってみると非常に難しい運動であることがわかります。
トラック一杯のボールを打たないとコースに出てはいけないなどと昔は言われたものです。

私も週末になると、180~240球のボールを打たないと今のレベルをキープできませんし、もっと上達するためには、それ以上・・・という強迫観念めいたものもあります。

実際になにを練習しているのかを考えると(もちろんレベルの差はありますが)

「自分の体力の最高パワー」で
「最高レベルの正確さ」をもって


最高のインパクトができるタイミングを合わせるためにたくさんのボールを打って確認する作業を行っているわけです。

一番力の伝わるタイミングでボールを捕らえられたのか?
ドローがでたのか?
フェードがでたのか?
ダフらずにターゲットに対して正確に打てたのか?
自分の意図した力は意図した通りにボールに伝わったのか?  等々です。

ちなみに、イチ、ニ、のサン・・イチ、ニ、サン・・・などの単純なリズムの事を言っているのではありませんよ。

単筋運動ではなく、複合した筋群とファシアを順序よく動かしてキネティックチェーンを引き起こし、インパクトでクラブの最高加速を得ると同時にターゲットに対して、クラブのフェースとスイング軌道を合わせていくスイングリズムが求められるということです。
しかも、各クラブごとに正確にできなければいけません。

クラブによってシャフトが違う。
シャフトは同じでも、長さが違う。
クラブの特性を、体や小脳が、手に持ったクラブの感触や素振りでほとんど無意識にタイミングが取れる位にまで反応しないと実戦ではミスをしてしまいます。
プロですら、打つ前に素振りをするのは、そのタイミングを探っているからでしょう。

また、クラブを買い換えた時に起こる違和感もそれを表しています。

クラブの長さやシャフトの性格も違うし、ボールのライもその時々で違う。
コースは景色やワナの数々でタイミングやアライメントを狂わせようと手ぐすねを引いている状況。
その上にスコアや同伴競技者の視線もあり、精神的にも揺らされる。

その時々で、インパクトのタイミング(スイングリズム)をあわせていく事がいかに難しいかを考えるとよくわかります。
上級者になると、高い球、低い球、曲げる球、距離の打ち分け等々、ますますインパクトのタイミング(スイングリズム)を合わせるための困難が待ち受けています。

日頃、平らな練習マットの上で、同じターゲットに向けてたくさんのボールを打ち続けていてもインパクトのタイミングを合わせるのは難しいのですが、
コースでは、数倍複雑な状況なうえに、一球しか打つことができないという事実がゴルフの本当の難しさなんですね。
だから、シンプルなスイングが必要ということです。

なんと難しい運動動作をしているのか、なんと沢山の練習をしないといけないのか を考えると、初心者は物怖じするかもしれません。
(でもゴルフでは初心者は初心者なりの、腕前に応じた楽しさがあるので心配はいりませんが)

「その時々に合った、インパクトのためのベストなスイングリズムを無意識化するために練習している」・・・が深い意味を持ちます。


PS・・100M走では100Mベストでを走りきるための体のリズム(マラソンも含め)を求めているのでしょうし、
相手がいるスポーツでは、相手のリズムを消して、自分の最高のリズムを求める・・・になるのでしょうね。
野球のピッチャーとバッター、ボクシング等の格闘技、団体としての競技リズムでもそうです。











おおにし整骨院ホームページ(新) へ

コメント頂いた かずくんさんのブログ

by s-onisi-seikotuin | 2015-04-12 23:06 | スクエアスイング | Comments(4)  

スクエアスイングの始動

d0133145_20414592.jpgスクエアスイングは左サイドに運動軸のあるスイングですが、右サイドのパワーがなければマックスの力は発揮出来ません
アドレスから、テイクバックの初動は「左膝を曲げる」「左肩を下げる」です。
左足裏を地面に固定して左膝を曲げると、股関節が動き出すと同時に右膝が伸びるように動きます
左の股関節は前に、右の股関節は後ろに動かすことで、右膝もスエーせずに動かすことが出来ます。
同時に股関節の右回旋が行われ、その上にある体幹も右回旋することで、インパクトで使いたい筋肉群が伸張されていくわけです。

左肩を下げる事で右肩が上がります。三次元で見てみると、骨盤から上の脊柱が右回旋すると共に、肩甲骨も動き、これもインパクトで必要な筋群が伸張されていきます
この初動作が上手く機能して、トップまで持っていければ、スクエアスイングの重要な部分はうまくいったと考えていいでしょう。但し・・・特にアウターの筋群に力を入れないで行うことが前提です。形だけ真似てもだめで、使いたい筋群がそれぞれの役目で活躍することが必要です。
アドレスからトップ、インパクトまでの姿勢やバランスを維持する筋群が働き、インパクトまでに使いたいパワー系の筋群が伸張されていくという動きがなされることでスイングの成否が決まります

これは、以前のブログからの抜粋ですが・・・

追加注意点があるのでご説明をします。

右手のトリガーグリップとリンクしますが、
アドレスから、テイクバックの初動の「左膝を曲げる」「左肩を下げる」にもう一つの秘密があります。

その動作と同時に右手の「トリガーグリップ」を意識してテイクバック

・・・平たく言うと・・・「右手の親指と人差し指に少し力を入れて」右サイドを意識してテイクバック
です。

あまり器用な右指を意識しすぎると、肝心の大きな体幹の動きが意識できなくなると考え、あえて言わなかった事です。

右サイドのパワーがスイングで重要なのですが、テイクバックで左サイドを意識しすぎると、右サイドが消えてしまいテイクバック自体が小さくなります

右手を意識してテイクバックすることで、テイクバック時の右サイドが大きくなり、軸を動かさない中での最大のトップの位置が確保できると言うわけです。

「左サイドを消す」「右サイドで動く」の基本が「トリガーグリップの親指と人差し指による始動」から生まれてくるということになります。

大きな体幹の動きも大切ですが、それを動かすきっかけに、小さな、そして敏感な手指が絡んでくるという事も大切な要素です。

前回のスクエアスイング トリガーグリップの重要性でお話した内容は・・・

人差し指と親指で作るトリガー部分がゆるんでいると

①テイクバックでのストレッチ不足
②トップオブスイングでのルーズさ(シャフトクロスなどを含む)
③インパクト付近でのコッキングがはずれる→ダフリの原因
④ハンドファーストインパクトでの右への押し出し


等々の良くない動きの原因になってしまいます。


スクエアグリップからスクエアアドレスをして、テイクバックを始めます。
頭をその位置に保ったまま、「左膝を曲げ、左肩を下げるテイクバック」をしていくと自然に左肘が伸び、右肘が曲がり、グリップも自然にコッキングされていきます。

スクエアスイングのアプローチの様に右手の平を意識してやると、右手の平は左肩を横切る左上腕上に沿って手のひらも上を向きます。(出前持ちスタイル)

このテイクバックの時に「トリガー」部分を意識してみて下さい。
極端に言うと「右手のトリガーグリップ」で「モリを突く動作」の様に右半身をテイクバックするような感じになります。
左サイドは「左膝を曲げ、左肩を下げるテイクバック」
右サイドは「右手のトリガーグリップでモリを突く動作」

になります。
(この動作を同時に意識するのは難しいので練習が必要です)


という事でリンクしていく話になります。














おおにし整骨院ホームページ へ
コメント頂いた かずくんさんのブログ

by s-onisi-seikotuin | 2015-03-29 20:03 | スクエアスイング | Comments(6)