スクエアアドレス パター編 再考
2016年 09月 25日
月例から、先日のクラチャン、そして今日のラウンドでも克服できませんでした。
1ラウンドで3~4回は30センチから1メートルのパットをはずしてしまいます。
当然、スコアにはならず、ストレスのたまることこの上ない状態です。
なってみて感じるのは、自宅や、パッティンググリーンではふつうに打てるのにプレッシャーのかかった本番では体や手が固まってしまってスイング軌道や強弱、フェースのコントロールすらできなくなるというものです。
プロのようにそれで賞金が変わってくる訳でもなく、趣味であるにもかかわらず・・・なのが怖い!
しかし、2日前、以前に自分で書いたブログを読み返してみて、やっと光明が見えてきました。
知らず知らずのうちに「手打ち」になっていたように思います。
今日も7Mから5パットというひどい状態もありましたが、少しずつ変化しているのを感じます。
以前の好調時には得意クラブはと聞かれて、必ず「パター」ですと答えていたものです。
反省を込めて今一度以前のブログを再アップすることにしました。
年内には「パターが得意です」といえるようにがんばるつもりです!
前回の復習です。パターイップス へ
僧帽筋などが緊張した姿勢が多い→大事な場面でスムーズな肩の回転が出来ない
↓
長尺パター・クロスハンドの使用で改善
↓
骨格で構える → 体幹の筋(大きな面積、単純な動き、不器用)で動くためスムーズな動き
で誤差の少ない回転が可能。
↓
普通のパターでも骨格で構えれば解決
「パターに型なし」という言葉があります。自分の構えたいように構えて打つのでいいと思いますが、悩んだ時には一度試して下さい。(悩んでいる人は沢山いると思います)
では・・・
スクエアアドレス パター編
パターはスイングと違って誰でも簡単に出来そうですが、難しい技術を必要とします。
ゲームメイクの上でも重要で、パターの上達だけでもスコアは飛躍的に良くなります。
(週末にしか練習出来ない私も、パターはできるだけ毎日練習しています)
①股関節から体を倒しパターのシャフトと体幹が垂直になるようにセットする。
②右手上腕をスキャプラプレーン上近くにセットする。(体幹を使ってストロークするため)
③「右手で打つ」が基本。左手の甲は打球方向に向くようにセットする。
(左手は力を抜いて添える感じでセットし、テイクバックの始動で使用)
④右上腕と体幹が固定されたままスイング。
⑤クロスハンド、順手どちらでも可。
⑥基本はオープンスタンス(順手)。ターゲットにスクエアなスタンスも可。(打ちやすく、力の入らない方で)
⑦パターのグリップもスクエアグリップに近くなり(肘を曲げている分同じではない)、左手の甲を折らない事。若干ハンドファーストで正解。 (パターのロフト分くらい)
★順手でオープンは、よく「お先にパット」で無意識にやっていることが多いとおもいます。
スクエアアドレスのアプローチ編で解説した通りですが、肩もオープンになっています。
両手でグリップしつつ、右手を軸にスイングすることを考えた時に、オープンで構えるのが、身体と両手のストレスを最も軽くし、筋肉で支えにくい姿勢になると思います。
オープンの度合いは10~30度くらいでストロークしやすい位置。
スクエアアドレス アプローチ へ
スクエアアドレス№2 へ
インパクト前後10㎝くらいはスクエアで、基本イントゥインのラインのスイングになります。
さすがに肩がオープンのため右足くらいにボールをセットしないと引っかけやすくなるので、それには注意して下さい。カップやラインを見やすくなり、距離感を出すのにも優れたアドレスだと思います。
「常識」「基本」はスクエアスタンスで「つま先のラインに沿ってスイングする」ですが、練習量が少ないアマチュアには、距離感やスイングのなめらかさを出すには難しいアドレスです。
一度、順手の方はオープンスタンスを試してみて下さい。
また、順手でスクエアスタンスは「筋肉で支える形」でなければ可です。
★クロスハンドの時には、左手でスイングの始動をし、右手でストロークする動きが基本です。(順手も同じですが、より強調されます)
そのため、アドレスの時、身体のストレスが少ないので、スタンスはオープンでもスクエアでもどちらでも可です。
昔、アメリカのツアーで右手1本でパッティングしている選手がいました。
パターに悩んでいた私は、それを真似てクロスハンドに移行しました。
コツは「右手、右サイドが主役」「左手は方向とスイングのブレを押さえる」事になります。
タイガーウッズもパター練習では必ず右手1本での練習を欠かさないと言います。
タイガーウッズ、パッテイング練習
https://youtu.be/Hw5iERQwtAM?t=13
https://youtu.be/Hw5iERQwtAM
パターも「左手、左サイド」で始動し「右手、右サイド」でインパクトです。・・・これはスイングでも同じです。(後日、ちゃんと説明します)
★例えパターのような小さなストロークでも肩を含めた体幹を動かす限り、膝、股関節の動きを止める事は不可能です。つまり、そこを止めてストロークするのは不自然ということ。
だから、「股関節からの前傾姿勢」で膝、股関節を効率よく動かす必要があります。


上二つが順手でオープン


クロスハンド上左はオープンスタンス 上右はクロスハンド、スクエアスタンス


上左は順手でスクエア
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▲ by s-onisi-seikotuin | 2016-09-25 21:34 | スクエアスイング | Comments(8)